TAMAISM

旅の記録、宿泊先や行程とか

「ゆるキャン△」ロードバイクで秋の伊豆を走ってきた Part 1/2

ゆるキャン△の舞台訪問を兼ねて伊豆を走ってきました。前編である今回は修善寺から東伊豆を経て宿到着までをまとめています。

舞台訪問記事はこちら:

【訪問日:2019年11月15日~16日】

経緯

以前から「ゆるキャン△」の舞台訪問をメインに、舞台となった場所を自転車で回ることを続けてきました。いずれも山梨県を中心に景色がいい場所が多く、キャンプメインの作品とはいえ自転車で走っているだけで十分楽しめます。

そして最新刊である8巻では、伊豆キャンと称して一行は伊豆半島に出かけています。伊豆といえば景色だけでなく食も楽しめる素晴らしい土地ということで、早速準備をして行ってきました。

しばらくは自転車のみの訪問になりそうですが、いつかはテント泊装備で、ゆるキャン△の舞台でキャンプをしてみたいところです。

出発は修善寺から

今回は同じ中部地方のフォロワーさんであるBOOBYさんと一緒に行ってきました。今回の行程のスタート/ゴール地点である修善寺周辺に車を置き、早速出発です。

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ちなみに、今回の行程はこちら:

  • 1日目:修善寺~東伊豆~下田
  • 2日目:下田~天城峠~修善寺

8巻に登場する場所は伊豆半島全体に散らばっており、これを自転車で1日で回るのはおろか、移動時間などを加味すると場所すべてを回るのも困難でした。なので、西伊豆にある舞台(堂ヶ島等)は今後西伊豆スカイラインを走るときにセットで訪れることにし、今回は東伊豆と中伊豆に絞って訪問します。

次回へのお楽しみ要素を残しておくほうが個人的に好きですね。一回で全部回ってしまうのはなんか味気ない。

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伊豆といえばなんといっても坂の多さ

海からすぐ内陸に向かうと山があり、つまり平地がほとんどありません。なので伊豆を走るということは、すなわちヒルクライムをするということと同義なのです。

あとは多少交通量が多かったり道幅が狭かったりと色々あるものの、つまるところ伊豆ライドを要約すると「すぐに絶景に出会える」ということ。ちょっと坂を登るだけで標高を稼ぐことができるよ。お得だね。

広井酒店へ

まずは修善寺からR12を東に向かい、大室山の麓をぐるっと回って城ヶ崎海岸方面へ向かいます。一度海側に出てしまえば、この日の行程としては海沿いにひたすら南下する形になります。

その前にふらっと立ち寄ったのがここ。

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作中に登場した日本酒「池」を販売されている広井酒店さんです。

前回訪れた今年の正月以来、約1年ぶりの訪問となりました。

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なにこれすごい。

前回来た時からめっちゃ進化してる件…!!

ご主人いわく、私が正月に訪問した時から"色々"あったとのことで、ここを訪問されるファンの方も激増したそうです。これからアニメ化もされることだし、ますます賑わいそうで何より。

そういえば映像化される前の舞台を訪れるのって個人的にはなかなかないことなので、そう考えるとかなり新鮮な気持ちになりました。

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「最新話はもう読んだ?」とご主人に言われるままに、最新話で登場したらしいカットの通りに撮影してみる。自分はコミック派なので最新話は把握してませんが、この様子だと広井酒店さんの活躍は8巻以降もかなりあるようですね。これは尚更今後が楽しみになってきた。

あの日本酒「池」も相当人気みたいで、すぐに売り切れるそうなので購入はお早めに。

東伊豆散策

広井酒店を後にして、我々は最初の目的地である稲取に向かっていた。

ゆるキャン△8巻の舞台訪問一発目としてまず向かうのは稲取細野高原です。正確に言うと最初に向かうのが高原の東の方で、細野高原はその後。

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海沿いにも関わらずアップダウンは激しいものの、左手に常に海が見えているので疲れも溜まりにくい。いい景色の中を走ると全然疲れない説を推していきたい。

あと、写真を見るとよくわかるけど、今日も快晴ですね。そしてほぼ無風。

自分は予め天気予報で晴れるのを確信してから行程を立てるスタイルなのですが、今回の場合は同行者や宿の関係で、この行程に決めたのはなんと一ヶ月前でした。なので、今回晴れてくれるかどうかは正直運次第だったわけです。

