先月、グラベルロードを購入しました。
購入してからはもっぱら通勤に使用するだけだったのですが、この日は天気も良かったので少し長い距離を走ってきました。結果的には約100kmをのんびり走った形となります。
準備
準備といっても「今日天気いいな!どこか行くか!」と突発的に行こうと思っただけなので、特にロングライド用の準備はしていません。
行動食とか本当は必要なんだろうけど、山中に行くわけではないのでそこかしこにコンビニがあります。補給はそこでする予定でした。
持っていったもの
私は「できるだけ荷物は少なく」がモットーなので、自転車で遠出するとなると持っていくものをさらに削らなくてはなりません。
自分の力で全てのものを運ぶ形になると考えれば、そういう意味では登山と似たような感じかも。
装備は以下のように決めました。
- 小型リュック:中に一眼レフ、モバイルバッテリー、タオル、チェーンロック、ウインドブレーカー(不使用)
- ボトル×1:中身は水
上記を見ると分かる通り、パンクへの対応が一切できません。
替えのチューブやタイヤレバーは買ったものの、携帯ポンプやCO2ボンベを買っていないので出先でパンクしたら終了です。普通のロードバイクよりもかなり太いタイヤを履いているので大丈夫じゃん!と思って買ってませんでした。
いずれ買いたいと思います(一度痛い目をみないと学習しないパターン)
行く場所
なんとなく海沿いを走りたい気分だったので観音寺市に行くことにしました。
観音寺へは海沿いを走るルートと内陸を走るルートがあって、同じ道を走っても面白くないので行きは前者、帰りは後者を走ることにしました。
ナビのたぐいは使用しませんでした。看板で十分。一分一秒を争う走行ではないので全く急ぎません。
観音寺到着
この日は天気が良く、さらに気温も高いので絶好の行楽日和といえました。
自転車での移動中に撮影を行うのは難しい…。走行中はもちろん撮影なんてできないので、信号などで停まったときなどに限られます。
しかし、カメラはリュックの中にあるのでサッと取り出すことができません。デジカメなど小さいものならポケットに突っ込んでおけるのですが…。これについてはちょっと対策を考える必要があります。
道の駅ことひき
道中はすべてカットして、写真は観音寺の道の駅「ことひき」に到着したところから始まります。
行きの走行のことを少し書くと、特に風も強くなく気温もちょうどよかったので障害となる要素がありませんでした。海外沿いを走ったので高低差もそこまでといったところ。
ビンディングの着脱は多少は慣れましたが、突発的に横から車が来たりした時に両足を一度に外せるようにしないといけません。
中にはゆゆゆのパネルがあります。
これらのパネルに描いてある場所も、いずれは自転車で行ってみたいです。
伊吹島はフェリーでないと行けないけど、それ以外なら体力次第で行けそう。
有明浜
有明浜は道の駅ことひきから200mくらい行ったところにある、約2kmにわたって白い砂浜が続く遠浅の海岸です。
夕陽スポットとして有名なので、今度行くとしたら夕方頃に訪れたいところ。
サイクルグローブも買いました。装着前と後とでは腕に伝わる振動の強さが全然違います。
タイヤが太いので多少の凸凹道でも構わず走れるのが強みです。
観音寺散策
観音寺市街を自転車でぶらつきました。
三架橋。
ここも夕暮れの景色が美しいと聞いています。
観音寺駅。かなり小さな駅ですがタクシーはいっぱい停まっています。なんでだろう。
今まで観音寺駅を利用したことがないので内部の様子もわかりません…。
お昼はうどん
お昼はうどん屋「つるや」さんでうどんを食べることにしました。ここはゆゆゆで「かめや」という名前で登場したお店です。
- 営業時間: 10:00~20:00 日曜営業
- 定休日: 火曜日
