TAMAISM

旅の記録、宿泊先や行程とか

「ゆるキャン△」キャンプ×下部温泉郷 in 五条ヶ丘

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あの本栖高校でクリキャン△をしてきました。

【訪問日:2018年12月23日~24日】

はじめに

参加までの経緯

あの「本栖高校」こと旧下部小中学校校庭でクリスマスキャンプをやる。

その情報をTwitterで発見したのは11月末のことでした。主催は五条ヶ丘活性化推進協議会さんで、なでしこ達が通う本栖高校のモデルとなった場所でキャンプができるというものです。

以前から「公式がクリキャンを開催するのでは」という噂はちらほら出ていましたが、ここにきて正式に発表があったこともあり、かなりの注目を集めていました。

このキャンプの詳細をざっとまとめると以下のようになります。

  • 日時:平成30年12月23日(日)~24日(月)
  • 場所:旧下部小中学校(本栖高校)校庭
  • 人数:先着順30張り+抽選20張り。一泊二日キャンプ(優先)とデイキャンプがあるが、一泊二日キャンプが50張りを超える場合はデイキャンプは無し。
  • 料金:一泊二日¥2,000+温泉(下部温泉郷)代¥1,000。送迎サービスあり。
  • 受付開始:12月11日(火)20時~15日(土)20時まで

これは行くしかないということで、11日の20時10分くらいに申込みを済ませました。理想はもちろん先着順の30張りの中に入っていることでしたが、結論から言うと入っていませんでした。というのも13日に「先に先着順30名の方に「当選」のメールを致しました。」とのツイートがあったにも関わらず、メールが来てなかったからですね。知ってた。

あとから聞いた話によると、受付開始してから3分後の20:03には既に30張り分の応募があったということで、自分が申し込みした20:10だと遅すぎたみたいです。これを逃すと、残るは抽選の20張りの中に選ばれることを祈るしかないので、正直期待薄でした。

が。

16日に抽選の結果、『当選』されましたとのメールがきて一気に目が覚めました。マジ!?

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当選メールを見たときの私

神様ありがとう。

というわけで無事クリキャン△に参加できることになりました。やったね!

詳細

当日は前述の通り、旧下部小中学校校庭にテントを張ることになりますが、どこにでも好きなように張ることができるというわけではなく、各々の交通手段によって張る場所が決まっています。私の場合は車・バイクには該当せず、徒歩での移動になるので、下図でいうと赤色の場所に張りました。

また、キャンプの受付が終了する13時以降は身延町のクイズ大会やキャンプファイヤー、下部温泉郷でのまったりタイムなどのイベントがあります。

設営

実は、この日の前日は富士山YMCAにてクリキャン△のオフ会があり、結果的に2日連続でクリキャン△をするという素敵な体験ができました。

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YMCAを離脱して本栖高校に到着したのが11時30分頃だったのですが、受付開始が11時だったこともあり、すでに多くのテントが張られている状況でした。

それにしても、学校の校庭にテントが張られている光景を見るのは初めてかもしれません。

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早速受付を済ませてテント設営を行います。

なお、受付を済ますと参加証とステッカー、それと最新版の五条ヶ丘周辺地図がもらえます。

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私が到着した時間帯は空いているスペースが比較的多くて、自分のテントの周りがかなり寂しくなってます。なんか哀愁漂う雰囲気。

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今回のテント泊も、いつも使っている登山用のトレックライズ2を持っていきました。キャンプというともう少し大きなワンポールテントの方が似合っているというか、快適性に優れていると思いますが、登山用だけあって寝るには十分なんですよね。ダブルウォールなので結露もしにくいです。

場所としては正門を入ってほぼ真っすぐ進んだ突き当りに張りました。このあたりが徒歩で来た人専用のスペースとのことで、想像通りかなり該当者は少なめ。最終的に私を含めて4人しかいませんでした。

遠方から参加するとなると、現地までの移動手段としては公共交通機関を使うほかなく、必然的に持っていける荷物の量も少なくなってしまいます。これから先もこういう必要最低限の装備でキャンプをすることは続けていきたいですが、今後は車での移動を前提としたキャンプ装備も色々検討してみようかなと思ってます。まずは焚き火台を買うところから始めなきゃ。

原作再現

今回のクリキャン△で大きな衝撃を受けたことの一つは、作中で登場するものをそのまま再現したような乗り物に出会えたことです。

ヤマハ・ビーノ

まずは志摩リンの脚として作中で数多く登場し、一躍有名になったヤマハのスクーター「Vino(ビーノ)」。

アニメ放送開始直後から全国で品薄になったり、3月には発売元のヤマハがプレゼント企画のためだけに特別に1台制作をするなど、大きな話題になりました。

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そして今回、本栖高校で出会ったのがこちら。

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そのまんまでは!?

