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旅の記録、宿泊先や行程とか

【十和田湖~奥入瀬渓流~八戸市街】ロードバイクで夏の十和田湖周辺を走ってきた

梅雨が明けたので

やっと梅雨が明けたということで、本格的に暑くなってロードバイクシーズンが終了する前に青森県を走ってきました。

目指したのは八甲田山の南に広がる十和田湖と、そこから延びる奥入瀬渓流。この2箇所はずっと前から行ってみたかった場所であるにも関わらず、そのアクセスの難しさから後回しになってしまってました。

青森県を訪問すると言えば平地ばかりで、青森空港からアクセスしやすい弘前以西に限定されてしまっていたのが事実。しかし奥入瀬渓流の見頃といえばやはり夏場なので、この時期を逃す手はないです。

梅雨明け+運動不足ということで油断は禁物と考え、今回は特に熱中症対策で余裕のある行程でゆるゆると走っていきます。

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出発地点は秋田県鹿角市にある花輪駅前。色々あってここがスタート地点になり、駅前の旅館で一泊して翌朝出発にしました。

今回泊まったのは「お宿ちとせ」という旅館で、ここがまた値段の割にサービスが行き届いていて非常に満足のいくものでした。和室+布団で寝やすいし、お風呂は広い。洗濯機や乾燥機もあるし、食事に至っては上の写真のとおりボリュームたっぷりです。

これで税込み6600円なのだから、おそらく今後の旅でもお世話になることが予想される。このへんで前泊するかなという軽い認識で探していて発見した宿だったものの、予想以上に大満足できる宿でした。おすすめです。

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さて、翌朝。

いよいよ一ヶ月以上ぶりにロードバイクに乗るわけですが、忘れてはならないのが熱中症の恐ろしさ。例年のパターンを考えると、「梅雨時期にまったく運動しない+暑さに慣れていない+急に運動する」というコンボが梅雨明けのライドで発生してしまい、ほぼ例外なく熱中症の症状が出ています。アホか。

この状況でいきなり100kmとか走ると身体がくたばるのは目に見えているので、今回の宿である蔦温泉旅館からの距離を逆算してスタート視点を花輪駅に決めました。距離としては約70km程度で、獲得標高はそこそこあるけどゆっくり走れば大丈夫でしょう。

旅においては何よりも体調管理が重要なのは間違いないので、夏場のライドは基本抑えめにする方針がいいのかなと思ってます。そもそもロードバイクに乗るような気温じゃないというのもありますが。

そんなこんなで早朝にスタート。気温が完全に上昇する前に十和田湖まで上ってしまいたいところです。

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国道282号から国道103号へ入り、大湯温泉を抜けた先はあまり人気のない道をひたすらに上って発荷峠に到着。

目指す十和田湖は普通に上っていった先に見えるのではなく、カルデラ湖であるために外周部分は峠になっています。つまり、十和田湖に向かうためには一度峠まで上った後、そこから下る必要があるというわけです。このせいで獲得標高200mくらいは余分に上った形になり、何が言いたいのかというとデブった身体にとってはめっちゃ疲れたということ。

ともあれ、目に見える上りはこれで終了。十和田湖から先の行程は比較的平和なので、今回の山場が最初で終わってよかったというところかな。

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発荷峠展望台

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発荷峠展望台からの眺め。天気が良すぎる件。

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夏の山の天気は急変するだけに、この快晴は貴重です

そして、発荷峠の先にある発荷峠展望台からの眺めがこちらです。

十和田湖のスケールの大きさを語る前に、まず天気が最高に良すぎる。この週末は全国的に青空が広がっていて行楽日和だったみたいですが、青森でこんなにいい天気に出会えるなんて正直予想外でした。

湖面は青色、空も青色。十和田湖周辺には森が広がっているので緑色もプラスされるものの、目に入ってくる色のパターンがこれほど少ないのはあまり経験がない。今回青森県を走ることに決めたこと、この時点でもう満足です。

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ちょっとしたダウンヒルを経て湖へ

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十和田湖外周を走る

十和田湖を見下ろす外輪山の稜線上からダウンヒルをし、湖面と同じ標高まで下ってきました。

ここからは奥入瀬渓流を目指し、外周を反時計回りに回って湖の東を目指していきます。湖をぐるっと一周するという案もあったけど、十和田湖の外周は約50kmもあって現状の体力では時間的に無理でした。なので、大人しく南から東へ向かって走っています。