つるやのお店外観はこんな感じ。お店は観音寺駅から1kmほどの場所にあるので、レンタルサイクルか車で来るのがよさそうです。
訪れたのがちょうど12頃だったので大混雑でした。
訪れているのは近所の人が多いようです。
体を動かしたばかりなのでカロリーが足らん…ということで肉ぶっかけ大(¥520)にしました。ボリュームたっぷり!冷たいつゆが熱くなった体に染み込んでいきます。
注文方法は、配膳にきたおばちゃんに伝えればOKです。逆に、声をかけられないとずっと座ったまま時が過ぎるので注意。
店内が混雑してたのでおばちゃん達はかなり忙しそうでした。聞いただけで注文を全部覚えているのがすごい。
なお、お会計は自己申告制となります。レジで食べたものをおばちゃんに伝えて清算なので初めて訪れた方は驚くかもしれません。
道の駅とよはまへ
お昼を食べ終わった時点で、時刻は12時30分。
ここで帰っても良かったのですが、せっかくなので道の駅「とよはま」まで足を伸ばすことにしました。観音寺市街からは12kmほど行った海岸沿いにあります。
グラベルロードで走るときは車道の脇を通るようにしていて、田舎の車道は平坦ではなくかなり凸凹しています。
ひどいところだと軽く陥没してたりします。場合によっては歩道の路面の方が平坦で綺麗だったりするので適宜使い分ける必要があります。
というわけで到着。海沿いだからか向かい風が強く、少し焦りました。
休日ということもあり、駐車場は車でいっぱい。
バイクでツーリングしている人も多いです。もちろんロードバイクで来ている人も見かけました。
観音寺の宿もいつか泊まってみたいです。
中にある食堂は行列ができるほど混雑してました。
地元の新鮮なお魚を使ったお刺身や丼などが食べられるのだとか。
春から夏は瀬戸内の島々をのんびり走る予定。
ロードバイクスタンド。サドルを引っ掛けるだけで自転車が固定できます(初めて使った)
帰りも行きと同じようにのんびり走り、夕方の渋滞前に家に着くことができました。天気の方は最初から最後まで晴れ。GPSで確認すると自転車の走行距離が100kmとなっていました。初めてのロングライドとしてはまずまず。
反省点
初のロングライドを終えて、いくつか今後に活かす必要がある点が見つかりました。
バッグ類
今回は荷物のほとんどをリュックに入れ背負って走行した結果、帰宅してから肩こりがひどいことに気が付きました。そんなに重いものは入っていないのに。
やはり荷物は基本的にサドルバッグやフレームバッグに入れて走るのが体への負担軽減になるようです。ただ、バッグ類は確かに魅力的ではありますが、バッグ類の容量はあくまで入れるもの次第なので、「バッグを買ってから入れるものを決める」というのは順序が逆です。
一日走るだけなら着替えも少ないのでサドルバッグだけで十分かな。
フレームバッグはサドルバッグと比較して重心近くに取り付けるので安定しそうなものの、ペダリング時に脚にあたる可能性があります。幅が小さいものを選ばないといけません。
サドルバッグについては、自転車でテント泊をしようとすると必ず必要になるのでは?と思っているので早めに購入する予定です。
カメラの取扱い
一眼レフをどう持ち運ぶかが自分にとって大きな問題になっています。
リュックは最終的に持っていかないようになると思っていて、そうなると一眼を入れる場所がありません。サドルバッグに入れることも考えましたが、走行時の振動で壊れたりしないか?と不安です。
パンクへの対処
これについては、パンクを修理するよりもチューブを交換したほうが手間がかからないと聞いたので、チューブ交換用の道具を常に持ち運ぶことにします。具体的には予備チューブ、CO2ボンベ、タイヤレバーです。
ツールケースを買ってその中にまとめて入れるのが良さそう。
初のロングライドは事故にも合わず安全に終えることができました。いずれ行うテント泊ライドのためにも、もっと体力をつけて行動範囲を広げたいです。