【α7lll】カメラシステムをSony Eマウントに移行しました

目次

背景

私は2017年にNikon D750を購入し、初めてのフルサイズ一眼レフを手に入れてから登山や旅の際には必ず持参してました。

撮影するのは主に風景で、たまに動体も取るというスタイル。

Nikon D750 名機です

ロードバイクを始めてからはたすき掛けスタイルで持って走り、現地で愛車と風景を一緒にファインダーに収めるということをしてました。

D750自体はNIkon機ならではの特徴として堅牢性が非常に高く、登山時に岩にぶつけたりしても普通に動作してくれます。そのうえ雨や湿気にも強いので自分のアウトドアスタイルに合っているし、大雑把な管理でも問題ないくらいとても頼りになりました。

バッテリーも非常に長持ちするので、数日間に渡って充電ができない旅でも全く気になりません。とにかくいい事ずくめの機種で、Fマウントレンズも当時から徐々に増やしていったりしてそこそこ充実してました。

しかし、ここに来てマウント移行を考えたのは次の理由によります。

  1. フルサイズミラーレスが気になってきた
  2. 世の中の情勢や企業体力の問題

ミラーレスで写真を撮ってみたい

まず1つ目の理由は、ここ数年でミラーレス機の性能が格段に上昇してきており、バッテリーの持ちやレンズのラインナップ等が運用上問題にならない状況になってきたということです。

SNSでもそれらの機種で撮影された魅力的な写真を多く見かけるようになり、さらには自分と同じようにロードバイクや登山で使っている方も多くなりました。

なので、ミラーレスのこの機種でぜひ写真を撮ってみたい、このレンズを使ってみたいという気持ちがここ数年で大きくなってきたのが1つ目の理由。

一眼レフの将来性

次に2つ目の理由は、こっちの方が主な原因ですが一眼レフが将来的に先細りになっていくという点です。

世の中的にもカメラといえばミラーレス機に移り変わっており、一眼レフの話題はほとんど見かけなくなりました。一眼レフに限らずミラーレスを含めたとしてもカメラ業界そのものが全体的に落ち込んでおり、いわゆるピンチ状態になっています。

一眼レフとミラーレスの今後について語る。衰退?撤退?それとも進化か | デジタル一眼レフカメラ初心者入門講座のあおぞらレフ

デジタルカメラの市場は今後2年間で半分に縮小する恐れがある - デジカメinfo

これはやはりスマホの影響が大きく、スマホの性能が上がったことでスマホで満足するユーザーが増えました。

もちろんスマホで撮れる写真も限界があるものの、そのスマホの受け皿としてはミラーレスが担うようになりました。なので各社がこぞってミラーレスに参入してるわけです。

でも正直それだけだったら「いや、私は一眼レフを使い続けるぞ」となるのですが、それが難しい状況になりつつあります。

それが企業体力的な問題です。

Tony Northrup Industry Predictions: Fujifilm X Mount Will Survive, but GFX Probably Phase Out (but I do NOT Agree) - Fuji Rumors

上のリンクは「各社のマウントの将来性に関する予想」を示したものです。

あくまで参考程度ですが、一眼レフのマウントの多くが「無くなる可能性があるマウント」に分類されています。デジタル一眼レフでは圧倒的2強だったCanon、Nikonともに最近は収益が芳しくなく、巨額赤字記事も見かけるようになりました。

カメラ業界自体の雲行きが怪しい現状で一眼レフが売れないとなれば、事業的には切られてしまいます。

特にNikonなんかはカメラ専業の会社なので、これ以上収益が上がらない状況が続けばマウントより先に会社が無くなってしまうかも?買収されるかも?ということを危惧せざるをえません(考えたくないけど)。

そこまでいかないにしても新製品開発の進捗にも直接影響してくるし、そうなるとさらに買う人が少なくなって、例えばサードパーティのレンズ開発時にもNikonFマウントは除外します、なんてことにも繋がります。

