蔦温泉旅館 ブナの原生林に囲まれた温泉旅館に泊まってきた

今回は青森県の十和田湖から奥入瀬渓流をロードバイクで走る機会があり、その際の宿に決めたのが蔦温泉旅館でした。

もくじ

森の中の温泉

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蔦温泉旅館 外観

青森県はとにかく自然が豊富にあって心が癒やされる場所で、しかもそれらは歴史が浅いようなものではなく、白神山地などのように古くからこの地に根付いているような神秘的な場所ばかりです。青森の町はそういう下地の上に形成されているため、自然と「人と山・森の距離が近い」ような気がする。自然と建物との親和性が高いというか、まるで一体化しているような感じがある。

それだけでも自分が好きな要素なのですが、青森にはなんといっても温泉が多いのが魅力の一つ。今回走った十和田湖から八甲田山の周辺だけでも、酸ヶ湯温泉をはじめとした青森県内でも有名な温泉が点在していて、普通の温泉とは一味違った時間を過ごすことができます。

蔦温泉旅館が位置している森には原生林が広がっており、ただ単純に交通量が少ないという以外にもなんだか静けさが際立っている。もちろん自然界の音は随所から聞こえてくるものの、それらが人工的な音を遠ざけて静寂感を増していて、ただここにいるだけで心が休まる。

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旅館前にはロータリーがあり、路線バスの出入りもある
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旅館前に広がる池
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十和田湖外周を通っている国道103号と104号を抜け、夏真っ盛りの緑のカーテンを抜けて蔦温泉旅館に到着。

日本中がかなりの猛暑に悩まされつつも、標高400m付近にあるこの蔦温泉周辺ではそれほど暑くなかったです。単純にこの日走って暑さに慣れてきたというのもありますが、頭上を常に木々が覆ってくれているので直接日光が当たることが少ないのも理由の一つ。奥入瀬渓流の見頃も夏だし、なんだかんだでこの行程を今回走ったのは大成功でした。

国道から脇道にそれてまっすぐ進むと蔦温泉旅館があります。

日帰り客や宿泊客用の駐車場はかなり国道に近い側に位置していて、旅館の前に停めることができるのは身体障害者の車のみの様子でした。

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造りが新しい西館

向かって左方向にある3階建ての建物が西館で、1階がレストラン、2階と3階が客室になっています。

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本館。1階が正面玄関になっている
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玄関前から西館を見る
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こちらが蔦温泉の本館。

日帰り客/宿泊客を問わずに受付はこの本館で行っているため、自動的にすべての客が通ることになる本館。古い見た目もさることながら、森の中にどっしりと建っている様に安心感を覚えました。

ところで、八甲田山周辺と言えば豪雪地帯で有名なところ。

夏の今でこそ雪の気配なんて微塵も感じられない一方で、雪が積もっている写真を見るととんでもないくらいに積もっていて驚いた。そんな場所では生半可な建物ではやっていけるはずもない。でも、国道から見えたこの建物が徐々に近くになっていくにつれて重厚感が伝わってきたことで納得できました。頼りないような細さがここにはなく、古くからこの地で温泉客を迎えてきた歴史が感じられる。

そんな蔦温泉旅館の創業は、明治42年(1909年)。本館の建造は大正7年(1918年)で、さっき見かけた西館は昭和63年(1988年)のもの。改修を経ていくらかは新しくなっているものの、それでも古いことに変わりはありません。

館内散策

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玄関
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玄関を入って右手が帳場。そのまま右に進むと温泉がある。
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帳場前から玄関を眺める
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玄関入って正面が2階への階段
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玄関を入ってすぐに係の方が待機されており、ここで名前を告げてチェックイン。ちなみにロードバイクは、西館の隣にある車庫の中に入れさせていただきました。

外観からなんとなく想像はついていたものの、やはり床も壁も木が使われています。しかも廊下が直線上に遠くまで続いていて広さを感じさせる造りになっており、天井の高さも相当にあるので閉塞感がありません。

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記帳はロビーで

チェックイン後はそのまま記帳に移り、こちらでは玄関横のロビーで行いました。

日が差し込むモダンな雰囲気のロビーはかなり過ごしやすいものの、日曜日ということもあり人は皆無。普段だったらここも人で賑わってるのではと思います。

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階段を上がって2階へ
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本館2階の廊下

本館2階の客室は、真ん中の廊下を挟んで左右にあるという一般的な造り。

スリッパは廊下で脱いで部屋に入る形になるので、中に人がいるかどうかがわかりやすくなっています。あと、今日は本館に泊まるのは自分以外に一組だけで、あとは全員西館の様子でした。向こうのほうが設備が新しいのでそっちに人が集中するのは自然な流れですけど、その分本館は静かだったので自分としては良し。

これは蔦温泉を訪問する時期にも関係していて、蔦温泉のシーズンは夏じゃなくて秋です。

紅葉に染まる木々を抜けて投宿するのは思い浮かべるだけでも素敵なものだと感じる一方で、シーズン中はアホみたいに混むだろうというのも想像がつく。ツーリングをする人も格段に数が多くなり、温泉旅館にも人が集中するのでそこそこの喧騒があるのは間違いない。