しかもノーマル版ではなくスクリーン+リアキャリア仕様となっており、キャンプ道具も含めてリンちゃんが使っている装備が完全に再現されています。オーナーのゆるキャン△愛がひしひしと伝わってきますね。

ちなみに、荷物を積載した状態だとこのようになります(今回は合計2台のビーノがお越しになっていましたので一緒に掲載しています)

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ビーノはスクーターなので、キャンプ道具を載せようとするとどうしても少し無理があるような積載になってしまいますが、これは仕方がないと思います。

そういえばリンちゃんのビーノはお話できますからね、再現度がすごすぎて本当に会話できそう。 \ツカレタ/

日産・ラシーン

続いてはなでしこの姉・桜さんが乗っている日産のラシーン。1994年から2000年にかけて製造された、4WDのSUVです。さらにノーマル版ではなく丸目二灯のカスタム仕様という、実際にはまずお目にかかれない代物。

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ノーマル版をお姉さん仕様にするならば、ラシーン専門店で買うか、もしくはフロントフェイスを別で購入して付け替えるかの二択になりますが、相当古い車なだけにかなり難しいようです。

そして今回、本栖高校で出会ったのがこちら。

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そのまんまでは!?(2回目)

何がヤバいって内装やナンバープレートまで忠実に再現されている点(ちなみにナンバープレートはプラ板で作成されたそうです)。このレベルまで再現するのは並大抵のことではありません。

アニメ放送中は、作中に登場するテントやテーブル、ランタンなどを購入して「私、なでしこやリンちゃんと同じ装備持ってるんだよね~」という報告(?)がTwitter上で数多く見られましたが、ビーノやラシーンを購入された方はほとんどいなかったのではと思います。今回のキャンプに当選しなかったらこうして実物をお目にかかることもできなかったわけで、これだけでも当選したことを神に感謝する勢い。

散策するだけでも楽しい

今回のように多人数が一つのサイトに集まってキャンプをするとなると、必然的に他のキャンパーの方の装備が気になります。というのも私は今まで登山におけるテント泊しか体験していなかったこともあり、「キャンプ道具」に触れる機会が少なかったことも影響していると思います。

ゆるキャン△にハマってから色々調べたりもしましたが、やはり実物を見るのが一番わかりやすいです。

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他の参加者への挨拶がてら校庭を端から端まで歩いてみたところ、どの方の装備も一つとして同一のものはありません。キャンプスタイルは人によって千差万別なので、どの装備を見ても新鮮な気持ちになります。

逆に登山だと、テントサイトで見るテントはほぼモンベルかアライテントのものなので見慣れている感が否めません。そういう意味でも見応えがありました。

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ただ、キャプテンスタッグのアルミテーブルはよく見かけました。値段と使いやすさのバランスがちょうどいいからかな。リンちゃんも作中で使っていますしね。

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かなりの確率でテント外/内にゆるキャン△関連のグッズを飾っている方が多く、また自転車で来られている方はゆるキャン△のサイクルジャージを着ていたりするなど、「聖地でキャンプ」をしているという実感が強く感じられました。

参加者同士でわいわい騒ぐという雰囲気も少なく、いわば複数人でソロキャンをするという、アニメ最終話のCパートみたいな感じになっているのですが、参加しているのは全員ゆるキャン△のファンで、そこには確かに一種の一体感がある。

うまく言葉にできませんが、良さみが深い。

身延町クイズ大会

14時から身延町の地理や歴史を題材にしたクイズ大会が催され、私もチャレンジしてみました。

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身延町クイズ大会

ご覧の通り滅茶苦茶難しいので、基本的な問題以外は適当に◯を付けざるをえませんでした。しかし意外にもこれで13点/20点というなかなかの高得点を取ることができ、なんと「ほうとう6人分」を頂けました!わーい。

キャンプ中に作って食べるのは量が多すぎるため、家に持って帰ってから食べることに。(この記事を書いてる途中に食べてます。美味すぎる)

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16時になるとキャンプファイアーが始まり、さらにホットサングリアや甘酒の無料配布もあって、寒い中でも暖かく過ごすことができました。もちろん、"聖地でキャンプしている"という興奮の影響も大きく、大して寒さを感じませんでした。

温泉タイム

18時30分からは、マイクロバスで温泉に入りに行くことになります。

場所は本栖高校から2kmほど離れたところにある下部ホテル

ここは下部温泉郷の中でも印象的な宿で、R300から橋を渡って下部温泉郷に入る際に必ず目に入る大きな建物が特徴です。なお、宿泊料は結構お高め。前回のライド時に下部温泉郷での宿を探した際は、その値段の高さに予約を断念しました。。

その高級宿の温泉に¥1,000で入ることができるなんて最高すぎる。

下部温泉郷での滞在時間は2時間で、2時間経つとまたマイクロバスが迎えに来てくれます。一度に温泉に向かうと混雑するため、我々のグループはまず近くの定食屋で夕食を済ませた後に温泉に入ることにしました。