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でもしっかり天気は応えてくれた(知ってた)。

近年は夏は台風やらなんやらで天気が悪い日が多いため、遠征するなら春か秋がいいのかなという実感はそこそこありましたが、ここまで晴れてくれると自分が持っていると思ってしまう。

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稲取周辺に到着。

山の上の方に風力発電の風車が見えるけど、このときはあそこまで上ることになるとは全然思ってませんでした…。

稲取でヒルクライム

目的地が近づいてきたため、海沿いの走るのは一旦ストップし、ここからは山側に大きく舵をとっていくことになります。具体的に言うとR135を稲取高等学校の前で右折して上っていく感じ。

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確かに斜度はきつい(20%くらい)けど、自分はきつくなったら普通に押して歩くので大した問題ではありません。

自転車のいいところは「歩くこともできる」点だと思います。これ以上は無理、となっても歩くことで移動そのものはできるわけで、体力が回復したり斜度が緩くなったらまた乗ればいいだけなんだよね。

やはり自転車は旅に最適な乗り物だと思う。

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そんなことを考えてたら、最初の目的地である「東伊豆風力発電所」に着きました。

御存知の通り、ゆるキャン△8巻の裏表紙に登場する場所です。

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抜けるような青空、そして白い風車と青い海、眼下に広がる町並み。

ここまで汗だくになりながら上ってきた途端にコレなので、もう笑顔にならないわけがない。脚の疲れもどこかにいきました。

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人がそこまで多くないのもGood。

初日に訪れるであろうスポットは観光地としても有名なため、平日である金曜日に行こうと決めていました。やはり可能な限り平日に行動するようにしていきたいと思います。

それにしてもこの眺めですよ。

時間を忘れ、しばらく風を感じながら海を眺めてました(遠征のたびに毎回やってる)。

私は旅先で素晴らしい景色に出会ったのなら、しばらくまったりして堪能する派です。たとえ時間が差し迫っているとしても(そんな行程にはしないけど)、これほどまでに絶景ならば味わわないともったいない。

という点も含め、旅行の際はただ単に有名所を「回るだけ」にならないように気をつけてます。

稲取細野高原へ

東伊豆風力発電所から、次の目的地である稲取細野高原までは結構近いです。道なりに進んで約7kmくらい。余裕だね。

と思っていた時期が私にもありました(例によって斜度がえぐい)。

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東伊豆風力発電所の麓にある稲取保育園から伊豆アニマルキングダムの前を経由し、最終的には稲取ゴルフクラブコースという広いゴルフ場のそばを走っていくと、高原の入り口に着きます。

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この日は快晴すぎて日なたにいると暑く、かといって日陰に入ると今度は寒い。半袖ジャージ+インナーという選択肢はある意味正解だったかもしれません。

稲取細野高原はその名の通り、高原にふさわしい広さ(面積125ヘクタール)を持つ東伊豆の名所…なのですが、ネットで調べてもめちゃくちゃ有名というわけではなさそうです。今回訪れてみても、知る人ぞ知るスポットという雰囲気でした。平日だから?

でも個人的にはこの人の少なさがむしろ心地よい。

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なぜかというと、とにかく景色がいいから。

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ゆるキャン△8巻では「広大なススキの群生地、毎年10月から11月にかけてススキ祭りが開催され多くの人々が訪れています」「すすきの季節にまた来たいね」との表記があり、とにかくススキの美しさが気になるような書かれ方をしていました。

https://www.e-izu.org/site_susuki/www.e-izu.org

そして今回、ドンピシャの季節に訪れた結果がこちらです。

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もうこれ最高すぎる。

ぜひこの場所は秋のうちに訪れてみてほしい。写真だとうまく伝わらないけど本当にすごいから。

一面のススキ、青空、そして向こう側には風車。

シチュエーション的には先程訪問した東伊豆風力発電所と似ているような印象を受けますが、高度感が体感で2倍くらい異なります。より空を広く感じることができる場所、それが稲取細野高原の魅力かもしれません。

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目の前に見えている風車の根本は三筋山といって、一番上には展望台があります。

作中でも出ていましたが、一行が車を停めたのはこの展望台まで歩いて15分のところにある最寄りの駐車場で、ここまで車なりバイクなりで行くのが一番楽かと思います。ただし5~6台のスペースしかありません。

これとは別に、かなり下った高原の入り口付近に第1・第2駐車場があって、こちらはかなり広いです。

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あとは…第1・第2駐車場から頂上までの間はいわゆる作業道扱いになり、道がかなり狭くなります。

ここで自動車で鉢合わせするとか正直考えたくありませんが、不安な場合は第1・第2駐車場に車を置いてのんびり歩いて上るのが無難かと。

道の狭さ・駐車場ともに8巻で描写されていたとおりだったので、あれを読んで予習しておいたのが若干功を奏しました。

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何も考えずに自転車で行くと斜度30%くらいあるので注意。下りだとブレーキング次第では前転しそうになります。もちろん達成感はあるけどね!

