【FUJI JARI 1.5】グラベルロードのタイヤを35Cから26Cへ交換【Panaracer GRAVELKING】

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初のロードバイクとしてグラベルロードFUJI JARI 1.5を購入して早4ヶ月。ロングライドの練習として100kmライドも何回か行い、バッグ類もいくつか買ったりしてツーリングの準備も整いつつあります。

ただ少し気になることがあって、どうもペダリングが重い気がする。

10kgのグラベルロード買っておきながら今更という感じですが、ロングライドの後半あたりでこの重さが疲労に直結するようになりました。原因はいくつか考えられます。

  • 総重量が重い
  • タイヤが太い
  • 体力がない;

1つ目の「総重量が重い」については無視します。この JARI 1.5はディスクブレーキを採用しているので、その分キャリパーブレーキよりホイールまわりが重くなってしまいます。

しかし、かといってディスクブレーキからキャリパーブレーキに変更しようとするとホイールやらフォークやらも交換しなければならず、現実的ではありません。フレームを現状のアルミからカーボンに交換するのも同様です。

3つ目の「体力がない」については、これはもうひたすらライドを繰り返して体力をつけるしかなく、自転車の問題ではないのでパス。

ということで、比較的安価で、かつ効果を実感しやすい「タイヤを細いものに交換する」をやってみます。

もくじ

現状確認

まず現状を確認。

FUJI JARI 1.5 2018年モデルに標準装備されているタイヤはClement X’Plor USH 700x35cです。センタースリックタイプなのでオンロード/オフロード両方に対応するタイヤです。

この幅35mmのタイヤを、できるだけ細いタイヤに交換するのが目的。

タイヤの交換にあたって色々調べた結果、装着できるタイヤの幅はリムの内幅に関係するようです。

今使っている標準装備のホイールOval concepts 327 Disc 12mm thru-axleは「ETRTO 622x19」という規格品でした。この「19」がリムの内幅の寸法です。ホイールごと交換するつもりはないので、この内幅19mmのリムは何cまでのタイヤを履けるのかが重要になります。

タイヤ幅はリム内幅の約1.4~2.4倍であることが望ましいらしいのでそれに従うと、19x1.4=26.6となります。27cのタイヤは一般的ではありませんので、履けるタイヤは28cが限界。

逆に言うとこのリムでは19x2.4=45.6→45cまでのタイヤを履けるようです。これは公式サイトで確認した仕様通りでした。納得。

しかし、もう少し細いタイヤが履きたい。なんというか、35c→28cだとあまり効果を実感できないのでは?とこのときは思いました。

さらに調べると、「リム内幅に対し細すぎるタイヤは、脱輪したりバーストする可能性があります」と怖いことが書いてました。一方で、少し細めのタイヤでも問題ないと書かれているサイトもあり、困惑。

最終的に「19x1.4=26.6なんだから26cでも問題ないだろう」という結論に至り、26cのタイヤに交換することに決定しました。

買ったもの

タイヤ

購入したタイヤはPanaracer GRAVELKING 700x26cです。

「ロードバイク タイヤ 26c」で検索するとまず出てくるほど評判の良いタイヤみたいなので選びました。舗装路メインだけどツーリングのことも考えてグラベルもOKで、かつパンク性能が高くて値段も安い…そんなタイヤを探していたので、まさに自分の用途にピッタリです。

GRAVELKINGには砂目パターンが入った通常版と、ブロックパターンを採用したGRAVELKING SKの二種類があり、舗装路の快適性を重視して前者にしました。

チューブ

今使っているチューブは当然700x35cに対応しているものだったため、26cのタイヤを履くにあたってチューブも交換する必要がありました。

買ったのはContinenta Race28 700×20-25C(仏式60mm)の2本セットです。

タイヤは26cなのに20-25cのチューブを使って大丈夫かと思ったけど、他の方のブログで上記の組み合わせで普通に使えてたのでこれにしたような気がします。

次はちゃんと26c対応のチューブを買おうと思ってます。

タイヤ交換

注文から2日で届いたので早速交換作業をします。

今まで使っていた35cのタイヤでは一度もパンクしたことがなかったため、タイヤ(+チューブ)の交換作業はこれが初めてとなります。

今月のはじめに輪行の練習をして、前輪/後輪の着脱作業は慣れていたので問題なし。タイヤ+チューブの取り外しも、空気を抜いてタイヤレバーを使って外すだけなのでスムーズに作業が進みました。

外すのは楽

問題はタイヤの取り付け作業。

まずタイヤの片側をリムにはめ、次にチューブをバルブからはめてリムの溝に入れていきます。Youtubeの動画で予習していたこともあり、ここまでは問題なくできました。しかしタイヤのもう片側をリムにはめるのが難しい。

新品のタイヤはとにかく硬いので、力を入れてもなかなか変形してくれません。最後の20cmくらいをはめるのに両輪あわせて一時間くらいかかりました。

はめるときにチューブとリムが噛んでパンクするのが一番怖かったですが大丈夫でした。

タイヤの表面はこんな感じになってます。なんか摩耗ですぐつるつるになりそうだけど…。

45cまで対応しているカーボンフォークとセットにすると隙間がかなり空いているのがわかります。

ディスクブレーキはキャリパーブレーキみたいにタイヤの幅によってブレーキを調整する必要がないのが嬉しい。

試走

タイヤ交換をした次の日の天気が良かったので、タイヤの性能確認のために60kmほどポタリングしてきました。空気圧は7barに設定しています。

まず驚いたのが漕ぎ出しが軽いこと。そして巡航時のペダリングが格段に楽になったことです。体感的にギア一枚分は軽くなった気がしました。

買い物も兼ねていたので、1ヶ月くらい前に購入したAPIDURA Backcountry Saddle Pack 17Lを装着しています。

タイヤが細くなるとそれだけ振動も伝わりやすくなるけど、想像していたよりはそんなにという感じ。

段差を越える際も、さすがに35cよりはガクガクしますが気になるほどではありませんでした。

結論としては交換してよかった。

多分これからはこのタイヤがメインになると思います。


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