【飛行機輪行解説】FDA フジドリームエアラインズにおけるロードバイク輪行手順

フジドリームエアラインズ(FDA)は、とてもサイクリストに優しいサービスを展開しているのでご紹介したいと思います。

ロードバイクを趣味にしていると、近場だけではなくて遠方に走りに行きたいと思う機会は多いです。そんなときはいわゆる輪行を使ったり、宅配でホテルなどの目的地までバイクを送ったりすることになります。

ここでは輪行、それも飛行機輪行に焦点をあてることにするとして、飛行機での移動はとにかく便利なもの。目的地までの移動時間も短いし、飛行機と一緒にバイクも移動できればその後の行程もスムーズにいきます。

しかし、電車や新幹線に載せる通常の輪行とは異なり、飛行機に載せる場合はどこかハードルが高く感じてしまうのではないでしょうか。

「専用のケースが必要になる」「サドルとかペダルとか外さないといけない」とかの色々な意見や情報が巷にあふれている背景もありますが、いずれにしても愛車を人に委ねて輸送してもらうことになるため、普段の輪行よりも、丁寧なパッキングと慎重な安全策が必要となります。

自分が関与しない運搬で、バイクにキズや破損が生じてしまうのでは?と不安を感じる人も多いんじゃないかと思います。

しかし、自分がいつも使っているフジドリームエアラインズ(以下FDA)での飛行機輪行は、そんな悩みや不安を一気に解消してくれるものでした。

今回は、このFDA輪行についての詳細を書きたいと思います。

もくじ

FDAでの飛行機輪行について

概要

まず、FDAにおける飛行機輪行サービスの概要をざっと書いてみると以下のようになります。

詳細→スポーツ用自転車搭載サービス | 航空券予約・購入はフジドリームエアラインズ(FDA)

  • 料金:無料 ※1
  • サービス内容:専用ハードケースの貸出し(プラスチック段ボール製)。サイズは内寸で幅1,000mm X 高800mm X 奥行300mm。
  • 対象路線:全路線
  • 事前申込:搭乗の3日前までに要電話予約 ※2
  • その他:搭乗の30分前までにFDA搭乗カウンターに預ける

※1. サービス自体も無料なほか、対象の自転車及び自転車以外の受託手荷物の合計20kgまでなら無料で預けることができる。
※2. 3日前までに要予約とあるが、当日に専用ハードケースの空きがあれば使用できる。

専用ハードケースの使用以外にも、持込みの輪行袋やハードケースによる輪行ももちろん可能です。

このサービスの素晴らしいところは、FDA側が専用ハードケースを無料で用意してくれるという点。

通常ならばケースを自分で準備する必要があり、自分のような"電車輪行袋スタイル"ならまだしも、ごついハードケースを使っている場合は飛行機輪行後の処理が面倒だったりします。なので、何も持たずに空港まで行くことができ、さらに輪行後にすぐライドに集中できるのが何よりの利点。

しかも、貸出しは無料なので気軽に利用することができるというわけです。

一連の手順

具体的な利用までの手順は以下のとおりです。

  1. 搭乗3日前までに電話予約
  2. 当日、空港のFDA搭乗カウンターにて専用ハードケースを受取る
  3. 自分で自転車を梱包する
  4. 預け荷物と同様にX線検査を行い、カウンターにて重量測定を行ってから預け入れ
  5. (飛行機による移動)
  6. 到着後、荷物受取所で待っていると係の人が持ってきてくれるので、専用ハードケースから自転車を出す
  7. 専用ハードケースを返却して終了

搭乗の30分前までにFDA搭乗カウンターに預けるのが注意点ですが、手順自体は普通に飛行機に乗る場合とあまり変わりません。

それでは、次は写真付きで解説していきます。

搭乗当日はまずFDA搭乗カウンターに向かい、搭乗券の発券と専用ハードケースの受取りを行います。

ここでの注意点としては、専用ハードケースは折りたたまれた状態で保管されているため、受取る際に係の人によって最初に組立てが行われるということ。慣れている人だったらいいのですが、慣れていない人がやると結構時間がかかります(箱状にした上でベルトを通す必要があるので)。

搭乗の30分前までにFDA搭乗カウンターに預ける必要があるという点も踏まえると、空港には余裕を持って早い時間に着いておくべきかなと思います。

で、ケースを受け取ったら自分で自転車を梱包していきます。

梱包する場所なんですが、空港内に自転車を持ち込む際には輪行袋に入れなければならず、さらにカウンター周辺は混んでいることが多いため、個人的には屋外でやることをおすすめします。上の写真ではカウンター周辺に全く人がいなかったので許可をもらって屋内でやってますが、ライドが終わると空港に自走で来ることが多いのもあって、一旦輪行袋に入れてからカウンター周辺に持っていくのは正直面倒。

