TAMAISM

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クロモリオーダーバイク製作記 TADAフレーム・納車編

ずっと前から気になっていた「TADAオーダーフレーム」を中心に、自分だけのオリジナル自転車を組みました。今回は待ちに待った納車編です。

【訪問日:2019年4月6日】

注文から7ヶ月

去年の9月に、自転車工房エコーにてTADAフレームの注文を行いました。注文の時点ではいつごろ納車になるかは全く決まっておらず、来年くらいになるかなという話でした。エコーのTADAフレームは人気が高く、製作待ちのフレームが多数あるということですね。

前回の記事で書いたとおり、あれから自分のやることとして

  • 色の詳細の決定
  • 部品の購入

を行いました。色に関してはスッと決まったものの、パーツ類の選定作業は予算との兼ね合いもあるので、非常に難航しました。

ただ、予算内で可能な限りグレードの高いものを選ぶ、ということに重点を置き、去年の12月にすべてのパーツを購入。今回は組み付けも含めて注文を行ったので、唯さんのもとへ発送を行いました。ホイールが入っていた箱が一番大きかったため、発送費用削減のためにそこに他のパーツ類を詰め込んで送りました。

それから約4ヶ月。

異動先の業務が死ぬほど面倒なものになり、かなり仕事が苦痛に感じてきたある日…。唯さんから一通のDMが届きました。

そこには組み上がった自分のTADA車の写真が!!

砂漠で水を得たような喜びとはまさにこのこと。

早速、納車のためにエコーに足を運ぶことに決めました。

エコー訪問

納車のあとはそのまま岐阜まで直帰せず、ある理由でちょろっと走行する必要があったので輪行セットだけ持ってエコーに出発。

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いつもと同じように、三田駅からエコー方面に向かうバスに乗ります。

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エコーに到着。なんか緊張してきた…。

自分が到着してからしばらくすると、Twitter上で交流がある方々が続々とエコーにやってきました。

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お店の前にあるサイクルラックはあっという間にいっぱいになるという状態に。後から唯さんのブログを確認したところ、もしかしたら過去最高人数かも?とのことでした。

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中には小径車で訪店されている方もいらっしゃり、あの有名?なキャリーミーも実物を見ることができました。キャリーミーというとどうしてもロングライドというイメージが先行してしまうのですが、実際に実物を見ると地獄を見るんだろうな以外の感想が思い浮かばなかったよ。

タイヤ径8インチ+シングルギアという鬼仕様なので、普通に走ってても路面からの振動で疲労がとんでもないことになりそう。

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あと日向ぼっこ用にチェアを持参している率がかなり高く、外でのんびり過ごされる方も。エコーは自由にのんびりできるのが良いところです。

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最近気温が上がって、ようやく春になったんだなと感じています。お店の前の花壇に植えてある水仙も、キレイな花が咲かせていました。

ぱいそん原画展

原画展

エコーに到着してすぐTADA車の納車!というわけではなく、まずは今回エコーを訪問した理由の一つである「ぱいそん原画展」を楽しんでいきましょう。

ぱいそんさんはTADA車オーナーの一人であり、主に漫画やイラストなどの創作活動で有名な方です。初めてお会いしたのは宇治の定期演奏会のとき。

そのぱいそんさんが書かれた漫画の原画展が先月から今月の終わりまで開かれており、原画展開催中にTADA車納車ができたら、同時に訪問できるかも…と思っていたところに、納車の連絡がきたというわけです。

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まず入り口。

お出迎えしてくれるこの可愛い女の子の名前はぱいそんちゃんといいます。実は右手が700cのタイヤと同じ高さにあり、このパネルの前に愛車を持ってきて写真を撮るといい感じに写ります。

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こんな感じ↑

エコーのサイクルジャージも非常によく似合っており、訪問の際はここでぜひ記念撮影をしてみてはいかがでしょうか。

ぱいそんちゃんに癒やされたところで、それでは早速店内に入ってみましょう。

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店内にはところ狭しと原画やポスターが掲載されているほか、ぱいそんさんがデザインされたサコッシュ(通称タコッシュ)や、実際の作業環境の展示もあります。

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ぱいそんさんのイラストは緻密な書き込みに加え、登場する女の子の表情や仕草が可愛く、それらが絶妙なバランスで一つの物語として完成されていることが特徴です。特に、見開きでブワッと広がる風景絵には強く感動しました。

