やっと自転車が直りました!
一ヶ月前、走行中に溝にタイヤがはまって転倒した拍子にディレイラーハンガーが折れるという失態をやらかしました。そこから自転車屋に修理を依頼したはよかったのですが、部品の入荷に時間がかかった影響で先週の終わりまで自転車に全く乗れなくなるという事態に。
久しぶりに通勤で使ってみたら違和感がすごい。完全に自転車の乗り方を忘れている…。
久しぶりに天気も回復したこともあり、そんなわけでリハビリを兼ねて小豆島を軽くポタリングしてきました。今回は「からかい上手の高木さん」の舞台訪問がメインではなく、以前から行ってみたかったお店の訪問をしてきました。
「からかい上手の高木さん」舞台訪問 in 小豆島 - TAMAISM
「からかい上手の高木さん」舞台訪問 ちょっとグラベルロードで小豆島を走ってきた - TAMAISM
エンジェルロードへ
小豆島に到着後、まず向かったのは前回の訪問時、満潮で渡れなかったエンジェルロードです。
ここは平日でもカップルや夫婦で賑わう場所。しかし、まだ時間は午前8時くらいなのでそれほど人はいません。
ただ自分が到着した直後は人が少なかったというだけで、写真撮ってたら次から次へと観光客がやってきました。
高松発の始発フェリーに乗っておいて正解だった。
日本人、特に社会人は休暇を取りにくいためか平日は外国人観光客が多く、休日はその逆になる現象が起きます。
今回も聞こえてくる会話はほとんどが中国語で、たまに日本語が聞こえてきたかと思えば学生っぽい方たちだったり、老夫婦だったり。
なので平日だからそれほど混まないのでは?という考えは最近では当てはまらない事が多いです。今回も想像以上に人が多くて驚きました。
エンジェルロードを後にして次の目的地へ向かいます。
高木さん舞台訪問
次の訪問場所である「こまめ食堂」の開店時間は11時なので、空き時間を利用してエンジェルロードからほど近い舞台を訪問することにしました。
向かった先はおなじみの「鹿島明神社」です。
今日は地域の方々が神社周辺の清掃をされており、「からかい上手の高木さん」関連のお話をすることができました。
中でも驚いたのが「この前は台湾からもファンの方が来てくれたんだよ!」とのこと。ノートにもその人っぽい人がコメントを残されてました。作品のファンなら舞台訪問をするのに距離やお金は関係ないという風潮があって、国境を超えてくるのは素直に尊敬します。
ノートについては前回来たときはまた設置されていなかったはずなので、舞台訪問マップの作成と同時に置かれたようです。
舞台は主に土庄町周辺に集中しているので、土庄港を拠点にすれば訪問も比較的容易に行えます。
鹿島明神社から土庄市街に戻る途中の「土庄鹿島 海水浴場」にも寄りました。
夏場には海水浴客で繁盛するこの場所も、当たり前ですが秋になれば閑散としています。その分、波打ち際に座って海を眺めるには最適です。「海を眺める=物思いに耽る」という図式の通りになってました。
アウトドア用のチェアがあれば、もう少し楽に座れたのですが。キャンプ用に先日買いましたが今日までに届きませんでした。
こまめ食堂訪店
しばらく砂浜で頭空っぽにして海を眺めること15分、いい感じの時間になったので、今回の小豆島訪問の主目的である「こまめ食堂」に向かいます。
土庄港から車で約20分ほど内陸部へ入ったところに、日本の棚田百選にも選ばれている「中山千枚田」という場所があります。その棚田の真ん中にあるのがこまめ食堂。
土庄市街から行く場合はしばらく県道26号線沿いに走り、途中の分岐で県道252号線に入ります。
そこからしばらくはなだらかな道が続き、ラストの1kmくらいが坂道となります。ロードバイクなら大した坂ではないのですが、レンタルサイクルだとちょっと厳しい感じです。
程よく暖かい日差しの中、お店まで気持ちよく走ることができました。
公式HPがお洒落過ぎるのでぜひ見てみてください。お店へのアクセス方法についても詳しく書かれています。
このお店の背景を軽く説明すると、元々は2010年の夏に開幕した『瀬戸内国際芸術祭』のセミ・オフィシャルショップとしてスタートしたそうです。その後、芸術祭閉幕後はプロジェクト解散と共にお店も閉店。有志の方々の手により食堂としてリノベーションされました。
まずはお店の外観から。
こまめ食堂は昭和初期に建てられた精米所の建物を改装してできたお店で、そうは思えないほど明るくてお洒落な雰囲気があります。
お店に到着したのが10時前。開店は11時なので、近くにある元小学校やダムなどを散策。その後再度訪れると開店まで店内で待たせてもらえることになりました。
外には棚田を見渡せるテラス席もあり、ここでしか味わえない景色、空間を楽しむことができます。
机や椅子は、今ではお店の駐車場となっている廃校(元小学校)から持ってきたもの。
棚に並んでいる雑貨類ももともとこのお店にあったものをそのまま飾っているそうです。どことなくノスタルジーな気分になる。
心地よい雰囲気を味わっていたら11時になりました。
今回は看板メニューの「棚田のおにぎり定食」を注文。
後ろに見えている醤油・ポン酢も小豆島で取れたものからできているそうです。何から何まで小豆島づくし。
まずそのボリュームに驚く。昼食にしてはかなり量が多めだと思います。
おにぎり定食はおかずが日替わりとなっており、今日は「鯵と鯛の三杯酢漬け」と「海老と野菜のかき揚げ」がメインでした。さらに店主のご厚意でおにぎりの内、一つは今日取れたばかりの栗を使った栗おにぎりに変更していただきました。
全て小豆島の旬な食材にこだわっており、新鮮素材の旨みをそのまま活かしたご飯となっています。
特に魚が旨すぎて、周囲の雰囲気と相まってとても充実した食事となりました。適度に運動した後だったこともあり余計にご飯が美味しく感じられます。
なお、当初はこのお店のもう一つの看板メニュー「小豆島オリーブ牛バーガー」も一緒に食べようとしていましたが、おにぎり定食だけで十分お腹いっぱいになったので止めておきました。次回のお楽しみですね。
かなりのお気に入りのお店になったので、今後小豆島ライドをするときは必ず寄ることになると思います。
その後は、満腹になったお腹を多少なりとも減らすために土庄町から草壁港まで自走。ちょくちょくアップダウンがあるものの、前回の訪問時よりは楽に走れた気がします。
途中で小豆島オリーブ園に立ち寄って風車を眺めたりもしました。
今回のライドを通じ、天気のいい平日にポタリングする楽しみを知ってしまったので、今後はタイミングを見つけてはどこかへ出かけるかもしれません。
おしまい。
コメント