「氷菓」舞台訪問 ロードバイクで冬の下呂温泉~飛騨高山を旅してきた

今週は全国どこも天気が悪く、遠くまで行ってると土日の二日間だけでは満足できそうになかったので近場に行くことにしました。

その近場とは、下呂温泉~高山です。

今年は積雪量が相当少ないらしく、普通なら凍結して全く走ることができない岐阜県北部へも自走で行けてしまうくらい暖かいそうです。異常気象なんだろうけど、走る分には選択肢が広がって嬉しい。

もくじ

温泉入りに下呂へ

郡上八幡、下呂、高山と比較的近場に雰囲気のいい街があるので、こういうときのポタにもってこいなのが個人的には嬉しい。旅しなくても満足度の高い時間を過ごせます。

前回の高山訪問ではせせらぎ街道を走って高山市街の西側まで北上しました。

今回のルートは郡上八幡~下呂~高山という変則ルートです。

とにかく自分は交通量が多いところを走るのが嫌なので、できる限り自転車で走りやすいルートがあればそれを選ぶようにしています。

郡上八幡~下呂間は国道256号を通る以外に選択肢がなかったので今回は初めて走ってみたところ、これがすこぶる快適でした。最初に少し登れば、後は下呂までほぼ平坦です。

注意点としては、本ルートの途中の和良IC~下呂IC間は自動車のみ通行可ということです。

なので県道86号を通って飛騨金山方面に抜けるか、もしくは県道431号を使って飛騨萩原に抜けるしかありません(これが結構な遠回りになる)。

下呂温泉といえば岐阜県を代表する温泉地として有名。そして季節は冬ということで、観光客も非常に多いです。

観光シーズンの観光地をどう回るかは個人的に悩みのタネの一つだったりします。何かに付けて待ち時間が長いし、混雑していると十分に楽しめない可能性もあります。

今回は人が多そうな温泉街の中心部を避け、日帰り入浴が可能な銭湯を回りました。

どこの温泉地でも当てはまることとして、日帰りで入ることができるのは①町の公共浴場的なところ(共同湯)か、もしくは②ホテルや旅館のお風呂のどちらかだと思います。

前者は観光客だけでなく町の住民も普段から使っている施設で、後者は本来は宿泊向けの温泉を日帰り客用に開放している場合です。

今日は気分的にどこでもいいから温泉に入れればいいくらいの思いだったので、①を選択。

下呂温泉には以下3箇所の共同湯があります。

  • クアガーデン露天風呂(¥700)
  • 白鷺乃湯(¥370)
  • 幸乃湯(¥370)

温泉は天気の悪さとか一切関係なく体を癒やしてくれるのが良い。

ただ入るだけで満足できるというのはとっても素晴らしいことで、あれこれ考える前に温泉に入ってゆっくりするという体験は定期的にやりたい。

朝からのライドで冷えた身体もばっちり回復しました。

高山の夜

高山に到着したのは、夜。

実を言うと当初は下呂温泉に入ってそのまま輪行で帰るつもりだったのが、せっかくなので高山に寄り道することにしました。

宿も高山に到着する1時間くらいに前に見つけて予約したし、個人的にはその場の雰囲気で臨機応変に行程を組み替えるということを徐々に実行できているのかなと思います。

気分で行動するのは結構いいかもしれんね。何より時間を気にしなくていいのが大きい。宿のチェックインの時間とか、今まではかなり気にして行程を立てていたし。

夜の散策タイム。

冬の高山の夜というのは実は意外に人が少ないです。理由はたぶん寒いからじゃないかと思います。この日も夜間の気温は2℃とかだったので、あちこち出歩くよりも宿で食事をとってる人の方が多そう。

