TAMAISM

旅の記録、宿泊先や行程とか

「Summer Pockets」舞台訪問 男木島灯台キャンプ場に泊まってきた

Summer Pocketsに登場した男木島灯台で一夜を過ごしてきました。

【訪問日:2019年3月16日~17日】

はじめに

2018年6月29日に発売されたKeyの恋愛アドベンチャーゲーム「Summer Pockets」。発売から一年近く経ち、最近ではドラマCDコレクションも発売されています。

来月末にはVISUAL FANBOOKも先行販売されるようで、昨年に引き続き今年の夏も賑やかになりそうです。

私は製品版発売に先駆けてモデルとなった場所の舞台訪問を行ったり、さらには加藤家のモデルとなった「民宿石井商店」さんにも宿泊し、サマポケの雰囲気を十二分に楽しんできました。

特に後者の訪問では、ゲーム中とのあまりの一致度の高さに感動するばかり…。

加藤家はSummer Pocketsの主人公である鷹原羽依里が夏休みの間に居候する家として登場し、さらにストーリー後半のALKA TALEルートではヒロインの一人である鳴瀬しろはと結婚してから二人で住む家となっています。

さて、実は加藤家宿泊記事の後半で男木島・男木島灯台を訪問しているのですが、そこにこんな一文を書きました。

「次回はキャンプ込みで訪問したいです。」

そうなんですよ。当時は7月半ばという猛暑も猛暑日でキャンプなんてとんでもなく、もう少し気温が落ち着いたらキャンプしに来ようと思っていたところ、土日に予定がびっしり入ってしまってなかなか来れずじまいになっている状況でした。

今回は3月でキャンプするにはちょうどいい環境だったため訪問してきました。

というわけで…男木島に行くぞ!

男木島へ

すでに何度も書いている通り、男木島へは高松港から向かうことができます。

所要時間は約40分で料金は往復¥1,200。なお切符は二日間有効ですので、男木島/女木島で一泊してから帰ることができます。

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この時期だけかもしれませんが、フェリーの近くをカモメが飛んでいます。もしかしたらウミネコかもしれんけど多分カモメだと思う。多分。

なかなか見れない光景なだけに、観光客もほとんどが外に出て撮影をしていました。

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カモメばっかり撮っていたらあっという間に男木島に到着。特に女木島を出発してからは本当に早く感じます。

今日は天気もいいので観光客もたくさんいますね。多分ほとんどが猫目当てだと思いますが…(男木島は猫の島としても有名)。

この寒い時期に男木島に訪れるのはティザーPV、それに体験版の舞台訪問時以来なので、木々が青々としていないのは新鮮に感じます。

幕営

午前中は天気が悪かったこともあり、昼のフェリー便に乗ったため、男木島に到着したのは13時前。男木島を散策する前にまずテントだけ張っておくことにしました。

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ひたすら歩いて男木島灯台に到着。

フェリー乗り場から灯台まで歩かれたことのある方なら同意してくれると思うのですが、地味に遠いです。地理的には島の反対側まで歩くことになるわけですから、それほど大きな島ではないとはいえちょっと距離がありますね。

男木島灯台キャンプ場 料金:無料
幕営時間:9:00~16:00
施設:自動販売機、トイレ、水道

男木島灯台キャンプ場はその名の通り男木島灯台に併設されているキャンプ場で、つまり臨海キャンプ場に分類されます。

ただしネットをみてもこのキャンプ場に関する情報が少なく、予約不要と書いているサイトもあれば、予約が要るという情報もあってはっきりしませんでした。そこで直接男木島に電話してみたところ、要予約だそうです。正確に言うとキャンプ場の管理人さんに直接電話をし、名前や訪問予定時間を伝える形です。(高松市男木出張所に電話をすると、管理人さんの携帯に電話してくださいと言われる)

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1枚目の左下にあるのが水道。水は高松から引いているようなので直に飲めるかどうかは個人の判断に委ねるところです。一応生で飲んでみたところ、私は特に問題ありませんでした。

あと、施設としてはトイレとシャワー室っぽいのがあります。ただし後者はそもそも使えるのかどうか不明で、利用可能だったとしても通年かどうかはわかりません。夏場にキャンプをするならシャワーがあるとありがたいところなので、もし真剣に利用を考えている方は男木島に連絡してみてください。なお自動販売機もあるので、ちょっとした飲み物ならここで購入ができます。