ぱいそんさんが書かれた本に影響を受けることも少なくなく、一つ挙げるとすれば「そらちグルメフォンド2018」のレポート本を拝読してから北海道を走ることに興味が湧き、私も今年のライド(そらちグルメフォンド2019)の120kmコースにエントリーしました。宿も確保したのであとは飛行機を予約するだけ。

gf-sorachi.net

エコー関係者のほか、Twitter上で交流がある方々も大勢参加されるとのことなので、夏がとても楽しみです。

たこ大福を食す

今回のぱいそん原画展のコラボメニューとして、開催期間中は「たこ大福」が注文できます。原画展開催前からかなり話題になっていましたね。

このインパクトの強さ。

これはぜひとも食べてみるしかないでしょう。

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なにこれかわいい。

なお右側がアイス、左側がいちご大福となっています。写真を撮るのに夢中になり、アイスが溶けそうだったので急いで食べました。

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いちご大福の頭を割るとこんな感じです。

めちゃくちゃ美味しいです。花之舎さんは一般メニューもそうだけど、料理のクオリティが高いのが良いですね。なにも予定がないときでも「とりあえずエコーに行ってご飯食べたいな」という思考になりますもん。

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朝から何も食べてなかったので、たこ大福に加えキーマカレーを注文しました。

エコーに来るときは朝食を食べないんですが、多分花之舎での昼食を最大限に楽しみたいからだろうなと自分で感じています。

TADA No.275納車

納車式

ご飯を食べ終わったあたりで、ついに待ちに待ったTADA車の納車が行われました。

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TADA No.275 北宇治号です。

仕様などは詳細編で述べるとして、今回はフレームの色についてのみ簡単にお話したいと思います。

カラーリングのモチーフは、「響け!ユーフォニアム」という作品に登場する架空の高校「北宇治高校」の夏服から取りました。

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↑これが北宇治高校の夏服です。

夏服のメインの色である空色(で合ってる?)を基調にし、さらにワンポイントとして上半身(襟+胴体部分)の部分を白色と組み合わせて表現しました。

初めからこのデザインでいくと決まっていたわけではなくて、ただ漠然と「爽やかな色にしたい」というところから始まり、最終的に好きな作品の色を再現するという結論になりました(自転車のパーツは黒とかシルバーが多いので、フレームは明るめの色にしたかった)

空色と白色の組み合わせにすることが決まってからもまた長く、デザイン案も複数考えましたが、あまり凝ったものにしても変になるということで控えめに。

しかし、デザインよりも難しかったのが色の指定です。

フレームの塗装の際は、元となる色の実物を塗装屋さんに渡す必要があるため、モノとして実在している対象が必要になります。ここで問題となったのが、モニタで見ている色とポスター等の色が異なるということ。モニタで見る色はあくまでモニタ上で見た色に過ぎず、設定(色温度や輝度等)によっていくらでも変化します。これに結構悩まされました。

というのも、ユーフォ公式のポスターや設定資料集の色が、どうも思っていた色と違うんですよね。具体的に言うと、言い方は悪いけどくすんだような色になっていて、モニタ上で見た「自分の理想の」空色ではない…ということが多々ありました。

そこから色々探した結果、やっと自分の思い描いていた色が見つかり、唯さんに郵送しました。

そして完成したフレームの色、それにデザインもこれ以上ないくらい自分の要求通りのものだったので、もう感謝しかありません。

TADA車合わせ

この日は3台のTADA車が納車となり、自分と同じ時間帯ではぽちさんの納車が行われました。

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ぽちさんのTADA車は濃い緑がメインで、パイプの接合点がシルバーのアクセントになっています。タイヤの赤とフレームの緑の配色がお洒落。

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同じTADA車を並べての撮影会も行われました。

納車が終わってからもエコーでのんびりしてましたが、時間が経つのが早く、離脱するのがいつにも増して名残惜しくなりました。

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脱走を図るバジル。玄関を自分で開けてしまうので、いつも鍵をしておく必要があるそうです。

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ぱいそん展に展示する追加のパネル。玄関に吹き出しと一緒に飾るみたいです。おそらく翌日(今日)から飾られてるみたいなので、ぱいそん展に行かれると見ることができるかと思います。

ぱいそん展は本当に素晴らしいので是非とも行ってみてください!

終わりに

今日は本当に忘れられない日になりました。

フレームの製作・組付けで大変お世話になった唯さんをはじめ、今回はじめてお会いしたにもかかわらず納車式でお祝いしてくれた皆様には、感謝の思いでいっぱいです。一日を通して最高に楽しい思い出になりました。