TAMAISM

旅の記録とか、舞台訪問とか。(旧 OFFTAMA)

ちょっと表銀座縦走してきた Part 2/2 (大天井岳~槍ヶ岳~新穂高温泉)

盆休みに北アルプスを縦走してきました。後編である今回は大天荘から槍ヶ岳を経て新穂高温泉までを歩いています。

【登山日:2019年8月11日~13日】

快晴の朝

おはようございます。

時間は午前4時。

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昨日はガスってたせいもあり、大天井岳からの展望がイマイチでした。

そこで今日は、出発前に大天井岳に登って朝日を拝むことにします。

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天気が良すぎる。

昨日とは打って変わって、今日歩くことになる道のりがすべて見通せます。これはテンション上がってきた。

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常念岳の向こうには富士山まで見えて、もうこれ以上ない快晴っぷり。

台風の影響とはなんだったのか…。

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さて、朝日を拝んだところで出発します。

今日は歩行時間こそ少ない行程になっているものの、アップダウンはそこそこあるので気は抜けません。

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具体的に言うと一気に下って、そこから槍ヶ岳まで一気に登ります。(昨日と同じな気がs)

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大天井ヒュッテを過ぎ、ヒュッテ西岳を超えてからが本番。

このあたりは道幅が非常に狭く、向こうから人がやってきた場合は特に注意が必要です。

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東鎌尾根は道幅の狭さに加え、階段や梯子も普通に登場してくる道なので焦りは禁物。ゆっくり行きましょう。

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樹林帯を過ぎ、どちらかというと道は岩が多くなってきます。多少は歩きやすくなりますが、遮るものがなくなるので日が出てくると途端に暑くなってくるという悲しみ。

この日は午前からガスり気味だったので、直射日光もそれほどキツくないのが幸いでした。

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本日の幕営地である殺生ヒュッテに到着。

昨日よりはマシですが、やはりアップダウンの多さのせいでかなり疲れました…。

槍ヶ岳登頂

早速テントを張ってから槍ヶ岳に向かいます。殺生ヒュッテのテン場はテント一つ分のスペースがあちこちにあり、それ以外は岩というありがちな構成になっています。自分のテントはかなりスペースを取るので、広めの場所を探すのに多少苦労しました。

こういうとき、非自立式テントなのがちょっと痛いですね(自立式テントならかなり省スペースで張れる)。

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殺生ヒュッテからはもうハイキング。

重いザックから解放され、必要最低限の荷物で登るので非常に楽です!

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中央下の方に見えるのが殺生ヒュッテ。

写真で見るとかなり登ってきたように感じますが、空身で登ってきたので疲労はほとんどありません。ザックだけデポって登るのは楽なので、今後もできるだけ行程に組み込んでいきたいですね(縦走だとなかなか難しいですが)。

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この時点で時間は正午ごろ。

まず槍ヶ岳に登頂したあとでゆっくり昼食にしようという話になり、早速登り始めたのですがここからが長かった

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めっちゃ人多い(泣)

盆休みということで、北アルプスの山々の中でも屈指の人気を誇る槍ヶ岳に人が集まらないはずもなく、すぐ横にある槍ヶ岳山荘の収容人数の多さも相まって渋滞ができていました。

槍ヶ岳山荘~槍ヶ岳間は道も険しい上、鎖も設けられているので結構混みます。自分の前のグループなんかは、鎖を掴むたびに一人ひとりがカラビナを付け替えながら登ってるので全然前に進みません…。

謎のバズりを見せたツイート。

この状態で上から人が降ってきたら雪崩が起きるよね。こわい。

時間でいうと、多分上りだけで30分くらいは要したかと思います。これでまだ混んでない方らしいのでタイミングがよかったのかもしれません。

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そんなこんなで槍ヶ岳(3,180m)に登頂成功!

