TAMAISM

旅の記録とか、舞台訪問とか。(旧 OFFTAMA)

【うだつのあがる町並み】美濃市街をぶらぶら歩いてきた (@岐阜県美濃市)

久しぶりに徒歩で町並みを散策してきました。

【訪問日:2020年4月5日】

美濃市へ

今回の舞台は岐阜県・美濃市です。

こちらに引っ越してきてから全国各地に遠征しすぎた結果、逆に今住んでいる中部地方の訪問があまりに少なく、すぐ近くに素晴らしいスポットがあるのにも関わらず訪れたことがない、という状況になっています。結論から言うと今回の散策は、それを直に認識することになりました。

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近場で良さげな場所があるのならこれに越したことはなく、気分を落ち着かせたいときに手軽に訪問できるのでとても便利になります。

というわけで早速散策開始。

美濃駅

まず最初に訪れたのは、名鉄美濃町線の旧美濃駅です。

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美濃市には現在長良川鉄道越美南線が走っていますが、1999年までは名鉄美濃町線という路線が走っており、この駅舎はその当時のものを保存したものになります。当駅から新岐阜駅(現・名鉄岐阜駅)までの運行をしていたとのことですが、今では駅舎・プラットホーム及び線路の一部が残っているだけです。

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個人的に、こういう廃線跡には非常に惹かれるものがあります。

ほとんどは線路の一部とか、すでに線路すら撤去されて存在していないものの、地形が線路の跡だったりしてかろうじて分かるレベルの場合が多いのですが、このようにしっかり保存されているのは当時の様子が分かりやすくて良いですね。駅舎(木造)も列車も自分好みの造りで、かつ使用感が随所に感じられる点が特に好きになりました。

うだつのあがる町並み

お次は美濃市街の中心部、通称「うだつのあがる町並み」を散策します。

「うだつ」とは、屋根の両端を一段高くして火災の類焼を防ぐために造られた防火壁のことで、美濃市は江戸時代の商人の町として栄えたため、この「うだつ」が多く残っています。

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うだつは一番下の写真が分かりやすいですね。

この周辺の町並みには、江戸~明治時代にかけて造られた商家が軒を連ね、古いたたずまいを見せています。古い町並みもこれまた個人的に好きなジャンルでして、東京とかの近代的過ぎる町並みは正直息が詰まります。木造の家屋や土蔵が立ち並ぶ風景の方が、心が休まるので良さげ。

美濃市中心部周辺にはカフェなど一休みするお店も多いので、まさに散策するにはうってつけの町並みだと思います。高山や郡上、そしてここ美濃と、比較的近所に自分の好みの町並みが揃っているというのはとても嬉しいですね。

小坂酒造

そんな素敵な雰囲気が漂う「うだつのあがる町並み」の一角にあるのが、この小坂酒造

www.kuramoto-kosaka.com

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通りに面した入り口を入ったすぐのところに日本酒の販売所があり、そこからひたすら奥に空間が広がるという、いわゆる鰻の寝床の造りになっています。お店全体が「小坂家住宅」として国の重要文化財に指定されており、店内の古風な雰囲気に浸っているだけでも落ち着きます。

※もちろん今回は日本酒(大吟醸)を購入し、実はそれを現在進行系で飲みながら記事書いてたりします。

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日本酒がズラッと並んでいる光景って、どうしてこんなにも心が踊るんでしょうかね。

こんなハチャメチャに美味い日本酒を買える場所が近所にあることが分かったので、今後は割と手軽に日本酒調達できそうですな。

花見

日本酒を買ったあとは近くにある食堂で昼食(安い+美味い)を食べ、町並みの北側にある長良川沿いの桜を堪能しに行きました。

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話は変わるんですが、いつもライドのときにメインで使ってるのが28-300mmの望遠レンズなので、自然とズームレンズの構図で写真を撮影する癖がついています。本当は単焦点を状況に応じて切り替えるのが、解像度とか構図とかの面で最適だと分かってはいるのですが…。

まあ、割とお手軽に撮れるのがズームレンズの何よりの強みなので、今後も自転車/旅行問わずこのスタイルでいくと思います。

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当初、美濃市街は比較的コンパクトにまとまった町の印象を受けましたが、古い町並みをはじめとして、ちょっと足を伸ばすだけで長良川に行けるし、散策するにはほんといい町だと感じました。

いつもは郡上や高山に自走で向かう際の通過町としてしか認識してなかったものの、こうなるとじっくり訪問してなかったことが悔やまれるレベルです。自転車でも徒歩でも十分すぎるほど見どころが多い。

今回は昼間の訪問でしたが、夕方~夜の時間帯の散策も日中とはまた違う印象を受けるだろうし、ぜひやってみたいです。

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長良川沿いの満開の桜を思う存分満喫したところで、今回の散策は終了。

おわりに

自分が住んでいるところのすぐ近所にこんな素敵な町があるというのはある意味で幸せなことで、ちょっと気分転換に訪れるにはぴったりです。これからもちょくちょく訪問することになりそう。