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旅の記録、宿泊先や行程とか

【旅行】一泊二日で飯坂温泉に泊まって山寺に上ってきた

世間は梅雨らしい

今年の梅雨も昨年に引き続いて長引くようで、しかも梅雨明けの後の夏はめちゃくちゃ暑くなるというニュースがありました。

春から夏へと切り替わっていくこの時期は個人的に一番嫌いで、ジメジメとした湿度と妙に高い気温がコンボで襲ってきてつらい。さらに厄介なので天気の悪さで、曇りや雨ばかりなので気が滅入ります。梅雨なんて存在しなかったらいいのに。

ただ、ちょっと前までは梅雨にしては天気がいい日が全国的に続いていて、それは個人的に予想外だったので助かりました。今週も山形県周辺は雨の心配がそれほどないということで、例によってFDAに乗って旅をしていきます。

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山形空港からリムジンバスで山形駅へ

サクッと山形空港へ到着して、そのままバスに乗って山形駅へと移動。

今回の旅の行程をざっくりというと、福島県の飯坂温泉に宿泊する以外には全く決めていません。予約についても、飯坂温泉のほりえや旅館をネットで予約しただけ。無計画にもほどがある。

さらに、今回の旅では自分では珍しくロードバイクを同伴していません。飛行機の時間が中途半端なので少なくとも土曜日は走る時間がないし、日曜日は曇り予報だったのでテンションが上がらなかったので除外しました。

というか、これからの季節はロードバイクで走るには気温が高すぎる。単純に屋外に行くことが億劫になってくるのに、最高気温が38℃とか40℃とか、そんな中を走ろうとはちょっと思わない。

夏場の自分は例年の傾向からするとロードバイクよりも登山に移行しているので、今年もおそらくそうなると思います。どちらかというと公共交通機関やレンタカーを活用して、アウトドアや宿泊を楽しんでいきたい。

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山形駅に到着

話を戻すと、移動時間的に今日はもう投宿するだけとなります。

明日の予定も明日考えればいいやということで深く考えず、今日は飯坂温泉を最大限に満喫する方向で脳内会議が終了。こういういきあたりばったりな行程も、たまには悪くない。

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山形新幹線で福島に向かい、そこから乗り換えて飯坂温泉へ

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新幹線を使ったとはいえ、山形から福島、さらに飯坂温泉と電車を乗り継ぐのはなんか疲れました。ただ乗っているだけなので肉体的な疲労は皆無なんですが、適度な運動すらない移動があまりにも久しぶりすぎたのかもしれない。

飯坂温泉での滞在記録は、別記事でまとめています。

山寺へ

さて、飯坂温泉に宿泊した翌日。

今日の帰りに乗ることになる飛行機の時間まではだいぶありますが、かといって自由な時間はそれほど多くない。福島から山形まで移動する行程も考えないといけないし、さらに山形空港への移動手段も加味しなければなりません。

山形空港は駅には直結しておらず、ロードバイクがない今の状態では往路と同じようにリムジンバスを利用するのが便利です。駅から歩いて向かうにはちょっと遠いので、まあ大人しくバスで移動するのがいいかなと。そうなるとバスの時間までには山形駅に着いてないといけないことになり、さらに散策時間が減ってしまう。あと今日は雨は降らないものの、それほど優れた天気ではないという予報もあって、それほど気が乗りませんでした。

しかし、現地に行ってみないと分からないということもある。ただ暇をつぶして過ごすには長い時間だし、もし行ってみて天気が悪ければ、それはそれで諦めがつくのではないだろうか。

というわけで、山形県の山寺(立石寺)に行ってみることにしました。

そういえば、今朝まで滞在していた飯坂温泉もそうだし、これから向かうことになる山寺も松尾芭蕉の「おくのほそ道」に登場している場所なんですよね。意図せずして過去の俳人と同じ場所を訪問していることになって、これもなにかの縁かもしれない。

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山形駅で電車に乗り換えて、体感的にはすぐに山寺駅に到着。