無事にここまで来ることができて感無量です。

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槍ヶ岳の山頂からは、今日歩いてきた道のり(大天井岳~東鎌尾根)がはっきり見渡せます。

何度でも書くけど、これが縦走の醍醐味なんやね…。やはり縦走は楽しい。日帰りよりも。

余韻に浸りたいところなのですが、槍ヶ岳山頂はめたくそ人が多く、行列のように上る→山頂で写真を撮る→下るという流れができているので、まずは大人しく下ることにします。

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その後、槍ヶ岳山荘で食べたラーメンが本当に美味しかった。

こんなに美味しい食べ物があるのか!?!ってくらい感動する旨さでした。

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そこからは本格的にガスる前に殺生ヒュッテに戻り、のんびりして過ごした後夕食にしました。

槍ヶ岳に登頂することができ感動もひとしお。この日は安心感からかぐっすり眠れました。

下山

むくり。

登山者の朝は早い(午前4時)。

縦走最終日の今日は、槍ヶ岳山荘前で朝日を拝んでから出発です。

行程によっては、朝日が登る前に歩き始めなければ間に合わないというときもありますが、できるだけ縦走時は朝日を見てから一日を始めたいと思っています。その方が気分的に盛り上がる感じがしますし。

というわけでテントを片付け、殺生ヒュッテから槍ヶ岳山荘前に移動。

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やはり考えることは皆同じみたいで、朝日を心待ちにしている人でごった返していました。

そして午前4時50分頃。

ついに待ち望んでいた瞬間が…!

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最高の朝だ!

行程最終日の今日、こんなに快晴になるとは思ってませんでした。やはり天が我々を祝福しているとしか思えない。本当に運がいいです。

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あまりにも天気がいいので、槍ヶ岳山荘周辺をうろうろしながら写真を撮りまくってました。

去年の盆休みに歩いて完全に虚無になっていた黒部五郎岳や鷲羽岳方面があんなに晴れている(笑)

あの頃は香川に住んでいたので中部地方に来るだけでも一苦労だった…(遠い目)。これからは北アルプスに行きやすくなったので、今までよりは登山に集中できそうです。

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よし。もう思い残すことはない。

新穂高温泉に下山します。

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槍ヶ岳から新穂高温泉方面への下山は非常に長いものの、上高地に下山するよりはマシなのでこっちを選びました。あとから聞いた話だと、上高地は観光客でえらい人の多さだったとのことなので、比較的人が少ない新穂高温泉に下山したのは正解だったようです。

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林道に入ってからは若干気分が虚無になりつつも、そのまま歩き続けて無事に新穂高温泉に到着。

下山してまず感じたのは「暑い」ということ。

新穂高温泉も結構な標高のはずなのに、なんでこんなに暑いのか…?やはり夏場は毎週末、標高の高いところに行って涼を得るのが正解なのかもしれません。

縦走後は兎にも角にも温泉!ということで、いつも下山後に利用しているここにやってきました。

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おなじみ中崎山荘 奥飛騨の湯。

盆休み中ということでこれまた結構混んでましたが、温泉に入れるだけで最の高。縦走の疲れをさっぱり洗い流しました。

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なお、新穂高温泉から高山や松本へはバス一本で行くことが可能です。

さらに新穂高温泉は各バスの出発地点になっているため、ここで席に座ることができれば後は寝てるだけで目的地に到着できるという優れもの。今回も一発で座ることができました。

盆休みなどの長期連休では関東からの登山客が多く、彼らは松本方面へ帰っていくので、逆に高山方面へのバスはそこまで混んでいない印象でした。

おわりに

台風の影響を考慮した結果、直前で行程を変更したりしましたが、終わってみれば全行程で晴れになるという素晴らしい登山になりました。予定通りに事が進んだので良かったね…と思うと同時に、天気予報は直前までチェックすることの大事さを学んだ気がします。

同行者のフォロワーさんも今回の縦走には満足してくれたようなのでよかった。

私自身にとっては2019年の夏山一発目+ULスタイルの試験も兼ねた縦走でしたが、すべて含めて大成功だったと言えます。来月以降もこの調子で登山を楽しんでいきたいと思います。