そこの定食屋での出来事がまた印象的でですね…。

要は「地元の年配の方にも、ゆるキャン△が深く浸透している」ことに驚いたわけです。これは地元の方が相当普及活動をしていないと見られない現象だと思うし、さらにご住職さんのお話も伺ったりして、身延の方の横/縦のつながりの強さにびっくりしました。

地元の方の尽力があってこそ今回のキャンプをはじめ、前回の音楽祭などのイベントが開催できているわけで、もう尊敬しかないですね。本当にありがとうございます。

その後温泉でまったりしてから本栖高校へ帰還。

本栖高校の夜

温泉に入るとテントを2時間離れることになりますので、焚き火をするのは温泉から帰ってきてからという参加者ばかりでした。

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あとはお酒&肉タイムに突入。

日本酒や料理を持ち寄って楽しんだり、他のテントから料理を配布(?)しにいらっしゃったりと、色々ごちそうになってばかり。他の参加者の方々にお世話になりっぱなしでした。ありがとうございました…!

あと、我々のグループでは、普通の焚き火と一緒にスウェーデントーチを燃やしてみたのですが、これがなかなか燃えてくれなかったので最終的に焚き火にぶち込んで燃やしました。

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写真を見返してみたら絵面がかなり面白いことになってるなこれ。

それでも全部は燃焼しなかったため、校庭の中央にあるキャンプファイアーにインしてようやく片付けることに成功。翌朝に他のテント周辺をちょろっと見て回ったのですが、燃え残っているトーチをいくつか発見しました。やはりあれを燃やし切るのは至難の業みたいです。

その後は夜遅くまでひたすらお酒ばっかり飲んで25時頃就寝。

シュラフ

今回のような冬キャンプでは、一般的に冬用のシュラフを使用することが推奨されています。ですが、「冬山登山のために冬シュラフを買おうと思っているんだけど値段が高くて買えない」という私が考えた方法が思いの外良かったので、今後も使っていこうと思います。

方法は簡単で、3シーズン用のシュラフの外側に、エマージェンシーシートを被せるだけ。

以下の記事で紹介されてたので購入してみたこの「SOL エスケープ プロ ヴィヴィ」、3シーズン用シュラフ単独で使用するよりもかなり暖かくなります。厳冬期の登山では使わないほうが良さげですが、ちょっとした冬キャンプに使うならこれで十分だと感じました。小さいので持ち運びにも便利です。

http://bbg-mountain.com/2017/06/29/sol_escape_pro_bivy/bbg-mountain.com

今回のキャンプはそのテストにちょうどいいかなと思ったのですが、想像に反して最低気温は4℃程度にしかならず。氷点下の気温を期待していたので少々残念ではあったものの、全く問題なく寝ることができました。

本栖高校の朝

翌朝は朝7時に起床。

25時に寝たにも関わらず、比較的早い時間に起きることができました。

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それにしてもいい天気すぎる。

こんなに気持ちのいい晴れになるなんて、やはりゆるキャン△のキャンプは天気にも祝福されているようです。

すでに時間は7時を回っていますが、本栖高校は山間に位置しているため、太陽が山から顔を出す時間は少し遅め。その間に本栖高校を少し散策することにしました。

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本栖高校に来るのは3月以来9ヶ月ぶりなのですが、アニメ最終話で部室の壁にキャンプの写真を貼っていたように、校舎の窓にはびっしりとアニメのキャプが貼られています。

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玄関付近にはキャラクターのボード。ここがゆるキャン△の舞台だということがひと目で分かりますね。

そして校庭に戻ってくると、ちょうど朝日が顔を覗かせていました。

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日に照らされると一気に気温が上がり、行動しやすくなります。

ここからは本当にもう自由時間で、11時の撤収時間まで、コーヒーを飲んだり二度寝したりと各々好きなことをして過ごしていました。

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そして、撤収。

なぜこんなに時間が経つのが早いのか。

ここを離れると現実に戻ってしまうので帰りたくない、かなり後ろ髪を引かれる思いになりながら、何度も校舎の方を振り返って見てしまいます。

また何度もここを訪れることになると思いますが、それでも寂しい気持ちでいっぱいです。

おわりに

ゆるキャン△のイベントとして初めて参加しましたが、まず当選するところからはじまり、ビーノやラシーン、それに素敵な参加者の方々に出会えたことで、忘れられない二日間になりました。地元の方々によるイベントという点に加え、地域にもゆるキャン△が浸透しているということに一人のファンとして喜びを感じる素晴らしいキャンプでした。また(主に自転車で)山梨県を訪れる機会はあると思いますので、その際は身延に立ち寄ろうと考えています。

主催の五条ヶ丘活性化推進協議会の皆様、それに今回お会いできた参加者の皆様、本当にありがとうございました。

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