ていうか、思いっきり晴れとるやないかい。曇り予報とはなんだったのかレベルで晴れ間が見えていて、思い切って行動してみてよかった。

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思いがけない快晴に安堵しつつ、帰りの電車の時間を考えると散策時間としては1.2時間ほどしかないので早速上っていきます。

立石寺はその名の通り寺院なのですが、「山寺」の通称の通り敷地の大部分は山の中にあります。てっぺんまで上る階段の段数は1000段ほどもあって、ここに参拝するにはちょっとした登山をする必要がありました。

しかし、ここにただ上るだけという作業的な要素は皆無で、不思議な形をした岩などがあちこちに点在しています。なので、頂上(五大堂)からの眺めだけに留まらず、上っている最中の景色も飽きることがない。そういう理由もあって、数字としては確かに1000段なのですが、結構すぐに上れてしまうんじゃないかなと思います。

今回は訪れませんでしたが、山全体が修行と信仰の場になっているので、一般的な観光コース以外にも道が通っているみたいでした。特に、立石寺の東側にある「垂水遺跡」が有名です。

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上っていく

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ひたすら上っていく

ちなみに、この石段。

上っていくにつれて煩悩が消滅していくありがたい仕様になっているらしく、頂上まで到着した暁には晴れて清らかな身になっているそうです。煩悩まみれの自分であっても適用されるんだろうか。

石段は確かにずっと続いていってますが、適度にカーブが設けてあるのでそれほど疲れません。

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しかし、石段の古めかしい感じがまた良い。

取ってつけたような階段っぽい様相ではなく、山の斜面にある石に沿って石段が通っているので、狭いところもあれば広いところもある。もともと修業の場として有名だったそうだし、信仰的な意味でも人の手を過度に山に加えるのは避けているのかもしれません。

こういう風に、「遠目から見れば自然しか見えないんだけど、近くにいくと文明の痕跡が感じられる」みたいな風景には惹かれるものがあります。

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山寺の写真でよく見る開山堂と納経堂

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視界が開け、人工的な建物が多く登場する

そして、気がつけば山寺における最も有名な場所に到着。麓の眺めが一望できる場所に建てられている開山堂と、その隣りにあるのが納経堂です。

麓の駅からだと獲得標高は160mほどで、山の中腹とはいえ高度感があります。最初1000段という数字を聞いたときは時間が足りなくなることを危惧していましたが、結局15分ほどでここまで歩いてこれました。

開山堂周辺には色々建物がありますが、物資はやっぱり麓から徒歩で運搬しているのでしょうか。それだと結構大変なような。

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五大堂

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五大堂からの眺め

そして、開山堂の脇道を進んだところにある五大堂からの眺めがこちらです。

ここまでの疲労が報われる絶景が目の前に広がっていて、達成感を得られるという点ではこれ以上のシチュエーションはない。天気についてはちょっと雲が出てきたものの、相変わらずの晴れ模様が持続してくれているのがありがたいです。

ここまで上ってきて空が鉛色だったら気分が沈んでしまうところだったし、逆に天気が微妙なときはまたの機会にするほうがいいかもしれませんね。

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奥の院に参拝

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その後は、開山堂から更に上ったところにある奥の院を参拝してから下山しました。

頂上にいるときはあまり気にならなかったけど、この日は風が強くて天気の移り変わりが激しかったようです。さっきまでは青空が見えていたにも関わらず途端に雲が覆ってきて、自分が電車に乗るタイミングだと完全に曇り空になってました。

逆を言うと、私が山寺の参拝を終えるまでに天気を保たせてくれた。今回の旅で山形や福島、それに山寺を訪れたことがうまくハマってくれて嬉しいし、やっぱり予想外の出来事が起きるとなんだかんだで印象に残る。

そんなわけで、今回の旅はこれで終了。

最近はあまり休みをとれていないので、ここいらでちょっと連休にしてまた旅をやっていきたいところです。7月になれば梅雨も終わっているはずなので、行き先の選択肢としてはかなり多い。今は計画を練ることに集中しようかな。