なので、自分の場合は自走で空港に到着→ロードバイクを屋外に停め、専用ハードケース受取り→ケースを屋外に停めてあるロードバイクのところまで持っていって梱包、という順序でやることが多いです。これならそんなに時間がかかりません。

バイクパッキング用のバッグをすべて入れてもスペースにはかなり余裕がある

専用のハードケースの大きさは、上にも書いたように内寸で幅1,000mm X 高800mm X 奥行300mmです。梱包の際にはプチプチを無料で提供してくれるため、必要があればフレームとホイールなどの接触面に挟んでおくと安心。

ケースはプラスチック段ボール製で、思った以上に頑丈でした。少なくとも飛行機での輸送に伴う破損を防げるくらいの強度があって非常に頼もしい。

参考までに、自分が乗ってるフレームサイズ56・ハンドル幅420のロードの場合は、サドルを外さないとこの寸法内に収まりません。ペダルについては外さなくてもギリ大丈夫な程度で、これ以上のフレームサイズに乗られている場合は色々工夫する必要がありそうです。もちろん、人によってはサドルも外さなくて大丈夫だろうし、これについては完全に個人差がありますね。

ただ、このケースは一旦自転車を梱包してしまえばそれ以外のスペースをとても有意義に使うことができます。ヘルメットはもちろんのこと、このときはキャンプに使うバイクパッキング用のバッグをすべて入れたとしてもまだ入れる空間がありました。料金が無料なのは総重量20kg以内に限るものの、通常のライドであれば重要制限はそれほど気にする必要はないと思います。

あと、飛行機には写真の向き(縦置き)のまま搭載されるとのことで、横倒しにして載せることはないそうなので安心してください。

梱包した状態
X線検査
重量測定
ドナドナされていく愛車

無事に愛車を梱包できたら、荷物を預ける手順と同じ要領でX線検査、重量測定を行ってから預ける形になります。このとき、お約束ごととして「大切に扱うけど、万が一壊れたとしても責任は持てないよ」という免責事項の同意書にサインをする必要があります。

一応書いておくと、FDAでの輪行はかなりの回数やってますが、専用ケースを使っているおかげで今まで壊れたことは一度もありません。なので、信頼性は高いはず。

フライトが終わったら、目的地の空港で開梱を行います。

ケースから愛車を出し、特に問題がないことを確認した後にケースを返却して輪行作業は終了。自分の場合は輪行袋に入れるのが面倒なので、一式をまとめて屋外に運んでから組立てています。

あとは旅先でのライドを満喫するだけ。

いやー…めちゃくちゃ楽ですね。これ。

実際に使うとこの便利さがよく分かる。いつもどおりのライド装備に何も足さなくていいし、ちょっと旅にいくか、くらいの気持ちで飛行機に乗ることができる。飛行機輪行のハードルを下げるという意味では、FDAの輪行サービスはまさにこれ以上のものはないと思います。

FDAについて

「そんなこと言ったって、そのFDAの路線が近くにないと利用したくてもできない…。」という声もあると思います。

路線/時刻表 | 航空券予約・購入はフジドリームエアラインズ(FDA)

確かに、例えばANAやJALと比較すると路線数は少ないです。ただ、自分が今住んでいるのが中部地方ということを考えると相当便利なのは間違いない。

名古屋小牧空港からは青森、花巻、山形、新潟、出雲、高知、福岡、熊本と全国各地に路線があるし、基本的に困ったことはありません。航空券の価格もそんなに高くないし、ANA/JALとLCCの間に挟まるような立ち位置であるFDAならではのサービス展開をされているようです。

おわりに

ロードバイクを購入してからというもの、私はどっちかというと飛行機が必要になるくらいの遠方に行くライドをしていることが多いです。そんな中で、サイクリストに優しいサービスを提供しているFDAは非常に頼りになる存在。今後もお世話になる機会は多いと思います。

この便利さがもう身についてしまっているので、別の航空会社を利用する際には妙に緊張してしまう。大手のANAやJALもこの形式を導入してくれればいいのにな。

そんなわけで、もし愛車で遠方を走りたいと思ったときは、FDAの存在を思い出してみてはいかがでしょうか。


本ブログ、tamaism.com にお越しいただきありがとうございます。主にロードバイク旅の行程や鄙びた旅館への宿泊記録を書いています。「役に立った」と思われましたら、ブックマーク・シェアをしていただければ嬉しいです。

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