去年の9月に、自転車工房エコーにてTADAフレームの注文を行いました。
注文の時点ではいつごろ納車になるかは全く決まっておらず、おそらく来年くらいになるかなという話。つまり自転車工房エコーのTADAフレームは人気が高く、製作待ちのフレームが多数あるということです。
注文から7ヶ月
実際に注文を行ってからの自分のアクションアイテムとして、色の詳細の決定、及び部品の購入を行いました。ただし色に関してはスッと決まったものの、パーツ類の選定作業は予算との兼ね合いもあるので、非常に難航しました。
結論としては、予算内で可能な限りグレードの高いものを選ぶということに重点を置き、去年の12月にすべてのパーツを購入。今回は組み付けも含めて注文を行ったので、唯さんのもとへ発送を行いました。ホイールが入っていた箱が一番大きかったため、発送費用削減のためにそこに他のパーツ類を詰め込んで送りました。
それから約4ヶ月ほど経過したある日。唯さんから一通のDMが届きました。そこには組み上がった自分のTADA車の写真が!
早速、納車のためにエコーに足を運ぶことに決めました。
エコー訪問
納車のあとはそのまま岐阜まで直帰せず、ある理由でちょろっと走行する必要があったので輪行セットだけ持ってエコーに出発。
いつもと同じように、三田駅からエコー方面に向かうバスに乗ります。
エコーに到着。なんか緊張してきた。
自分が到着してからしばらくすると、Twitter上で交流がある方々が続々とエコーにやってきました。
お店の前にあるサイクルラックはあっという間にいっぱいになるという状態に。後から唯さんのブログを確認したところ、もしかしたら過去最高人数かも?とのことでした。
中には小径車で訪店されている方もいらっしゃり、あの有名?なキャリーミーも実物を見ることができました。
キャリーミーというとどうしてもロングライドというイメージが先行してしまうのですが、実際に実物を見ると地獄を見るんだろうな以外の感想が思い浮かばなかったよ。
タイヤ径8インチ+シングルギアという鬼仕様なので、普通に走ってても路面からの振動で疲労がとんでもないことになりそう。
あと日向ぼっこ用にチェアを持参している率がかなり高く、外でのんびり過ごされる方も。エコーは自由にのんびりできるのが良いところです。
最近気温が上がって、ようやく春になったんだなと感じています。お店の前の花壇に植えてある水仙も、キレイな花が咲かせていました。
TADA No.275納車
ご飯を食べ終わったあたりで、ついに待ちに待ったTADA車の納車が行われました。
TADA No.275 北宇治号です。
仕様などは詳細編で述べるとして、今回はフレームの色についてのみ簡単にお話したいと思います。
カラーリングのモチーフは、「響け!ユーフォニアム」という作品に登場する架空の高校「北宇治高校」の夏服から取りました。
↑これが北宇治高校の夏服です。
夏服のメインの色である空色を基調にし、さらにワンポイントとして上半身(襟+胴体部分)の部分を白色と組み合わせて表現しました。
初めからこのデザインでいくと決まっていたわけではなくて、ただ漠然と「爽やかな色にしたい」というところから始まり、最終的に好きな作品の色を再現するという結論になりました。自転車のパーツは黒とかシルバーが多いので、フレームは明るめの色にしたかったという理由もあります。
空色と白色の組み合わせにすることが決まってからもまた長く、デザイン案も複数考えましたが、あまり凝ったものにしても変になるということで控えめに。
しかし、デザインよりも難しかったのが色の指定です。
フレームの塗装の際は、元となる色の実物を塗装屋さんに渡す必要があるため、モノとして実在している対象が必要になります。ここで問題となったのが、モニタで見ている色とポスター等の色が異なるということ。モニタで見る色はあくまでモニタ上で見た色に過ぎず、設定(色温度や輝度等)によっていくらでも変化します。これに結構悩まされました。
というのも、ユーフォ公式のポスターや設定資料集の色がどうも思っていた色と違う。具体的に言うと、言い方は悪いけどくすんだような色になっていて、モニタ上で見た「自分の理想の」空色ではないということが多々ありました。
そこから色々探した結果、やっと自分の思い描いていた色が見つかり、唯さんに郵送しました。
そして完成したフレームの色、それにデザインもこれ以上ないくらい自分の要求通りのものだったので、もう感謝しかありません。
終わりに
今日は本当に忘れられない日になりました。
フレームの製作・組付けで大変お世話になった唯さんをはじめ、今回はじめてお会いしたにもかかわらず納車式でお祝いしてくれた皆様には、感謝の思いでいっぱいです。一日を通して最高に楽しい思い出になりました。
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