友人とゆるキャン△の舞台となったキャンプ場でキャンプ(二泊)をしてきました。
持っていくキャンプ道具は固定になりつつあります。なお今回のキャンプでは友人のテントを一緒に使用するため、自分のテントは持っていきませんでした。
- シュラフ : モンベル ダウンハガー800 #3
- マットレス : THERMAREST Zライト ソル
- バーナー1 : PRIMUS P-153
- バーナー2 : SOTO ST-310
- クッカー : PRIMUS イージークック ソロセットM
- コップ : Snow Peak チタンシングルマグ300
- ランタン1 : Panasonic BF-AL01K-W
- ランタン2 : GENTOS SOL-036C
- テーブル : CAPTAIN STAG M-3713
シュラフに関してはこれしか持っていません。「前回のオフのキャンプ時も特に寒く感じなかったし、今回も大丈夫だろう」そう思って特に気にせず持っていきました。このシュラフで当日地獄を見るとは知らずに。
藤義の大海老天重
名古屋で友人と落ち合い、友人の車で中央自動車道を走って山梨へ向かいます。
行きの車内ではゆるキャン△のOSTを流したりしながら、キャンプへ向けて気分を盛り上げました。ついでに天気予報を確認したところ、行程中は雨が降ることはなさそうです。
予報では土曜日の朝は雨でしたが、結果的には3日とも無事に晴れてくれました。
【営業時間】[月~水、金~日]11:00~15:00 & 17:00~21:30(L.O.21:00)、[木]11:00~14:30(祝日の場合は夜の部も営業)。日曜営業。
【定休日】無休
【駐車場】8台程度
【その他】カード可(JCB、AMEX、VISA、MASTER、Diners)
山梨へ着いてまず向かったのは蕎麦屋「藤義」。
ゆるキャン△原作6巻でなでしこと桜が夕食に訪れ、後になでしこがバイトすることになった蕎麦屋さんです。
店内に入ってさっそく大海老天重セットを注文。そわそわしながら待つこと数分後…
「ふぉぉー!!尾頭つきだーー!!」
きたー!めっちゃ美味しそう!
大海老の味が染み込んだご飯もさることながら、大海老そのものもカラッと揚がっており非常に美味しいです。お蕎麦も一緒についてくるので非常にお得。
店内はどうやら作中の風景そのままのようです。天重を運んできた店員さんはどうやらゆるキャン△のことをご存じないようでしたが…。
大海老天重以外のメニューも豊富で、さらにお蕎麦とのセットも用意されているのでがっつり食べることもできます。
浩庵キャンプ場
キャンプの予定を立てる際に友人相談した結果、宿泊するキャンプ場は一日目:浩庵キャンプ場、二日目:ふもとっぱらに決定しました。
当初二日目はパインウッドキャンプ場の予定が、すでに予約が埋まっていたためにふもとっぱらに変更しています。
浩庵キャンプ場は非常に人気が高いキャンプ場のため、買い出しは後にしてとりあえずテントだけ先に張っておくことになりました。
友人のテントがでかい。四人用らしいです。二人で使うにはもったいないほどの大きさ。
その分、片付けや荷物の整理が中でやりやすかったです。ただかなり大きいため設営に手間取りました。
浩庵キャンプ場で諸々手続きをしたのは13時頃で、この時間だと林間サイトはほぼテントで埋まっており、空いているスペースになんとか張ったという感じです。湖畔サイトのほうはまだスペースに余裕があったものの、風や寝やすさを考慮して林間サイトに張りました。
買い出しと温泉
テントが無事に張れたので買い出しへ。
浩庵キャンプ場付近で買い出しをするには、一話でリンが登ってきた激坂を下って身延町方面に行くのが早いです。この坂、実際に車で登ったり下ったりするとよく分かるのですが、勾配がきつすぎてとてもミニベロで走る道ではありません。
オギノキャロット中富店で食材、コメリハード&グリーン六郷店でキッチンペーパーなどを調達しました。このあたりでスーパーはあまりなく、代わりにコンビニがあるので現地で買い忘れたものがあるときはここまで出てくれば購入が可能です。
キャンプ場にシャワー等がない場合は付近の温泉を探す必要があって。今回は浩庵キャンプ場への帰り道というちょうどいい場所に位置する「六郷の里 つむぎの湯」に入りました。
HP:http://www.tsumugi-spa.com/
湯船がとても広い上に値段が安い(¥400)ので、浩庵キャンプ場にテント泊する際におすすめです。
カット回収
この日と翌日の早朝を利用して、浩庵キャンプ場のカット回収を行いました。
付近を散策
カット回収と一緒に付近を散策。受付ではゆるキャン△関連の展示が行われていました。
噂に聞いていたとおり、湖畔サイトはかなり傾斜があります。寝るときには湖畔に対して垂直にならないと転がりそう。
