【内容と感想】「響け!ユーフォニアム」4回目だよ!宇治でお祭りフェスティバルに参加してきた

宇治でお祭りフェスティバルとは、2015年から行われている「響け!ユーフォニアム」のイベントです。

内容としては声優さん達のスペシャルトークや、新作の発表が行われます。今年で4回目になり、運良くチケットが当選したので参加してきました。

もくじ

宇治でお祭りフェスティバル

イベントの詳細をざっと書くとこんな感じです。

  • 日時: 2018/6/3(日) 開場13:30/開演14:00(終演15:30)
  • 会場: 京都・宇治市文化センター 大ホール
  • 出演: 黒沢ともよ(黄前 久美子 役)、朝井彩加(加藤 葉月 役)、豊田萌絵(川島 緑輝 役)、安済知佳(高坂 麗奈 役)、藤村鼓乃美(中川夏紀 役)、山岡ゆり(吉川優子 役)
  • 内容: キャストトークイベント

チケットの一般販売は例のごとく瞬殺だったそうな。

やっとサイトにアクセスできたと思ったら完売してたとか、自分もよく経験してますが、一般販売でチケットをゲットするのはなかなか厳しいです。

「宇治でお祭りフェスティバル」自体は日曜日開催で、せっかくなので土曜日に行われるファンイベント「ようこそフェスティバル」にも参加してきました。

「リズと青い鳥」舞台訪問

京都に到着してまず行ったのが、「リズと青い鳥」の舞台訪問。といっても、劇中ではほとんど校内でお話が進みますので舞台としては少ないです。

「私、みぞれのソロ、完璧に支えるから。今は、ちょっと待ってて」

希美は当初、フルートのソロを活き活きと、主役のオーボエを食いかねない勢いで演奏していました。まさに対抗心の現れそのものでした。

しかし、覚醒したみぞれの演奏を受けて、敗北を受け入れたあとにこの言葉を言えるというのが本当に素晴らしい。


「「本番、がんばろう!」」

「は、ハッピーアイスクリーム!」

「なにぃ、みぞれ、アイスが食べたいの?」

何もかもが尊すぎる。

「「本番、がんばろう!」」と声を重ねたあの一瞬だけは間違いなく二人は重なっていた。大好きのハグのあとも完全にお互いを理解したわけではない二人ですが、だからこそこのシーンが映えるのかなと。

中学時代の二人。

ここは駅からかなり遠い上に交通量が多く、時間帯によっては撮影するのが困難です。このときは朝6時で通勤通学の人が多かった。

ここは劇中の場面のように、春は桜が綺麗だそうです。

あじさいの名所「三室戸寺」へ

この日は土曜日の朝5時に神戸港着、そのまま宇治に向かったものの、「ようこそフェスティバル」のイベントの開始時間は11時。開始までかなり時間が余りそうな感じでした。

黄檗で下車して莵道高校まで歩く道中、せっかくなのでそのまま三室戸寺まで歩くことに。目的はもちろん紫陽花です。

この日は最高気温が30℃。もう完全に夏。

見頃には早いと思っていたのが、なかなかどうして素晴らしい咲き具合。想像以上に咲いてて嬉しい。

そういえば今回訪れたときは青い花ばかり咲いていた。もう少し時間が経って見頃を迎えればピンクとか他の色も咲くのかな。よく分かりません。

個人的にあじさいは雨の日に見るのが最高だと思っていたけど、晴れている日のほうが色がくっきり映って美しいと気づきました。

ようこそフェスティバル

ゆっくりしていたら昼前になったのでそのまま歩いて宇治へ。

三室戸方面から向かうと下り坂しかないので楽です。

正直、「ようこそフェスティバル」の会場である宇治文化センターへは上り坂を回避するためにJR宇治駅からバスに乗る予定でした。でも時間的にも余裕あるし、大した距離ではないし…と考えたので徒歩で向かいます。

