TADA No.275のスプロケットを11-25Tから14-28Tに変更しました。なぜかというと、納車から約半年経って全国各地を走り回った結果、次のようなことがわかったからです。
- 巡航速度は速くても30~35km/h程度
- ダウンヒル中は一切漕がない
要するに自分のライドはロングライドがメインでスピードを追求するようなものではなく、かつ時間を気にしない行程にしています。そんな行程の中で11Tとか12Tのギアを使うことはめったになく、ダウンヒル中なら使う機会が少しある程度。それでも下りなのでほっといても速度は出ます。
試運転は宇治で
というわけで、使わないものを付けておくのも無駄なのでスプロケを交換することにしました。色々調べたところ、同じアルテグラのCS-R8000 14-28Tがよさげだったので試しに購入。
14-28Tは14, 15, 16, 17, 18, 19, 20, 21, 23, 25, 28と14Tから21Tまで1T刻みとなっており、常用の速度域で細かいピッチになっているのが特徴です。かなり頻繁にシフトを行うのと、あと小さすぎるギアは使わないという理由からがこれがベストだと判断しました。
スプロケだけ新しくすると古いチェーンとうまく噛み合わないことがあるそうなので、ついでに新しいチェーンも購入。
こうして構成が変わったTADA車の試運転として選んだのは、宇治。宇治はとにかく坂が多いので、最大ギアが25Tから28Tに変わった影響を見るにはちょうどいいかなと思ったり。
宇治からちょっと走って最初に訪れたのは、基牛舎さん。宇治の東の山の中にあるお洒落なカフェです。
基牛舎へ行くルートはいくつかあって、宇治からだと黄檗から木綿を経由してひたすら上るのがいちばんおすすめ。宇治はちょっと山側に行くと斜度10%とか普通にあるのが良い。やはり寒い日はヒルクライムをして身体を温めるに限るな…。
開店直後に訪れたのでお客さんはまだいないようです。
ただ食事が終わって外に出てみると大阪ナンバーの車がちょうど入ってきたりしたので、隠れスポット的な意味で有名になっているようです。
今回もランチセットを注文。飲み物はホットを頼みました。
ここのランチは作りたてでとっても美味しいのに加え、メニューの内容が個人的にかなり好きなので何回も訪れたくなります。自転車だと訪問するのも楽だし、人が多い市街地を離れて静かに食事ができるのも良いポイント。
次来るときもまたここに来ようかなと思えるくらいにお気に入りになりました。
食事のあとは東へ進み、さらに若干北上してアクトパル宇治へ。
来年の春にはここに泊まろうと計画中している最中で、そのときも同行者と自転車でここまで走ってくる予定なのでその下見というわけです。
曽束大橋から先はほぼ平坦だったので、これなら当日も特に問題ない。
あとは瀬田川沿いに走って宇治中心部へ。スプロケを変更して「軽いギアでくるくる回す」スタイルを意識した結果、脚の疲労が少なくなったような気がします。
今まではどんなに急な坂だろうが、50-34Tと11-25T+ダンシングで走ってきました。ただこの走り方だと脚、特に膝へのダメージが大きいみたいなので、手遅れになる前に走り方を変えたほうがいいだろうと思ったのが今回のきっかけです。
同じ距離を走るのであれば、疲れにくくて負担が少ないほうがベスト。これからは意識してケイデンスを稼ぐ走り方をやっていこうと思います。
宇治の紅葉はほとんど終わり頃を迎えてましたが、場所によってはまだきれいな赤色を見ることができました。
台風21号の被害で倒壊した宇治神社の鳥居は、現在進行形で修復中。
今までは台座の部分しか残っていない状態だったので、鳥居の形が元通りになりつつあるのを見てとても嬉しい気持ちになりました。完成するのが待ち遠しい。
こんな感じで今回の宇治散策は終了。車載を使えば関西各地を手軽に走りに来ることができるので、これからも季節を問わず走りに訪れたいです。
おしまい。
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