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三筋山山頂展望台からの風景はこんな感じ。ちなみに、左手奥に見えるのがさっきまで居た東伊豆風力発電所です。

この写真を言い表す際に、「頂上からの眺め」と一言で書くと画一的な風になってしまうのがもったいない気がするけど、伊豆がどんな場所なのかひと目でわかる景色だと思いませんか。

視界が開けているので海からの高低差もよくわかるし、何より海岸線が左右にずっと続いているのがわかるのも良い。今まで来た道、そしてこれから向かう下田方面も見えることによって、"今自分がいる時間の前後の余韻"を感じることができる。そんな気がする。

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第1駐車場まで下ってきました。

目の前に見えている部分が全部ススキ。上る前に「これが全部ススキとか、そんなまさか…」と半信半疑だったのが、頂上まで上って、ススキを満喫しながら下りてから改めて思いました。

こんなに雰囲気がいい場所もなかなかないよな。

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そこからはR135までひたすらダウンヒル。一切足を動かさなくていいのでもう完全に自動運転でした。

ヒルクライムとダウンヒルをセットで楽しんだところで、今日の宿泊地である下田まで走りますか。

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それにしても海が青い。

太陽の当たり具合とかかもしれんけど、伊豆の海は他のところよりも青さが濃い気がする。この海と空の青さを一緒に楽しめてるのは、なにも今日天気がいいからだけではありません。海面からの標高がある程度あるので、海と空がいいバランスで視界に入ってきます。

つまり伊豆という地形、そしてそこに走ってる道がうまく合わさってる。やはり伊豆は走っててこれ以上ないくらい楽しい。

万宝商店でのひととき

今日の宿である下田に向かうにつれてだいぶ日も傾いてきており、この日の散策はあと一箇所くらいにして宿へ向かおうかな、と思ってたところでふと気がついた。

お昼に何も食べてない…。

ヒルクライムに夢中になりすぎて昼食のことを完全に忘れており、今になってお腹が空いてきた。このまま宿へ行ってちょっと待てば夕食にありつけるけど、その前になにか美味しいものを食べておきたいところです。

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というわけでやってきたのはここ。

一行が干物を購入したお店のモデルである万宝商店さんです。ここでは店内で干物を購入し、さらに店内で焼いて食べることができることができます。

「なにそれ最高じゃん」って思った方は正しい。

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ここで干物を買い、あわよくば店内で焼いて食べようという目的で訪問した我々は完全に優勝した。

これほどまでに何を買っても間違いがない選択肢は初めてかもしれません。のどぐろやかます、銀ムツや金目鯛などなど、ここ伊豆の海鮮を最大限に堪能できるというわけですよ。

作中通りに伊勢海老や金目鯛を買うという決断をしようか迷ったものの、最終的に選んだのはこちら。

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はい。

サバでございます。

なんでかというと単純に美味しそうだったのに加え、私の大好物がサバだから。

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サバというと今までほとんど外国産のものしか食べてこなかったため、本当のサバの味を今まで知らないに等しい人生を歩んできたわけです。それが下田ならいくらでも味わえる。こんな素晴らしい体験ある??

思わず白米と一緒にかっこんで日本酒を浴びるように飲みたいところなのですがぐっとこらえ、店主さんとお話。

店内に普通にゆるキャン△のコミックなどが置いてあり、最近ではゆるキャン△目的で訪問する方もやはり多いそうです。そりゃそうだよね。食べ物は美味しいし完全に優勝できるしで、舞台訪問だけにとどまらない体験ができるんだもん。

ゆるキャン△について色々お話ができたほか、自転車にも乗られる方ということでTADA車についても楽しく語り合えました。

今度訪問する際にはぜひとも店内で干物を焼きながら日本酒で一杯やりたいところです。

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そこからは下田を軽くポタって今日の宿に到着。早速まったりしていきますか!

というわけで後編に続きます。