TADA車集まれ!とは
TADA集まれ!とは自転車工房エコーが主催する自転車イベントのことで、今回で開催2回目になります。それぞれ個性的なTADA車を見て楽しもうという集まりで、試乗会ではありません。
先月、ついに念願のTADA車オーナーになれたということで私も今回参加させていただきました。
今回なんとスタッフとして起用していただいたため、エコーには前日入りとなります。
普段どおりの新三田駅から走るルートは自走感が薄かったため、今回は新大阪駅で輪行解除して猪名川経由でエコーまで自走しました。
準備の空き時間を利用して、北宇治号のコラムカットとスペーサー交換作業をしていただきました。
交換したスペーサーは、黄前久美子/久石奏が使用している金メッキのユーフォニアム YAMAHA YEP-621に合わせた金色です。作中に登場する「ゴールド金賞」という単語にも合わせました。
シルバーのヘッドパーツ&ステムの中にワンポイントとしてゴールドを入れることで、また違った印象を受けます。
その後はにゃんこ達と戯れて1日が終了。ねこは癒やし。
当日
楽しい1日が始まる。
イベントそのものは10時から受付開始で、我々はテントやサイクルラックの搬入や場所取りのため7:30に小野公園に向かいます。
あくまで自転車のイベントのため、テントは2つのみ。片方が受付用、もう一つがお弁当や飲み物の配布用です。
サイクルラックについては普段エコーに置いてあるもの以外に、今回新しく2台制作されたとのこと。
イベント開始時間が近づくにつれ、参加者の方が続々と現着してきました。
こんなに多くの自転車が一堂に会する経験は個人的にも初めてですが、さらにこれらのうちほとんどがオーダーフレーム車という、なかなかお目にかかれないレアなイベント。
徐々に参加者が集まってくる。
TADA車自慢会
今回のTADA車集まれのスケジュールは以下のようになります。
- 10:00 受付開始
- 11:00 写真撮影
- 12:00 ランチボックス配布
- 13:00 くじ交換
- 15:00 解散
イベントそのものは15時までで、その間に記念撮影や昼食があります。
これらのイベント内容の合間に行われたのが、自分のTADA車の自慢会。要は他の参加者に向けて、愛車について語ってもらうというものですが、これが非常に面白い。
今回オーナーの方々にご紹介いただいたTADA車を一度にご覧ください。
一つとして同じ自転車がないのが本当に素晴らしいと思う。
どのオーナーも自分の愛車にかけた思いを存分に語ってくださり、特に色については思わず「あの色だ!」と唸ってしまうような素敵なカラーリングばかり。
フレームだけでなくコンポやハンドルも含めての自転車としての統一感を随所に感じることができる、そんな自転車が集まっていました。
それは「こだわり」という言葉で終わってしまうものではなく、なんというか、皆さん自転車が好きなんだなというのを強く感じます。
この自慢会はそんな感動、感心、そして笑いありと、こういう自転車好きの集まりの醍醐味ともいえるような面白さがあり、改めて唯さんが作り上げる「TADA車」の輪の広さを実感できました。
その後は参加者同士での交流や、記念撮影が行われました。
上の写真は青色系統のTADA車を並べて撮影をするというもの。写真の通り青色系統のカラーリングは非常に多いものの、やはり並べてみると一目瞭然。同じ色はありません。
ほんの僅かに色が違ってるんですねぇ…。すごい。
各オーナーが好きな青色というのは当然人によって異なる。自分が好きな色のフレームが欲しい!となったときに既成品の色の中から選ぶのではなく、好きな色そのものにするという選択。
自由度が高いオーダーフレームだからこそできる芸当だ。
ランチボックスはご覧の通り美味しいのが約束されたサンドイッチ。
これが非常にウマーで、たくさんのTADA車に囲まれての昼食は最高の一言でした。
楽しい時間はあっという間で、気がつけば解散時間の15時に。
名残惜しい気持ちに包まれながら参加者の方々とお別れすることになりました。
イベントを企画された唯さん、それに今回参加された皆様、お疲れさまでした。
多くの方々とお話することができ、非常に楽しい時間を過ごすことができました。これからもTADA車という交流の場がどんどん広がっていくことを願っています。
あと、オーダーフレームに興味があるんだけどな…という方へ。あれこれ悩む前に、まずはエコーに行ってみることをおすすめします。自分の思い描く理想の自転車を形にすることができますよ!