外周の道はほぼ平坦で走りやすく、路肩の舗装がえぐれている箇所が多い以外は支障はない。青森という雪国では道路の舗装が傷んでいる箇所が多く、気を抜くと思いっきり陥没にタイヤが取られそうで気が抜けません。

十和田湖外周の景色

そこから少し東に向かって走ると、休屋という地区があります。

ここは十和田湖観光の拠点となっているようで、遊覧船乗り場や飲食店、それに宿が集中していました。

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時間がまだ早いので店の類いはまだ閉まっている様子です。

普通ならスルーするところですけど、これからの今日の行程を考えるとここくらいしか昼食をとれる場所がないため、ぶらぶらしながら開店時間を待つという方針にしました。特に十和田湖はヒメマスという魚が有名なので、これをぜひ食べてみたい。

まずは休屋の一番奥に位置する十和田神社を参拝してきます。

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十和田神社の入り口

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参拝道には木々が生い茂っている

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全く予備知識無しでなんか神社があるっぽいから寄り道していくか…程度の認識だったものの、これが予想外に素敵な神社でしばらく長居しちゃいました。

森の中にひっそりと建っている十和田神社は、自然のみが存在していると思っていた十和田湖のほとりに人の生活があったことを示しています。神社自体がどれも歴史があるもので、十和田神社は江戸時代には南部藩の霊場として栄えていたとのこと。

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境内はしんと静まり返っており、一種の荘厳な雰囲気すら感じられる。

旅先で神社を参拝するのはこれからもやめられそうにない。

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御前ヶ浜

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その後は十和田神社から十和田湖方面に軽く進んでいくと、森がいきなり開けて湖が登場してきた。

白い波打ち際、湖面の青さ、そして快晴。ここだけ切り取るとまるで海のように思えてきて、「湖」のスケールに収まりきらない広さを感じる。実際、波がたっているので海と間違いそうになりました。

ちなみに、湖の向こうに見えている山々が外輪山です。十和田湖に到達するためにあれを越えてきたというわけで、高さはそんなにありませんが湖とセットで眺めていると達成感がありました。

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休屋地区はほどよく整備されており、特に湖に面した遊歩道は歩いていて気持ちがいいです。

道は木製になっていて歩きやすい上、木陰で休めるような樹木も多い。十和田湖を訪れる人の大部分は湖の穏やかさを目当てにしていると思うけど、景観にあった(若干鄙びた)構成になっているので違和感がありません。

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昼食はヒメマスの親子丼にしました

そんな感じで散策を続けていたら食事処の開店時間になったので、早速昼食を取りました。

内容はというと、この十和田湖のブランドであるヒメマスをふんだんに使用した親子丼

これがまためちゃくちゃに美味しい。味が濃い刺し身とイクラはいずれも冷えており、これに下の白米の温かさが加わった上にだし汁の風味がダブルでやってくる。夏バテってなに?ってくらいに食欲が湧いてきて、あっという間に食べ終えました。

いくら梅雨明けで暑すぎるといっても、美味しいものをいだたく欲望はひとつも減衰していないのが実に自分らしい。実を言うとほんの二日前くらいには「あっ朝食はほんのちょっとで大丈夫です…」という胃の衰弱ぶりだったのに、東北に来てからはバクバク食べまくりですよ。夏は食欲がなくなるとは一体何だったのか。

休屋地区には他にもヒメマスの塩焼きや定食など、ヒメマスを使用した食事が多くの店で楽しめるようになっています。季節に関係なく美味しいのは間違いないので、十和田湖を訪れた際にはヒメマスを食べてみるのがおすすめ。

奥入瀬渓流を目指す

お腹も膨れたことだし、今日の宿までの行程でもう心配する点はない。

早速、今回の旅のメインスポットである奥入瀬渓流を目指して走っていきます。

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キリストの墓!?