そういう意味もあって、実はオフシーズンに訪れるのも結構いいもの。

今回に限った話をすると、温泉で遭遇した人は自分以外にわずか一人だけ。廊下を歩いていてもすれ違う人は数えるほどしかいなかったし、必ずしも「有名どころ=シーズン中に訪れるのがベスト」というわけではない。さらに、夏という一見すると温泉に向いていないような時期であっても、結局暑すぎるということはなかったです。標高がそこそこ高いおかげかも。

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泊まった部屋
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窓のすぐ横は森に面しており、直射日光は当たらない

今回泊まったのは、本館2階の一番端に位置する31番の部屋。

西側に面しているために西日が心配になるところ、本館建物の西側はまるごと森になっているので日光が直接当たりません。なので、扇風機を回して窓を開けていればかなり快適に過ごすことができました。

逆に本館の玄関側の客室だと東側に面している上に、本館建物の東側はロータリーになっていて遮るものがありません。旅館側も季節によって最適な客室をあてがってくれるはずだと思うけど、夏だったら西側、秋や冬だったら東側の客室が過ごしやすいかなと思います。

部屋の設備としては、古い建物にあまり手を加えていないためなのかエアコンがありません。そのため、夏場は扇風機、冬場はファンヒーターでしのぐ形になります。ただ、今回の宿泊の場合は最低気温が20℃程度だったので特に問題ありませんでした。

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襖の鍵

廊下から部屋への出入りは襖戸になっていて、鍵は付いているので特に憂うことはないです。

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古そうな木が設えられている
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あと、浴衣は客が汗をかくことを見越して最初から2着用意されていました。

確かに夏場の温泉だと湯から上がった後に汗をかくこともあるだろうし、その際にいちいち替えの浴衣を催促するのは面倒が伴う。コロナで旅館側と客との接触をなるべく避けているとはいえ、こういう細かい点がいい。

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蔦温泉旅館の歴史
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館内平面図

部屋に着いたあとは早速浴衣に着替え、手元にあった資料をなんとなくめくってみたりする。

温泉旅館の場合だと、宿に到着したらすぐに温泉に直行するケースが多いと思うけど、部屋に案内されてから即行動できるかというと案外難しいです。荷物を下ろしたり着替えたりしているうちにこの後行動するのが次第に面倒になっていて、気がついたら30分とか経過していたりする。

しかも客室の居心地がよかったりすると尚更そういうパターンになっていたりするので、宿で過ごす時間は有効に使っていきたい。

温泉

部屋に案内していただいた後は早速温泉に向かいました。

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洗面所
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本館1階の温泉へ続く廊下
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チェックインしたのは比較的早い時間だったこともあり、まだ館内を歩いている宿泊客は少ない様子。

夕食前の時間帯になると入りに来る人が集中しそうなので、早めのタイミングを見計らってささっと入ることにしました。

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蔦温泉旅館の温泉は完全に男女が分かれている泉響の湯と、時間帯によって男女が切り替わる久安の湯の2箇所があります。

泉響の湯はいつでも入ることができるのですが、久安の湯は男が入れるのが当日の16~21時まで。それ以降は翌日も含めて女湯に切り替わってしまうので、入りに行くとすれば当日しかありません。

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泉響の湯(蔦温泉旅館公式サイトから引用)

まずは泉響の湯に行き、ライドの汗を流すとともに身体を洗ってから湯に浸かる。

蔦温泉の源泉は「ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・炭酸水素塩・塩化物泉」で、泉温は45.4℃(浴槽内は42℃程度)。カランやシャワーは3箇所ありますが、基本は手桶で掛け湯槽から湯を汲んで流すという古来方式です。温度については夏ということもあり、入った直後はかなり熱めに感じたのですが、じっくり入っていると意外にもそこまで熱くなくて長湯ができました。

これだけも十分気持ちがいいものの、忘れてはならないのが蔦温泉は源泉かけ流しならぬ源泉湧き流し、足元自噴湧出なこと。

浴槽の構造が下から岩盤→泥層→底板(ひば材)→浴槽内壁(ひば材)と幾層にも分かれており、蔦温泉が位置する森が蓄えた雨水が地下水となって温泉へと湧き出しているのです。湧き出している光景はただ浴槽内に座っていても実感できるほかに、すのこ状になっている底板の隙間から時折ぷくぷくと泡が出ていることからも理解できました。

つまり通常なら湯は一度空気に触れてから浴槽内に流れ込むところ、ここではそのラグがない。それだけに温泉の成分が身体に染み渡るように感じられ、もっというと湯に身体が馴染みやすいように思えてくる。温泉はそもそも大地の恵みであることに変わりはありませんが、今日の行程では多くの水や森に触れる機会があったことで、蔦温泉のパワーをより強く実感することができた。