上記について1年くらい色々悩み、実物を何回も触ったりしてみた結果、一眼レフからフルサイズミラーレスに移行することにしました。

マウント移行について

どのマウントにするか

実は「フルサイズミラーレスに移行する」と決めた時点で買う機種は決まってたので、ここから先は非常にスムーズでした。

移行先はSonyのEマウント(αシリーズ)です。

デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

フルサイズミラーレスはNikonやCanonも参入している中で、これについてはSony一択でした。理由をざっとまとめてみると以下の通りです。

  • レンズのラインナップが純正・サードパーティともに非常に充実している(重要)
  • αシリーズの性能が全体的に高い
  • 開発スピードが早い
  • Twitterなどで魅力的な写真を撮られている方の機種が軒並みSonyのα

※最後については大きな理由にはなりませんが、好きな写真を撮られる方の機種って意外に気になるので参考に本人に聞いたりして情報を集めました。

結論を言うと、Sonyの開発力に惹かれたということになります。

レンズの選択肢が多いことは撮影の幅を広げる上でとても重要だし、他のメーカーのフルサイズミラーレスについても調べたものの、本体ばかり先行していてレンズの揃いっぷりがなんかイマイチでした。

Sonyは非常に早いスパンで新製品を出してくるのでこれまた選ぶ余地がある上、サードパーティもこれに並行して新レンズをバンバン発表してくるので憂いはありません。

どこで買うか

これについても予め決まっていて、Sony製品を買うならソニーストア一択です。

【比較】ソニーストアでのカメラ購入は長期保証『ワイド』の加入がお勧め。保証内容の違いを検証 - アナザーディメンション

ソニーストアで購入した製品にかけることができるワイド保証がとにかく優秀で、故障・破損・水ぬれ・火災・水害・落雷など、カメラやレンズが壊れるほぼ全ての事象に対して無料で修理を受けられます。

実際にこの保証にお世話になった方に話を伺ったり、ネットで調査してみても実に評判が良い。ソニーストアで購入すると確かに家電量販店等で買うよりは高くつきますが、この保証のためだけにソニーストアで購入する価値があるほど便利なものです。

買ったもの

ボディ α7lll ILCE-7M3

α7 III | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

ボディは、ベーシック機に位置づけられているにも関わらずスペックが非常に高いことで有名なα7lllを選びました。

第3世代のスタンダード機という位置付けで高画質と高速性、高機能をバランスよく兼ね備えています。値段もお手頃だし、今現在の最新機種であるα7RIVほどの解像度は自分には必要ないと判断してこちらにしています。

本当にベーシック機なのか君は?

いいね。

こじんまりとした金属体がずっしりとしているこの感触、所有欲を満たされます。

レンズ FE 24-105mm F4 G OSS SEL24105G

FE 24-105mm F4 G OSS | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

標準ズームには24-105mmを選びました。

つい最近に発売され、非常に評判が良いSigma 24-70mm F2.8 DG DN Artも含めてテレ端70mmかそれ以上かで随分悩みました。

ただ、今までの経験から自分は圧縮効果を利用したズーム気味の写真を取ることが多いことや、旅では1本で様々な写真を撮れるようにしておいた方が便利という理由からこのレンズにしました。ワイド端が24mmという点もGood。

焦点距離を抜きにしてもこのレンズの写りは高い評価を得ており、そういう意味でも気になっていたレンズでした。

レンズ FE 16-35mm F2.8 GM SEL1635GM

FE 16-35mm F2.8 GM | デジタル一眼カメラα(アルファ) | ソニー

広角ズームには16-35mmを選びました。主に登山用で使う予定です。

今までD750使用時に登山で使ってたFマウントレンズが同じ焦点距離の16-35mmで、特に焦点距離に関して不満はなかったので同じ距離にしました。

Eマウントにも同じ16-35mmで写りがよく、逆光耐性もあって価格が半分以下のVario-Tessar T* FE 16-35mm F4 ZA OSSがあり、これとどっちにするか非常に迷いました。