今回はいつも使ってる大通りではなく、莵道小学校西側の住宅地を抜けてみました。

宇治文化センターに到着。

少し待つと開場時間の11時になったので入場。早速物販のカタログとスタンプラリーのシートをゲット。

おまつりマーケット

物販「おまつりマーケット」の開始は12時。あと1時間待つ必要があります。

立ちっぱなしで待つのはきつかったものの、センター内はエアコンが効いてて涼しい。

12時になって物販開始。基本的におまつりマーケット(即売会エリア)での撮影は禁止ですが、【サークル主様から撮影許可の出ている展示物のみ】撮影可となっています。

どの作品も素晴らしいものばかり。私もいくつか購入しました。

痛車でユーフォニアム

今回のファンイベントでは痛車も多く展示されていました。

痛車を見るたびに思うこととして、通常の状態からここまで装飾するのにかなりの手間がかかっているということ。

それだけ作品を愛していないとなかなか踏み切れないことだと思うし、愛にあふれているなと感じます。

まちなかスタンプラリー

痛車撮影が終わった段階で時間は13時。

この「ようこそフェスティバル」を訪れた最大の目的である「ふこうよ発表会」の開始時間である16時まで3時間ほどあったので、先にスタンプラリーを済ませることにします。

「まちなかスタンプラリー」は宇治市内にある計6箇所のお店に設置してあるスタンプを全部押した上で景品交換所に持っていくと、クリアファイルorポスターがもらえるというもの。対象となるお店は以下の通り。

  • 宇治の宿 茶願寿邸
  • 茶願寿Cafe
  • 抹茶共和国
  • 家具屋のサワキ
  • ツア・クローネ
  • Nico

というわけで早速出発。

スタンプはこんな風に設置してあります。

宇治文化センターを出発して最初に訪れたのがここという時点でお気づきの方もおられるかと思いますが、最寄りにあるお店「ツア・クローネ」を完全スルーしていることに気づいてませんでした。

おかげで坂道を1kmほど往復することに…。

お店はある程度密集しているので、そんなに広い範囲を歩き回る必要はありませんでした。

景品のクリアファイル。

ポスターもありましたが、持ち運びを考えてこっちを選びました。

ふこうよ発表会

景品を回収して、例の坂道を汗だくになりながら歩いて宇治文化センターに帰還。時間は15時前です。

「ふこうよ発表会」の入場開始時間が15時からなので、ちょうどいい時間に帰ってこれたという感じ。早速小ホールへ向かいます。

演奏のプログラムは

  • 三日月の舞
  • 響け!ユーフォニアム
  • DREAM SOLISTER

の三本立でした。

どの演奏も非常に聴いてて「耳が心地良い」というか、生演奏の素晴らしさを再認識させられました。

公式HPには「作中の音楽を、本日のために集まったファンの方による演奏でお楽しみいただけます。ぜひお越しください。」「現在も楽器を演奏している方はもちろん、十数年前は吹奏楽部だった…というお父さんお母さん、アニメを見て楽器を始めた…というフレッシュな初心者さん、どなたでも参加可能です!」とありましたが…全員上手すぎないですか!?(゚Д゚;)

アンコールでは演奏に合わせて、司会進行役の方がDREAM SOLISTERを熱唱。この方の歌唱力が凄すぎてもう感動しっぱなし。あとでTwitterを確認したところ、シンガーの方だそうでした。納得。

音楽は感情を揺さぶりやすいといいますが、演奏を聴いていて最初にこの作品に出会ったときのことを思い出しました。やっぱり自分は「響け!ユーフォニアム」が、そして宇治という町が好きなんだなと。

素敵な演奏ありがとうございました!