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といっても、休屋から奥入瀬渓流の入り口まではほんの9kmほど。アップダウンも少ししかなく、左方向に見える十和田湖の湖畔を横目で見ながら走っていく。

注意点としては、やっぱり奥入瀬渓流目当ての観光客の車で交通量が多かったことくらい。路肩は非常に狭く、あと路面がなかなかにひどいので油断するとタイヤをやられます。しかも森の中を走っていくので木陰に陥没がカモフラージュされていて、サングラスをかけっぱなしだと陥没の発見が少し困難でした。

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子ノ口地区

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さっきまでいた休屋地区へ向かうフェリー

十和田湖から奥入瀬渓流への入口になっているのがこの子ノ口地区で、フェリー乗り場のほか、飲食店もあります。

逆方向(奥入瀬渓流の下流)からやってきた場合はここが最初の休憩スポットになるので、バイクやロードバイク乗りの姿も多少見かけました。

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さっきより割と風が強い

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ここから奥入瀬渓流が始まる

さっき休屋地区で十二分に休憩したのでこっちでは休みませんでしたが、この奥入瀬渓流の始点だけは見ておきたかったので寄り道をしました。

十和田湖の東岸には十和田湖の水が唯一流れ出る奥入瀬川があり、その源流がいま自分が立っているこの場所です。ここから先は北東に約14kmに渡って奥入瀬渓流が延びていて、それを今から走っていこうというわけ。

ここまでも十分に快晴だった上に、この後の行程も晴れが続くことは確認済み。なので、「夏の奥入瀬渓流」を最大限に良い状況下で満喫できるはず。いよいよ楽しみになってきた。

奥入瀬の清水

今自分が到着したのは十和田湖の東端。

湖という見渡す限りの水からはここで距離をおき、一転して躍動感を感じさせる奥入瀬渓流へと突入する。

十和田湖から流れ出る奥入瀬川、その十和田湖畔の子ノ口から焼山までの約14.5kmの区間を奥入瀬渓流といい、言わずもがなですが青森を代表する景勝地として知られています。

標高的にはここからしばらくはずっと下りになり、渓流沿いに気持ちのいいダウンヒルが続く。奥入瀬渓流を走るルートとしては下流から or 上流(十和田湖側)からという2通りあるけど、個人的には後者をおすすめしておきます。

なぜかというと、水の流れと同じ方向に進んでいくので一体感が半端ではないからです。加えて夏の木漏れ日の中をそこそこのスピードに乗って駆け抜けていくことになり、逆方向からの上りでは味わえない爽快感がある。

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具体的に言うと、こんな最高の景色を横目に見ながら走ることができちゃいます。

左右も横も見渡す限りの美しい木々の緑色が占めており、かと思えば緩急に富んだ奥入瀬川の水の流れがそれに彩りを加えている。夏というだけで木々=緑がセットになっていることは頭で考えなくても理解できるものの、まさかここまで息を呑むような綺麗さだとは思っていませんでした。

日光が直にあたっているところ、そうでないところ。日向と影の部分の光の当たり具合でそれらの葉の緑加減が絶妙に変化していき、この中に佇んでいるだけで心が洗われるような感覚になる。

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雄々しい流れを実感できる銚子大滝

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とんでもない水量

しかし、単純に緩やかな流れがずっと続くかと言うとそういうわけではない。

奥入瀬渓流沿いの地形は、火山の影響による堆積物によって迫力のあるものになっており、所々で大きな高低差を生んでいます。それによって随所でが形成されていて、しかもそれらのすぐ目の前にまで行くことが可能。渓流を歩道や車道から眺めるだけというのもいいですが、適度な水しぶきを受けることで全身で奥入瀬を感じられる気がする。

特にこの銚子大滝は本流にある唯一の滝で、かつ奥入瀬渓流最大の大きさを誇っています。落差は約7mもあって、その迫力は見事の一言。川幅が広いせいか滝のボリュームも大きくなっていて見ごたえがありました。

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基本的に渓流沿いには木道が整備されており、歩いて散策できる

ところで、奥入瀬渓流を散策する際の移動手段としては自転車がまさに最適でした。

奥入瀬渓流沿いの車道は路駐禁止と路駐OKの場所が交互に出現する一帯となっていて、どちらかというと路駐禁止のところがほとんどです。なので気になった場所があったとしても気軽に駐車できない上に、そこそこ交通量も多いのでスピードを落として走るのも難しい。