結果的にはより明るい方が色んなシーン(星景など)に対応できるという点や、どうせ16-35GMの方が欲しくなるのだから最初から買っとけの精神で決めました。

ひとまずは上記のレンズ体制でいくつもりです。

この2本があれば特に困るシーンはないと思うし、その理由でこの2本に決めたので後悔はありません。

金銭的にはクーポンなどをフル活用した結果、ボディ・レンズともに大幅に値引きできた以外にワイド保証(3年)を無料にすることができました。昔Sony製品を使ってた恩恵がこんなところで受けられるなんて意外。

実際に使ってみて

【岐阜県を走る13】以降の記事は、全てα7lll+24-105Gの組み合わせで撮影を行っています。

使用感

D750使用時と同じようにたすき掛けでライドに持参し、以前と同じような撮影頻度でパシャパシャやってみました。

ネットでも言われているように、ボディはとてもコンパクトである一方でD750と比較するとグリップが小さく、小指が余るという意見もあります。しかし、これについては何度か使っているうちに慣れました。

ボディの電源を入れてから撮影可能になるまでのタイムラグもそんなに違和感なく、EVFも最初は戸惑いましたが今では分かりやすいと感じてます。

OVFと違ってEVFは写真の露出やホワイトバランスなどの設定を直にファインダーで確認できるので、撮影してみて予想と違った、ということがありません。便利だね。

重さ

よく「ミラーレスは小さくて軽い」と言われるけど、フルサイズミラーレスに限っていうとそんなに軽くはないです。

ボディは比較する機種によって軽い重いの差はあるものの、性能のいいレンズって一眼レフ/ミラーレス問わず大きくて重いもの。この点は変わらないと思います。

私が普段常用しているボディとレンズの組み合わせで比べてみると、

  • D750(840g)+TAMRON 28-300(540g)= 1,380g
  • α7lll(657g)+24-105G(663g) = 1,320g

となって、60gしか変わってません。

ただ、D750は一眼レフの中ではかなり軽い部類に入るので、例えばD850(1,005g)から移行しましたという場合なら変化を感じやすいと思います。

階調再現域

写真を撮ってみたところ、D750使用時と全く異なる写真が撮れるというのが一番の感想です。

適当に撮ってみただけでも綺麗に撮れるし、ボディの性能なのかレンズの性能なのかはわかりませんが細部まではっきりと描写してくれてます。

上記の写真は全て24-105Gで撮影、色についてはオートホワイトバランス(AWB)で撮ってます。

自分は色を弄るのがあまり好きではないので、Lightroomで編集するときも色は基本的に変えてません。オートでも十分過ぎるくらい優秀だし、微妙な色の変化もちゃんと表現してくれています。

屋外/屋内問わず私の目で見たとおりの色を出してくれるので非常に心強いです。

バッテリーの持ち

とにかくバッテリーが減りません。なにこれすごい。

ミラーレスというとバッテリーの持ちがネックな印象でしたが、この問題はα7lllを使ってみた感想としては完全に解消されています。だってJPEGで150枚撮影してバッテリーが8%しか減らないんだもん。自分の用途ならサブバッテリーは不要かもしれんなこれ。

少なくとも1日走り回って風景を撮影するスタイルなら、バッテリーで困ることはほとんどないと言えます。

充電が必要になった場合でもコンセントやUSBのほか、市販のモバイルバッテリーから充電ができるようになっています。なのでスマホ用のモバイルバッテリーを所持していれば大丈夫。

結論としては自分の用途に合いすぎていて、今のところ欠点がないです。

まとめ

フルサイズミラーレスに移行するなら早めにと思いながらすでに1年経過しており、思い切って遂に手を出してみましたが、まだ数日しか使っていないのに満足度が高すぎて驚いてます。

コンパクトだし性能は良いしで、今後使っていくのがさらに楽しみになりました。

これからよろしくね。

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