逆に夏の夜は出歩く人が多いので、夜の散策が好きな自分にとっては冬のほうが好きかもしれません。

夜の高山は、鍛冶橋周辺の活気のある賑わいもいいし、斐太高校周辺とか日枝神社周辺とかのひっそりとした雰囲気も素敵です。今回夜ポタをやってみて、人がいない時間帯に走るのもなかなか面白いと感じました。

当然ながらスピードを出すようなものではなく、あくまでのんびり散策するポタという形、これにおける自転車の速度が、夜の町の風景が視界から流れていく速度にちょうどいい。

人気がないところだと本当に自分ひとりしか町を出歩いていないんじゃないかという錯覚に陥ったりするし、それがまた心地よかったり。宿泊地に到着してからの夜ポタは今後も取り入れていきたいです。

翌日

いつも使ってる宿で目を覚まし、今日も天気悪いのかなと半ば諦めながらSCWを眺めるとなんとこれから晴れるという予報になってました。昨日下呂温泉で満足して日帰りしなくてよかった…!

というわけで、今日は春のための下見に向かうことにしました。

やって来たのは、高山市街の南に位置する一之宮町。アニメ版「氷菓」の最終話で舞台になった場所です。

ここは春になると臥龍桜をはじめ駅周辺や川沿いに見事な桜が咲くことで有名で、今日は今年の春の来訪に向けて気分を高めるために訪れてみました。

ここ周辺の静けさは、自分が本格的に高山訪問を初めた2012年から全く変わっていません。

2012年の時点では高山そのものも今ほどは人が多くなかったと記憶していている一方で、高山市街地周辺の観光推しは年々高まってきています。

外国人が選ぶ日本の観光地でも上位にランクインしてたりして、市としても観光への力の入れようが半端ではないなということが外から見ても伝わってきます。そうでなくても、春秋の高山祭などでは観光客の人数がとんでもないことになってたり。

高級ホテルなどの宿関係も全然足りなくなっているようで、その建設も今進んでいるという話も聞きました。

観光地としての高山の方針は置いておいて、いかんせん人が多い場所が苦手なので古い町並みをはじめとした宮川沿いのエリアはこころなしか避けつつあります。そういう意味では今となっては不動橋とか、一之宮周辺の静けさが自分には合っているのかなと思ったり。

繰り返しになるけど一之宮周辺は本当に静かで過ごしやすいです。

特に氷菓最終話での水無神社や臥龍桜のシーンの印象もあり、ここを訪れると自然と心が落ち着く。夏になったら水無神社の奥宮がある位山(同じ一之宮にある山、標高1,529m)に登ってみたいと計画中です。

水無神社周辺は、というか神社周辺の雰囲気って特別なものだと感じることがある。ただ静かなだけじゃなくてずっと留まっていたくなるような気持ちになります。建物の自然な感じも好きだし、その周辺の木々とか山々の組み合わせも好きだったりします。

でも根幹では人が少ないのがやはり好きなので、その関係で神社とか寺が好きになったのかもしれません。

一之宮を十分満喫したところで、高山市街に戻ります。

次に一之宮を訪れるのはもちろん春。満開の桜を楽しみにしながら自転車を北へ走らせました。

高山の路地とか裏通りとか。

観光地の裏側にある市民の生活という一面も、自分から見ようとしない限り見えてこなかったりします。マップを見ずに気になる道があったら試しに入ってみるのも面白い。

あとはお馴染みの場所を走ったり、高山ラーメンを食べたり日本酒買ったりして電車の時間まで過ごしました。

終わってみればなんか高山ポタがメインになっている気がするけど、久しぶりにこういう休日の過ごし方ができて満足しています。高山は何度訪れても思い出深い場所だし、それは季節を問わないのが良いところ。

次に訪れるときには桜を満喫できたらなと思います。

おしまい。


本ブログ、tamaism.com にお越しいただきありがとうございます。主にロードバイク旅の行程や鄙びた旅館への宿泊記録を書いています。「役に立った」と思われましたら、ブックマーク・シェアをしていただければ嬉しいです。

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