それにしてもいい天気だ。
夕食の時間までは、各々好きな時間を過ごしました。
夕食は餃子鍋
日も暮れてきたので、暗くなる前に夕食にしました。
メニューは浜松餃子鍋と焼き肉。寒い時期は、体を温める意味でも鍋は非常に有効です。
複数人でキャンプすると当然バーナー類も複数個あるわけで、調理がしやすくなって便利。
このテントは前室が広く、調理中に風を遮ってくれるのが良い。
餃子鍋の前にまず鶏肉を投入。
鍋の素を使ったお手軽料理ですが、キャンプ効果も相まって非常に美味しく感じます。寒い時期の鍋はさらに美味しい。
隣のバーナーではスキレットで焼き肉。
たまんない…。
鶏肉がなくなったので浜松餃子を投入。
今回は前回のオフのときと同じく、家で使っているフライパンを持っていきました。フライパンにしては底が深いので鍋料理もできなくはないけど、やはり鍋そのものがあったほうが楽に調理できます。これだとちょっと多めに具材を入れるとすぐにいっぱいになってしまいます。
酒を飲みながらのんびり食べるご飯は最高すぎる。
焼き肉は友人が持ってきたスキレットを使用しました。普通のフライパンで焼くよりもなんか美味い気がする。
オフの時に他の方がスキレットを使ってステーキを焼いているのを見てから徐々に欲しくなりました。今度買います。
浩庵キャンプ場の夜
夕食の片付けが終わるとあたりはもう真っ暗。付近のテントでは焚き火を囲みながらお酒を飲んでいたりして、楽しい時間を過ごしているようです。
寝る前に、せっかくなので夜の撮影をしに出かけました。
軌跡でない星を撮るのは初めてだったので調べながら撮影した結果、雲も比較的少なく綺麗な夜空を楽しめました。
朝日を拝む
昨晩は鍋で体が温まったおかげか、特に寒いと感じることもなく眠りにつけました。
マットレスもあるので底冷えもなし。
そして翌日。
無事に日の出前に起きることができ、まわりのキャンパーと一緒に朝日を拝む。
朝食は適当に済ませ、荷物やテントの片付けをして出発です。このキャンプ場は10時までにチェックアウトなので、あまりのんびりはしていられません。
8時くらいに片付けを済ませてテントサイトを出ると、すでに本日の宿泊者がずらっと順番待ちをしていました。
テントを張る場所は早いもの勝ちとはいっても、相当早く到着して順番待ちの列に並んでおかないと目的の場所に張るのは困難のようです。
人気の場所はやはり傾斜が少ない林間サイト。でも湖畔サイトでも傾斜がゆるい場所はたくさんあるので、心配する必要はあまりありません。
出発前に。
今まで千円札の裏側をじっくりみたことはなかったけど、ここで撮影されたものだったんですね。
ティザービジュアル
せっかくなのでティザービジュアルの再現を行いました。
晴れてくれて本当によかった。
身延町/南部町散策
この日の流れは身延町から南部町をカット回収がてら散策し、最終的にふもとっぱらでテント泊をします。
昨日買い出しの時に通った道を下っていって、まず向かったのが本栖高校のモデルとなった身延町立下部中学校。
すでに廃校になっています。
このあたりはゆるやかな時間が流れており、いつもの時間に追われる生活からは程遠い感覚です。
身延町/南部町:カット回収
別記事でまとめました。
買い出し
カット回収もかねて本日の食事の買い出しに訪れたのは、あおいがバイトをしているゼブラ。
…のモデルになったセルバ身延店。中には百均もあり、食材も豊富です。買い出しをするには最適の場所。
横にはコメリがあるので、ちょっとしたキャンプ用品なら調達できます。
あおいちゃんはいなかったよ…。
まんじゅううまい
身延町立下部中学校からどんどん南下し、身延駅付近にやってきました。
お目当てはみのぶまんじゅうです。
アニメ中で野クルがみのぶまんじゅうを買ったお店「栄昇堂」には恵那のパネルが置かれていました。
そしてまんじゅうを購入。もちろん例のベンチで座って食べました。
非常に食べやすく、5個10個くらいならあっという間に食べられるお手軽な味という感じ。ついつい追加購入してしまった…。
本日の温泉
ふもとっぱら付近には温泉施設がないため、時間的にはだいぶ早いですが身延町/南部町付近でお風呂に入ることにしました。
行ったのは内船駅からほど近い「なんぶの湯」。駅から歩いて5分くらいです。
中には一度横になったら確実に寝そうな休憩室やお食事処もあり、ゆったりするためにあるかのような温泉施設です。
キャンプ場を探すときはセットで温泉施設も探すといいかもしれません。温泉で温まると快眠具合も全然違います。
ふもとっぱら
その後はまかいの牧場や道の駅朝霧高原で飲み物を購入したりして、ふもとっぱらに到着したのは15時。
行く途中で牛さんを発見。このあたりは牧場が多いようです。
到着!