たとえバイクでも車よりはマシ程度で、スペースの取らなさや視野の広さを加味すると自転車による移動が本当に一番です。

常日頃から景色メインの散策なら自転車がもっとも適していると思っている中で、この奥入瀬渓流沿いではそれが顕著に現れていました。

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奥入瀬渓流、ここでは自然の雄大さが実によく感じられる。

交通量の多さによって文明の存在は確かに感じられる一方で、それを補って有り余るほどの山の原風景が360°広がっている。色彩に幅があって動きが少ない木々と、それとは逆に様々な動きや音を楽しませてくれる川の流れ。

川面と車道の高低差もほとんど無かったり、階段を下る必要がある程度に差異があったりと新鮮な風景が目に飛び込んでくる。自然というのものはどの一角を切り取っても同じものがなく、かといって同じところに留まって一点だけを見つめていても飽きることがない。視界の情報だけでなく、音や匂いも合わさって自分が青森の山中にいることをひしひしと感じさせてくれる。

よくリラクゼーション効果とかなんとかで川が流れる音のBGMがあるけど、あれは音だけしかないので風景については自分で想像するしかなくて、ちょっと物足りない部分がある。

でもここでは音以外の要素もダイレクトに自分の中に飛び込んでくるようで、さながら情報過多で頭がパンクしてしまうレベル。魅力的以外のなにものでもない。

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その後は寄り道ばっかりしながら下流へと流れていき、途中にあった滝も見つつ時間は過ぎていった。

滝周辺は登山道のようにごつごつした地形になってますが、ビンディングシューズでも特に困ることはなかったです。それよりも緑×水×苔という組み合わせがとにかく心地よすぎて、つい時間を忘れて先へ先へと進んでしまう。

奥入瀬渓流自体の標高はそこまで高くなくて、夏の気温を考えると暑いのではないか?と最初は思ったけど全くそんなことはなかったです。

確かに森の中は湿気が多く、普通に考えれば暑くて涼むどころではない。でもすぐそばに圧倒的な水量を誇る川が流れているおかげで、状況としては常に身体の表面が冷やされているような感じでした。

回りは鬱蒼とした森になっているおかげで直接的な日光が降ってくることは少なく、たまに木漏れ日にあたって眩しさを感じる程度。夏の訪れる場所としては、奥入瀬渓流は間違いなく快適に過ごせるスポットの一つじゃないかな。

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いつの間にか、川は静かな流れになっていた

思うに、これほど「水の流れ」をじっくりと眺めたことは初めてだと思う。

普段だったら旅先で川に遭遇したとしてもそこまで気に留めることは少ないし、そういうときは決まって移動中なので一箇所にとどまることは少ない。川の大きさとかの規模には多少思いを馳せることはあるかもしれないが、そこまで記憶には残らない。

でも、この奥入瀬渓流はどうだろう。

川の流れ自体が刻々と変化しているのに加え、水だけでなく地形や木々の生え方もまた場所によって千差万別だ。そういうスポットが10数kmにも渡って続いているとなれば、移動中のように忙しなく景色を確認する必要はない。自然と腰を下ろし、目の前の風景に集中したくもなってくる。

そうしてみると、川というものは実にいろんな顔を見せてくれる。岩と岩との間を滑るように流れていく箇所もあれば、比較的平坦な川底をゆっくりと流れていく箇所もある。静と動、流れに緩急がついた水が連続的に動いている様は、いつまでも見ていられるほど気持ちがいい。おそらく太古の人間も暇なときは川を眺めていたと思うし、そういう意味では自分は昔の人と同じ行動を取っていることになる。

青森の自然には、いつも驚かされてばかりだ。

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その後は石ヶ戸休憩所で少し休憩し、そのまま下って奥入瀬渓流館を経由して国道102号へと接続。

川の流れとしてはこのまま東にあるおいらせ町方面へと向かう中で、この日の宿は逆方向にある蔦温泉旅館にとりました。焼山に到着した時点で完全に身体がゴールな雰囲気になってましたが、ここから蔦温泉旅館までの道のりがなかなかの上昇量だったので面食らったのは秘密。

ここから先は完全に八甲田山の"領域"に入ることになる。今回はその入口だけでも感じたいということでここで宿泊をします。なお、蔦温泉旅館の宿泊記録は別記事でまとめました。