注意しておきたいのが、キャンプ場周辺に電灯の類いは一切無いのでランタンなりヘッドライトなりは必須です。2枚目の写真に電灯っぽいのが写っていますが点きません。今回は月明かりが明るかったものの、そうでない日は何も見えないと思います。

一応、灯台の明かりはあるけどね。

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多少の不便さはありますが、ご覧の通りロケーションは最高です。

基本的にテントを張る場所は決まっておらず、どこに張ってもいいのですが、海沿いということで風が強いのでそれを考慮して張る場所を考えるといいと思います。自分は最終的に垣根の陸側に張りました。

砂浜には適当な大きさの石が転がっているので、ペグがなくても最悪なんとかなります。

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今回のキャンプは、最近購入したばかりのSix moon designs Lunar Soloというシェルターの試験運用も兼ねていたため、いつも使っているトレックライズ2ではありません。Lunar Soloは本来バイクパッキング用に購入したものですが、可能なら登山やキャンプにも使っていきたいと思っています。

このシェルターの特徴をざっと挙げると、

  • 軽い (重量約740g)
  • 設営が楽 (およそ2分)

という素晴らしさ。シングルウォールなので結露する、ペグ打ちでしか設営できないなど欠点はあるものの、ちょっとテント泊するくらいなら問題ありません。ペグを打ってセンターポールを立てるだけという簡便さがかなり気に入りました。

ちなみに、Lunar Soloについてのレビュー記事はこちらです▼

男木島散策

さて。

設営が終わったので日没まで男木島を散策することにします。といっても特に目的はなく、ただ島内を歩き回って写真を撮るという単純なもの。

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男木島における建築物は島の南側に集中しており、それもかなり高低差があります。あれこれ回っていると結構疲れるものの、どこからでも海が見えるというコンパクトさが魅力の一つだと思います。もっというと魅力がぎゅっと圧縮されたような島。それが男木島です。

猫たちも(季節によるけど)そこかしこにいるし、フェリー乗り場周辺の雰囲気と合わさっていかにも「瀬戸内海の島」という感じ。

あとおすすめしておきたいのが、島の高台にある豊玉姫神社からの眺め。SNS界隈でも有名になったほど素晴らしい景色を味わうことができますよ。

猫たち

男木島を訪問する上で楽しみなことの一つが、猫ちゃんたちをモフること。今回もしっかり堪能してきました。

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最後の写真の子はすごい格好で寝てるな…。

基本的にお触りOKで向こうから近寄ってくる子が多いので、ひたすらモフるもよし、猫ちゃんの座布団になって動けなくなるもよし。

というか猫が膝の上に乗ってきたときの「すべて赦された」感がすごい。世界はまだ自分を見放していなかったと信じられる。

というわけで、癒やしが必要な方にとっても男木島はおすすめです。

男木島灯台の夜

空に雲が多くなってきたので17時前頃にテントに戻ってきました。

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すでに男木島灯台の観光施設としての営業時間は終了しているため、ここにはもう私一人しかいません。

つまり貸切状態ということ。素敵だね。

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上の方でテントはどこにでも張ってOKと書きましたが、あくまで風が強いこの時期にキャンプをするのなら写真の場所がおすすめ。すぐ横に垣根があるのである程度の風なら防げます。

最初はもっと砂浜の方に張っていたものの、ちょっと不安になったので移動させました。それにしても3時間くらい強風の中で張っていたにも関わらず、テントは飛んだり倒壊したりしていませんでしたね。耐風性能はあるようで安心しました。

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きっかけ

今更ですが、Summer Pocketsにおける男木島灯台の役割について軽く触れたいと思います。

男木島灯台はヒロインの一人である紬・ヴェンダースが住んでいる灯台のモデルとなった場所です。

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このゲームではそのキャラが登場する場所を多く訪れることで、いわゆる√(ルート)に入ります。紬√は「みんな夏休みが終わるといなくなるので、短い夏を全力で駆け抜けよう」っていうのが大まかな目的。