キャンプ場としてはかなり広い部類に入りますが、水道はいたるところにあるので水を求めて長い距離を歩いたり…という心配はありません。
さっそくテントを組み立てます。
さすがに昨日よりは慣れたのか、設営時間は昨日の半分程度で済みました。しかしテントが大きいので、風が強い時などに二人で設営するのはなかなか大変…。
テントの中からこの景色を見られるのはすごい。
日曜日ということもあり、テントを張っているグループはそこまで多くありません。
だだっ広いキャンプ場の割に人が比較的少ないので、隣のキャンパーのテントまでかなり距離が離れています。
そのためある程度のプライバシーは保証されている状況。
カット回収
夕食までの時間を利用してカット回収に行きました。
「ゆるキャン△」舞台訪問 朝霧高原エリア - TAMAISM
夕食
一通り散策が終わったので夕食にします。
今日の夕食は昨日に引き続き焼き肉で、焚き火セットを新しく導入しています。
しかしここで問題が生じました。
すさまじく寒い。尋常でないくらい寒いです。
昼間は暖かったものの日中から一気に冷え込んだためか、体感温度がかなり低くなっているようです。たまらず厚着をし、それでもお互い食事ができる状況ではなかったので急いで肉を焼いて食べる→火にあたる→肉を焼いて食べるの繰り返し。
なんとか食べ終えることができて、頼りにしていた焚き火がそこまで温かくなかったため難儀しました。火が弱かった??
どうやら昨日は鍋を食べることによって、身体の中から温まった効果でそこまで寒く感じなかったみたいです。鍋は偉大。
その後の片付けも寒すぎて翌日の朝に延期になりました。
ふもとっぱらの夜景
寒いけど写真は撮る。
この日も雲が少なく、満天の星空を堪能できました。
このあとはシュラフに包まってすやすやと寝る…ことができませんでした。自分の持っているシュラフはComfort 6℃、これはつまり快適に寝られるのは6℃までで、気温がそれ以下になると快適ではなくなるということ。
この日の気温は多分3℃くらいまでは下がったと思います。なぜなら寒くて寝られなかったから。
もう春だし、ダウンジャケットは必要ないだろうと思っていたのが仇になりました。やはり冬用の装備を万全にして来るべきだった。
ふもとっぱらには食堂(冬期は不使用)があり、受付の際に「あまりに寒くてテントで寝られないときは食堂で寝てもいいですよ」と言われましたが、食堂の中で寝ようか本気で悩みました。
しかしそのうち寒さよりも眠気のほうが勝り、気がついたら寝てました…シュラフに入ってから一時間後くらいだったと思います。今度からは防寒をしっかりしなきゃ。
翌日
朝方は深夜よりもさらに冷え込み、寒さで起きる→寝る→寒さで起きるを繰り返した結果、日の出の時間になりました。日が出てくれれば気温が上がる。
これほど早く日が昇って欲しいと思ったことはありません。
朝やー。
テントの外に出るとさらに寒いので、自分たちのテントのまわりを歩いて体を温めました。近くに他のテントはなかったからそこまで迷惑にはなっていないはず。
よくみると地面の草が凍ってました。そりゃ寒いわけだ。
朝食は昨晩の残りの肉を焼いて食べました。ある程度気温も上がり、昨晩のような極寒の中での食事とはならず一安心です。
その後は昨日と同じく、片付けをして撤収。
キャンピングカーで来ていた方も何名かいました。テント等がないのでそのまま撤収できるのは便利そう。
山梨市へ
カット回収
ふもとっぱらを発ったあとは山梨市へ向かい、山梨市駅や笛吹フルーツ公園のカット回収を行いました。
ほったらかし温泉
その後ほったらかし温泉へ向かい、友人はあっちの湯へ、自分は前回入らなかったこっちの湯で入ることに。
あっちの湯もこっちの湯も入浴料は同じなので、正直どっちに入ってもいいと思います。あっちの湯の方が露天風呂が広いためか、あっちの湯に入る人数のほうが多かった印象。
お風呂からあがった後は、前回オフのときに営業時間外だったため食べられなかった温玉あげを食べました。うまー。
ほうとう
もうあとは帰るだけという段階になって、山梨に来たのにほうとうを食べていない、せっかくだから食べようという話になり、帰り道の途中にあったほうとうのお店「甲州ほうとう小作」へ。
お店の雰囲気が好みです。畳敷きというのが良い。
頼んだほうとうは結構な量があり、夕食がいらないくらいがっつり食べることができました。太麺が味噌と合ってて美味しい。
ほうとうにはいろんな種類があるらしいです。山梨を再訪問する理由がまた一つ増えた。
それからはリンちゃんが高ボッチ山へ向かった下道を諏訪まで通り、そこから高速で帰りました。
防寒が不十分だったものの、舞台を訪問することもできたし、何よりキャンプそのものを十分に楽しめたことが最高に嬉しかったです。
まだ訪れていないキャンプ場は、少し寒くなる秋の終わり頃に訪問する予定です。
おしまい。
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