「リズと青い鳥」オフ

「ようこそフェスティバル」が終了してからは一旦宿に戻ってから京都駅前に移動。ユーフォファンの方々とのオフ会が行われました。

どの方も熱く作品について語っておられました。

特に地元の方(三室戸)の方のお話では作中の中学校の校区の範囲について聞けたり、はたまた別の人の話では「リズと青い鳥」の中での表現方法や場面転換のタイミングなど、自分が今まで考えてなかった視点から見たユーフォ作品の考察を数多く伺うことができました。こうやって自分の世界をどんどん広げていけるのはこの趣味のいいところですね。

その後二次会へ。

駅前に大きな飲み屋街があるのはほんと羨ましいです。

大吉山、登るの。

二次会で合流した方々と急遽大吉山に登ることになりました(なぜ

宿は宇治だし、特にやることもないので参加することに。

宇治についた時点で時刻は25時。二次会帰りなのにコンビニで酒を買ってから展望台に向かうという狂気っぷり。合計三人で大吉山展望台まで歩きます。

展望台までの道自体は勾配も緩く、登山口から普通に歩いて10分くらいで着きます。ただ街頭の類は一切ないので懐中電灯などが必須です。

汗をかくからなのか、酒飲んだあとに大吉山登ると一発で酔いが覚めるのでおすすめ。

手前の手すりにピントを合わせて背景をぼかすという、アニメ本編で出てきた表現をやりたいけどうまくいかない。あまりボケが大きくても不自然だし、これくらいが自然なのかな。

暗所部の編集技術をなんとかしたい。普通に撮ると黒く潰れてしまってディテールが失われてしまう。

しばらく三人で酒飲みながら夜景を眺めてました。

時間も時間なので自分たち以外の訪問者は皆無。ゆっくりするならこれくらいの時間に訪れるほうがいいかもしれません。

ラッピング電車撮影

深夜2時まで山に登っていたこともあり、朝起きたのは7時。「宇治でお祭りフェスティバル」は13:30開場なので、それまでは特にすることがありませんでした。当初は宇治周辺を散歩する予定でしたが、ちょうど京阪電車が「響け!ユーフォニアム」のラッピング電車が運行していると聞いて行ってみることに。

今日もいい天気そう!

大津方面への移動中に調べてみると、ラッピング電車は京阪電気鉄道 石山坂本線の石山寺駅~坂本比叡山口駅間を往復しているようです。日によって運転予定時刻が違うようで、土日は「休日B」というダイヤ。だいたい一時間に一本走っていることになります。


ラッピングは外板部分に施されているので、その電車に乗っているときは直接見ることができません。

かといって駅のホームで撮影するのも至難の業。じっくり撮影できるのは終点である石山寺駅、もしくは坂本比叡山口駅での停車時(それでも停車時間は5分ほどしかない)くらいしかタイミングがないです。

それに停車中はドアが開いたままになってしまうので、「ドアが閉じた状態」を前提にデザインされているラッピングはなんか物足りない感じに。

石山寺駅は頭端式ホームとなっているため、降り口の反対側のドアは開きません。

坂本比叡山口駅では撮れなかった反対方向からでも撮影が可能です。

しかしホーム上からではアングル的に電車全体を収めることが困難です。

そこで、走行中の電車を沿線から撮影する方法もやってみました。電車を撮るなんて初めてかも知れません。

撮影場所は、電車が路面を走るびわ湖浜大津駅近く。ここは見通しが良い直線になっているので、例えば踏切のそばから撮るよりは容易に、しかも綺麗に撮れるらしいです(人に聞いた)

びわ湖浜大津駅から見る琵琶湖。次来るときはロードバイクで琵琶湖一周してみたいです。

普段は風景専門で撮影しているので、実は連写で撮影するのもあまり経験がありませんでした。

水平がずれましたがそれっぽいのが取れたので満足。望遠だと手ブレを起こしやすいのでSSは早めに設定する必要があります。

宇治でお祭りフェスティバル

びわ湖浜大津駅から駅に戻ってきました。例によって駅から宇治文化センターまでの移動手段は徒歩。相変わらず気温は高いですが、宇治の町を歩くのは大して疲れません。それよりも作品の舞台を歩いてる!という感動のほうが強いです。

座席は全て指定されているので早く到着する必要は全くないです。でもこういうのって早めに現地に到着したくなりますよね。そわそわするというか。

到着してから入場行列に並び、しばらく待つと開場。私の席はモロに端っこのほうでしたが、近いか遠いかで言うと比較的ステージに近いという位置。今回はオペラグラスを持って行ったので距離はあまり関係ない。