その過程で紬を好きになった人も多いと思います。

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やはりクリアした後でも、うんKeyだなって思えますね。

解説終わり。

気になった方はぜひSummer Pocketsをプレイしてみてください。

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今回はその男木島灯台に泊まることで、普通に訪問するよりは紬ちゃんをもっと感じられるのではないかと思ったのが今回の訪問のきっかけです。

結論から言うと来てよかった。

寂しさを楽しむ

なんか長々と書いてきましたが、今回の目的はここでキャンプをすること。

早速キャンプらしいことをしていきます。

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まずは夕食。

自分はキャンプでそんなに凝ったものを作らないので、今回もささっと済ませました。内容はチキンラーメンにウインナーとわかめを入れたもの。簡単に作れてそこそこ美味しいのがポイント。

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あとは、持ってきたお酒類を少しずつ飲みながら周りの風景を楽しむことにしました。

どこがキャンプらしいんだって話ですが、ソロキャンだとやることがご飯を食べる+お酒を飲むくらいしかありません。これに加えて焚き火をするという案もあるけど、そこまで寒くないので今回は控えました。

グルキャンだと同行者と色々語らいながら…ということができるので、それはそれで楽しいと思います。

でも今回はソロキャンで正解だった。

「自分一人しかいない」「好きな作品の舞台で」「色々思いにふけりながら過ごす」となると、これはもうソロキャンしかないなと。確かに一人だと寂しい思いもありますが、その寂しさが心地いい感じ。

実際、海を眺めながらサマポケのストーリーとかエンディングについて色々思い出しながら酒飲んでると、これ以上ないくらい幸せな気分になれたので、この選択は間違ってなかったと思います。

そして何より、訪れた時期も良かった。

ここは夏場だとそこそこ人が集まるキャンプ場だし、イベントなどで使われることもあるようなので(例:Wordcamp2018)、そういうときに訪れてゆっくりするのは難しいかもしれません。この時期なら利用者は皆無なので、思う存分満喫することができます。

夕焼け

この時間帯になると、目の前を漁船や貨物船といった、多くの船が通過していくのが見えます。多いときには視界内に10隻以上居ることもありました。

色々な種類の船が見られるので全く飽きません。

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瀬戸内海の夕焼けの美しさ。この朱さがたまらない。

昼間の晴れ模様と比べると雲が少々多くなってきたものの、それがかえっていい味を出しています。

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今回、男木島灯台キャンプ場でキャンプしてよかったと思えたことの一つがこれ。

灯台の明かりを間近で感じることができます!

こうして灯台の明かりを見ることなんてそうそうない上に、この灯台の中に紬ちゃんが居ると思うと余計に感動する。

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サマポケのOSTを流しながら夜の海を眺める。

自分以外に人が居ないので音量を気にすることもありません。心ゆくまでサマポケ成分を補給してから寝ました。

翌日

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おはー。

最近は夜明けの時間帯が早いので5時くらいに目が覚めました。寝ている最中には波の音と、あと船のエンジン音だけしか聞こえてこないので熟睡できました。気温については朝方で約5℃と、それほど寒くなかったのが救い。

一夜あけると夢の跡とはよく言ったもので、あれだけ明るかった灯台の明かりもすでに消えています。

二度寝を繰り返してのんびりするつもりだったものの、朝食を食べ終わったあたりで雨がポツポツしはじめたので急いで撤収し、フェリー乗り場へ向かうことに。

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フェリー乗り場ではまたしても猫ちゃんの座布団になって動けなくなるという事態になりました。猫に信頼されている。

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猫ちゃんと戯れていたらフェリーの出発時間になってしまいました。

やはり楽しい時間はあっという間に過ぎ去ってしまって、頭で理解してはいるものの悲しい気持ちになります。

終わりに

民宿石井商店さんに引き続いて、サマポケの舞台となった場所で宿泊してきました。民宿石井商店さんは分類するなら民泊?になるのに対し、こちらはキャンプスタイルでの宿泊となり、趣きや雰囲気、宿泊を通じて感じた思いなども両者で異なるものになりました。もちろん両方とも素晴らしい居心地の良さで、時間が許すなら二泊、三泊と泊まりたいくらい良い場所です。

瀬戸内海の空気を感じに、また折を見て訪れたいと思います。