今回は岐阜県内を走ってきました。
新型コロナウイルスの影響で遠方への移動はおろか世間的に外出そのものが自粛という風潮となっている中で、自分で色々考えた結果、下記の条件付きで外出することにしています。
- 誰とも会わない(必要最低限で人と会う場合は、2m以上離れる)
- 強度が高いライドをしない(もし怪我等した場合、病院施設のリソースを圧迫するので)
もちろん、様々な意見があると思います。そもそも外出するなよとか、知事は運動不足解消の外出はOKと言っているので問題ないとか…。
日常の仕事も、弊社は他社みたいにリモートワークとか一切なくて毎日出勤してる(=他の人との距離が近い)ことを踏まえると、正直この外出で感染するよりも仕事関連で感染する確率の方が高そう。
山間部を走る
近所でそんな条件で外出できる場所があるのかって話、この点に関しては岐阜県に住んでいて本当に良かったと思ってます。なんせ岐阜県は大部分が山間部なのでそもそも人がおらず、そういうルートを選んで走っている分には濃厚接触する可能性は限りなくゼロになります。
逆に言うと、今まであまり走ってこなかった近場の良いところを再発見できるいい機会だと捉えることができ、さらに今後のライドの選択肢を増やすことができると言えます。
そういう背景もあって、これからはしばらくは岐阜県内の静寂かつ、情緒深い良さげな道を走る岐阜県を走るシリーズを始めたいと思います。
終了日は未定ですが、とりあえず緊急事態宣言が解除されるまでは岐阜県内をぶらぶらする予定。
自分が今住んでいる場所から南に行くと無限に人が住んでる愛知県っていう地域になって、逆に北へ向かうと上の写真のような場所ばかりになります。そもそも人と接触するどころか、交通量がほとんどありませんでした。
今回走ったルートは、郡上八幡まで走って折り返すという点ではいつもと同じです。ただし関市~美濃市~郡上市というルートではなく、少し西へ逸れて山県市を通る道にしてみました。
毎回通ってる国道156号は交通量が非常に多いのに対して、この国道256号は本当に人通りがありません。途中の板取川に至るまでは多少のアップダウンがあるものの、ここから先(通称あじさい街道)は川沿いになだらかな道が続くのでポタには最適。
山育ちなので山間部を走っていると心が落ち着く。
このあたりは川の流れも非常に穏やかで、夏になったら水着持参で泳ぎに訪れたいくらいです。
モネの池を後にしてからは板取温泉を経由して美濃白鳥方面へ抜ける予定でしたが、県道52号線が冬季閉鎖で通れないっぽいので大人しくそのまま国道256号で郡上方面へ向かいました。
約4.5kmあるトンネルを抜けると、下り基調な田園風景が郡上まで続くことになります。
郡上
郡上八幡に到着。
観光地である郡上八幡は人が多いことが予想されたためスルーする予定だったものの、想像以上に人がいなかったので散策することにしました。
オフシーズンとはいえ、快晴の土曜日に観光客が皆無なんて信じられない。
ちらほら見かけるのはほとんどが地元の方で、観光で訪れた人はほんの数えるほどのようです。この光景を目の当たりにすると、コロナの影響が非常に重いことが分かります…。郡上八幡は観光メインな町なだけに今後が心配です。
桜に関してはちょうど満開を若干過ぎたあたりのようで、ご覧の通り見頃。
ただ、これだけの素敵な桜を前にして花見をしているのは自分一人だけだったのが意外でした。
まるで平日の午前中みたいな静かさが広がる郡上八幡、今回はお店も訪問せずに路地裏散策のみに留めました。
自分みたいに平穏な町並みの日常の中を散策したい人間にとっては今の状況が好きだったりしますが、それはあくまで平日に訪れた場合などの、ほんの一時に限ってのこと。やはりコロナが早く収束して、どこの観光地にも賑わいが戻って欲しいと思います。
正直、どういう状況になったらコロナが収束したと言えるのか分からないので(ワクチンが開発されたら?)、この状況がいつまで続くのか予想もつきません。
場合によってはアウトドア以外のインドアの趣味、例えば読書などに注力することも視野にいれようと思います。ちょうど読みたい小説も沢山あるし、この機会に読み直したいシリーズも多いです。
とりあえず、しばらくは上記の条件でいってみる予定。
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