あとは温泉の成分以外にも、泉響の湯の浴室の雰囲気がすごく良かったです。

浴槽はひば材で造られていて、身体に接触したときの適度な反発感がとても気持ちいい。浴室も基本的にすべて木材で造られている上に、天井がとても高くなっているので開放感がある。頭上には木の骨組みが組み合わった構造で、湯に浸かりながら上を眺めているだけで時間が過ぎていくようでした。

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久安の湯への入り口
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久安の湯(蔦温泉旅館公式サイトから引用)

こちらが久安の湯。

洗い場は必要最小限になっており、浴槽は泉響の湯と同じくらいの広さ。カランやシャワーはなく、手桶しか置かれていないというシンプルな仕組みです。

歴史としては泉響の湯(新湯)よりも久安の湯がずっと古く、平安時代に開湯され久安3年(1147年)にはすでにここに湯治小屋があったといいます。つまり約1000年も続く秘湯ということになり、今自分もそこに入っている。建物は流石に年代を経るにつれて新しくはなっていったものの、湯そのものは変わらず湧き出し続けている。

温泉旅館に泊まるたびに、その開湯時期と建物の歴史を思わずにはいられない。単純に自分が好きな木造旅館が温泉旅館には多いということで、自然と温泉に入る機会も徐々に多くなってきています。なんか、この流れだとそのうち温泉目当てに旅の行程を組むこともありそう。

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温泉に入った後は「楓の間」へ
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温泉に入った後は泉響の湯の横にある「楓の間」でしばしくつろいでました。

こちらにはロッキングチェアが多数並べられていて、時間を問わずにのんびりと過ごすことが可能です。すでに日帰り温泉の時間は過ぎているので、ここにいるのは宿泊客のみ。その宿泊客も今日はまだ数人しか見ていないし、人目をあまり気にせずにダラダラ過ごすにはここが最適でした。

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湯上がりで身体が火照っている中で、さらに日当たりがいい場所にいて大丈夫か?という話もあるけど、案外暑いということはなかったです。適度に風も入ってくるし、適度に影になっているので涼しげな雰囲気がありました。冬だと暖房が入るんでしょうけど、いずれにしてもくつろげる空間には変わりありません。

夕食

夕食の時間は18時もしくは18時30分から選ぶことができ、場所は西館1階のレストランです。

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当然のように地酒を注文する
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夕食の献立

夕食は最初にすべての品が並ぶ形ではなく、一品ずつ運んでくる形式でした。

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お造り
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十和田産イワナの塩焼き
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小川原湖牛焼きしゃぶ
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長芋とポン酢と合わせるとメチャウマで酒が進む
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湯葉帆立アビオスのチーズ焼きと酢の物
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つみれ鍋
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〆の天寿米

一品一品がすべて美味しいので自然と食が進んでしまうし、なんなら酒も進んでしまう。

用いられている食材は地物ということで、地酒だけでなく食でもその土地を感じられるのは旅をしていて嬉しい瞬間の一つでもある。冒頭にも書いたけど、青森といえば自然が豊かな土地。そこで採れる食材が美味しくないはずもなく、それらを使った料理もまた美味しくなるのは当然の流れ。

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食後に部屋に戻ると布団が敷かれていた。

特に明日の予定も決めてないし、夕食が終わればもう決まった時間にやることはない。その後は再度温泉に入りに行き、静かな夜を感じながら床につきました。

翌朝

この日は実は月曜日で、通常なら労働をしている日。もう少ししたら朝食を食べて会社への出勤準備をするところ、今回はそんな苦なことをする必要はない。

週末だけでなく平日の旅はなんというか、本当の意味で旅をしている感がある。

普通の週末はあくまでも社会人としての休日の話で、その後に控えている労働のことが頭をよぎってしまう。でも平日に行う旅はそういうこととは無関係で、精神的にかなり楽な気持ちで過ごすことができます。

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朝風呂
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朝食はビュッフェ形式
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朗らかな朝

まずは朝風呂として温泉に入りに行き、眠気を温泉の熱で溶かして一日が始まる。

その後はそのまま朝食へいきました。朝食はビュッフェ形式で、食べる量を自分で調節することが可能です。この日は回りたい店があったため、朝食は抑えめにしておきました。

温泉旅館の朝食はそれ自体が味があるものですが、その日の行程によってはそれほど食べたくないというケースもあると思います。今回はそれが見事によくハマってくれました。

おわりに

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そんなこんなで、翌日の朝の時間はあっという間に過ぎ去ってしまってチェックアウト。滞在時間としてはちょっと短めに感じられたものの、それはやはり蔦温泉の良さがあってのこと。

今回は夏の時期の訪問となったので、次回は寒い時期に再訪したいと考えています。

前にも触れたとおり、この当たりには酸ヶ湯温泉や猿倉温泉などの有名な温泉が集まっているとても密度の濃いエリア。冬に青森を訪れるとするならこのあたりの温泉は外せないところだし、なんだかんだでまだ訪れることになりそう。

おしまい。


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