翌日は八戸と弘前へ

蔦温泉旅館宿泊から一夜明けた翌朝。

この日はまず八戸に移動して昼食にし、そこから弘前へ移動してちょっとぶらぶらするという相変わらずの無計画プランにしました。実は奥入瀬渓流を走ることができた時点で目的はすでに達成されているので、後の行程はもう時間を気にするようなところはありません。

いつも好き放題に行動できたら良いなと思っている一方で、旅においてはなんらかの目的がないとメリハリがつかないのもまた事実。やることはきっちりやっておいて、その他は気ままに過ごす。この流れで今までも、これからも旅をしていきたいと思っています。

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八戸へ

まずは、蔦温泉旅館から60km程度走って八戸へ。前回の八戸訪問の際にも訪れた館鼻岸壁を横目に見つつ、昼食場所へと移動しました。

昨日に引き続いてあまりにも天気が良すぎて嬉しい。夏の東北ってそれほど晴れないイメージがついてまわってたものの、今回の行程でそれが完全に払拭されました。

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みなと食堂 外観

到着したのは陸奥湊駅近くのみなと食堂というお店です。

実はこのお店、前回の八戸訪問の際に存在だけは知ってました。ここからすぐそこにある新むつ旅館に宿泊し、その翌日に朝市に向かった際に気になっていたお店そのものです。

新むつ旅館の女将さんからも話は伺っていたものの、旅館の朝食をいただいたためにその時は寄ることはありませんでした。

今回は訪問時間帯的には比較的遅く、しかも下り基調とはいえそこそこ走ってきたのでお腹は空腹状態。

有名なみなと食堂で昼食をいただくには申し分ないシチュエーションということで、早速店内に向かいます。

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見た瞬間に優勝を確信できる平目漬丼

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せんべい汁も注文しました

注文したのは、みなと食堂の看板メニューである平目漬丼せんべい汁(南部煎餅を用いた醤油味の汁物)のセット(¥1,350)。

まずはこの見た目のインパクトがでかすぎる。丼の縁まで盛られた白米の上には隙間なく平目の刺し身が並べられており、その上には卵の黄身とわさびがちょこんと乗っている。漬けがしっかり染み込んだ平目と黄身との色彩もよく、もうこれだけで食欲がマックスになってしまう始末。

もちろん味も当然ながら素晴らしく、米の旨さ×平目の旨さ×黄身のワンポイントが掛け算されてもう胃が歓喜のあまり泣き出すレベル。特に平目の刺身の量が多く、同じくらい量が多い白米に対してもまったく引けを取りません。

よく丼ものだと白米ばかり食べすぎてしまって刺し身の量が足りない、ということがたまにあるけどここではそれがない。

あくまで最後まで白米×刺し身という組み合わせを楽しむことができ、口が疲れてきたらせんべい汁の温かさを味わう。せんべい汁の味付けは醤油味ながらあっさりとしており、野菜の多さも加わってとても満足のいくものだった。

この組み合わせはセットで販売されているので特におすすめです。

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新幹線と電車で弘前へ

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残りの時間は、相馬アイスクリーム店でアイスばかり食べてました

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そのままの勢いで八戸から弘前へ移動し、もう何回行っているんだ感が強い相馬アイスクリーム店でアイスを連続で食べて、残りの時間を過ごしました。

飛行機の時間を考えると弘前の滞在時間は1.5時間程度しかなかったけど、それでも弘前で過ごす時間を省くわけにはいかない。特に夏ともなれば胃がアイスを欲しているのは避けられない事実なので、自然とここに足が向かってました。

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そして、夕方の青森空港発の便に乗って帰宅。

最後までいい天気すぎて、逆に不安になるくらい行程がうまくいってくれた。天気がいいタイミングはできるだけ逃さないようにしているけど、今回は自分の予想をはるかに上回るほど何もかも満足のいく旅になってくれたと思ってます。

青森県は訪れるたびに行きたい場所が増えていくし、その都度新しい発見がある。そして、次もまた青森県を訪れたいと思うようになっていく。今回の十和田湖~奥入瀬渓流ライドはまさにそんな感じの時間が過ごせて、また一段と青森が好きになりました。

おしまい。