運が良ければ前の方の席が当選するかもしれませんが、いつもそんな幸運に恵まれるはずはありません。遠い席ならそれなりに楽しむ工夫が必要。

オペラグラスはいわゆる双眼鏡なので持ち込み規制にも引っかからないし、舞台挨拶などでは必ず持っていくようにしています。今回は、ステージの背後にモニターがあったのであまり必要ではありませんでしたが。

声優には全く詳しくないので、今まで声優に関するイベントには数えるほどしか行ったことがありません。というかユーフォ関連だけ。声優のイベントって普通は何やるんでしょうか?今回みたいにトークが中心になるとは思いますが、それ以外に想像がつきません。

トークイベント

一言で言うと最高でした。声優さんたちの会話が楽しい。カレーとanknownの下りで腹がよじれたのは自分だけではないはず。

あと最後の朗読会、あれが新作の冒頭へと続いていくのでしょうか?アニメの中の声そのままで本当に感動しました!

新作発表

「響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~」

ついに続編映画の詳細が発表されました。同時にキービジュアルも公開されました。

今作のキービジュアルは、TVアニメシリーズ1期・2期のビジュアルを合わせたようなものとなっています。

1期
2期

かつてはあすか先輩がいた場所に久美子が、そして久美子がいた場所に後輩である久石奏が位置しています。

北宇治高校への入学から一年経って久美子が成長した様子が描かれています。

高校2年生になった久美子。そうして迎えた新しい春、吹奏楽部へ入部してきた“後輩”たちと久美子の間にどのようなドラマが生まれるのか。それを京アニがどう描くのか。

今から楽しみで仕方がない。

第3回定期演奏会開催決定!

そして、なんと定期演奏会が開催決定という嬉しいニュースが!

詳細は次の通り。

神奈川公演:2018年9月30日(日) よこすか芸術劇場
昼の部 14:00開場/14:30開演(16:30終演予定)
夜の部 17:30開場/18:00開演(20:00終演予定)
京都公演:2018年11月4日(日) 宇治市文化センター大ホール
昼の部 13:00開場/13:30開演(15:30終演予定)
夜の部 17:30開場/18:00開演(20:00終演予定)

早速応募しました。第1回、第2回ともに当選しているので今回も是非とも当たって欲しいところ。

そんなこんなで、笑いあり、サプライズありの素晴らしいイベントでした!

勢いでもう一泊

当初は日曜夜の夜行便で帰る予定だったのですが、月曜日も天気良さそうなのでもう一泊することにしました。

イベントの後はフォロワーさんと伏見へ飲みに出かけ、帰りに再度大吉山登山をするという。これ完全の昨日の再現になっとるんじゃ…。

今回訪れたお店はこちら。

いわゆる有名店で、日曜の夜でも人でいっぱいでした。

伏見には多くの酒造があるので、いつかじっくり飲み歩きたいです。

昨日の賑わいから打って変わり、月曜日の宇治の朝はとても静か。あたりには散歩している方がちらほらいるくらいでファンの方の姿は少なかったです。こんなこともあろうかと三連休にしててよかった。

平日の朝ならこの「ようこそフェスティバル」クリアファイルのカット合わせも多少楽かなと思ってましたが、直後に修学旅行の団体がぞろぞろとやってきました。

久美子ベンチ。今日Twitterを確認したところ、ベンチ前のフェンスが外されて河川敷に下りられるようになったみたいです。

今年の県祭は火曜日なので行けませんでした。さすがに2日連続で会社休むわけにもいかないし、何より距離的に火曜日のうちに帰宅できるかすら怪しい。

少し足を伸ばして宇治川水道橋までやってきました。

2期で最も印象的な場所だといってもいいくらい有名な場所です。

楽しい時間はあっという間。久しぶりの宇治をばっちり堪能できて幸せでした。

おしまい。


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