- Part 1:かきしま海道~呉~竹原
- Part 2:竹原~尾道~キツネ雨
昨日早めに寝たおかげか、疲労はほとんど残っていません。
今日はまず尾道まで向かい、キツネ雨の開店時間である8時より前に余裕を持って到着することが目的です。かなりの人気店だと聞いているので早めにつくに越したことはありません。
尾道へ
竹原から尾道までの距離は38km程度。念のため5時前には出発しました。
出発したときの気温は25℃でした。
日中の気温を考えると10℃近く低いため、すこぶる快適に走ることができます。また早朝なので交通量も皆無。夏場は朝早く出発して昼頃目的に到着するスタイルがいいと実感できました。
今治造船の前を通るあたりで日の出を迎えました。
この時間帯は交通量は少なくても釣りをする人はかなり多く、路肩にスペースがある場所ではたいてい釣り目的の車が止まっています。
三原で少し休憩した後、7時前に尾道に到着。涼しかったので昨日と比べて平均時速がかなり上がっていました。
尾道駅はどうやら改修工事をやっているみたいです。帰ってから調べたら現在尾道駅は建て替え中で、宿泊施設など六つの商業施設が駅舎に入るとのこと。完成は2019年3月。
いつのまにか工事をしているとは知りませんでした。宿泊施設も入るとなると相当駅舎は大きくなるのでしょうね。
キツネ雨訪店
尾道駅前からキツネ雨までは1.5kmほどありますが、今回は自転車があるので楽に移動できます。
ついにやってきました…!
古い喫茶店をリノベーションされているので、昔ながらの尾道を表したような外観となっています。
相合い傘してる狐たちが可愛すぎる。
メニューはかなり豊富にあります。
キツネ雨がオープンしたのは2018年1月23日。「西洋文化に憧れた時代」をテーマにした大正浪漫あふれる外装・内装が、オープン前からTwitterで話題になっていました。
開店時間まで1時間ほど適当にぶらぶらしてから入店。
内装
入り口から中に入って右手側に席があります。
テーブル席が5つ、ソファ席が1つ、それからお一人用の席が2つだったと思います。どの席に座ってもそれぞれ個性があります。
まず内装については、シャンデリア、テーブル、ソファ、衝立など、どれも「西洋文化に憧れた時代」に統一されています。
狐の面や、尾道を題材にした本も複数置いてありました。中には私の好きな森見登美彦の「夜行」もあって感激。作中の第一夜で尾道が登場しました。
お好きな席にどうぞーということなので、ステンドグラス前のソファ席に座りました。
場所的には店の一番奥になります。私の好みの話になりますが、喫茶店では窓際でなく、できるだけ奥側に座るようにしています。その方が落ち着いて雰囲気を楽しめるので好き。
食べたもの
この日の朝食は尾道まで走る途中に寄ったコンビニで少し食べただけだったので、飲み物よりは食べ物中心で注文しました。
メニューもお洒落です…!
注文したのはTwitterで話題になっていた「ふかふか厚切りフレンチトースト(¥700+バニラアイス¥150)」と「キツネ雨ブレンド珈琲(¥400)」、それから「白狐チーズケーキ(¥700)」です。
どれも非常に美味しく、特にフレンチトーストが絶品でした。24時間漬け込んであるとのことで、トーストとシロップとアイスを一緒にして食べると口の中が天国になります。
いっぺんに食べてしまってはもったいないので、店内の上品な感じを味わいながらゆっくりといただきました。
また店内には自由帳という名のノートが置いてあって、中に描かれているイラスト(主に女給さん)のクオリティが高すぎる。
何を隠そう、ここの着物姿の女給さんはめちゃくちゃ美人なのです…マスターの方と合わせてお人柄がよく、雰囲気も大正ロマンという感じがしてとてもグッド。
店内には私が入店した直後に入ってきた一人客が2名、二人組が一組いるだけでした。開店してすぐだとそれほど混んでいないみたいです。
次回訪れる際はモーニングセットを食べてみたい。
尾道を散策
お店を出た時点で今治行きのバスの時間までは2時間程度ありました。せっかくなので尾道の街を散策することにします。
日向に出ると暑さで溶けてしまうので、できるだけ日陰を移動しました。
尾道は坂が多く、散策しようとすると必然的に階段を上り下りすることになります。
この時期にこれをやると汗がとんでもないことになりますし、何より疲労がたまるので正直つらいところ。一番いいのはロープウェイで千光寺の上まで一気に上り、そこから下りながら散策することだと思います。
尾道は猫の街としても有名ですが、暑いので猫たちは日陰で休んでいるらしく、遭遇したのは階段で寝転がっていた一匹だけでした。
スタート地点へ帰還
山側・千光寺方面の一部だけだったものの、一応散策が終わったので四国方面に帰る準備をします。
尾道駅前から今治駅・今治桟橋へ向かうバスは自転車を乗せることが可能なものの、前輪を外した状態もしくは輪行袋に入れた状態でしか積載できません。
久しぶりに輪行作業をしたので少々手間取りました。
バスは4列シートで、輪行袋に入れて持ち込む場合は最後尾の席まで運ばなくてはなりません。通路も狭いのでかなり大変です。置き場所を最前列に変更してほしいところです。
なおバスの料金は¥2,250で、所要時間は1時間程度です。
この炎天下の中、しまなみ海道を60km走るのはちょっと無理だろうと思って一週間くらい前にバスを予約しましたが、昨日約80km走ってみて「予約しておいて正解だったな」という思いでいっぱいです。この暑さの中長距離を走るのはやめたほうがいい。
涼しくなったら一気に長距離を走る計画を立てるつもりです。
今治駅に着いてからはそのまま三津浜駅まで輪行し、さらに5kmほど自走して松山観光港に到着。
今治→松山の普通列車が1両しかないのは驚きましたが、観光客はみんな特急いしづちに乗るから普通列車は地元住民しか使わないという背景があるのかもしれません。
実はこれが初めての電車輪行となりました。人が少ない田舎の電車だったので比較的スムーズにできましたが、例えば新幹線とかだと難易度がかなり上がるんだろうな。
おわりに
夏場のロングライドの過酷さを甘く見てはいたものの、予定通りの行程で走ることができました。やはり瀬戸内は走っていて気持ちがいい。
お気に入りのお店も増えたことだし、まだまだこの地域に走りにいく機会は多くなりそうです。
おしまい。
コメント
コメント一覧 (2件)
はじめてコメントさせて頂きます。
2017年モデルのjariに乗っていて、ネットでjariを検索していたらたどり着きました。タイヤ交換等興味深く見せて頂いております。
今回の記事で、輪行されてますが、ぜひ一度詳しく記事にして頂きたいです。
スルーアクスルの為、フロント、リアのエンド金具をどうしているのか、輪行袋の使い勝手等大変気になります。
ぜひお時間のある時に!!
これからもブログの記事楽しみにしています。
コメントありがとうございます。
来月飛行機輪行をする予定ですので、それと合わせて記事をかくつもりです。