白川温泉 成田屋旅館 昭和22年創業 渓流白川沿いの木造旅館に泊まってきた

今回は、岐阜県加茂郡白川町にある成田屋旅館に泊まってきました。

成田屋旅館は白川町中心部にある白川温泉の旅館の一件であり、場所的には岐阜県を南北に横断する飛騨川と、その支流である白川との合流地点にあります。白川温泉は岐阜方面からだと下呂温泉の手前に位置していることから昔は栄えていましたが、国道41号の整備や中央自動車道の開通などで人の移動経路が変化したことにより、利用者が減っていきました。

確かに岐阜県在住者にとって国道41号は高山方面に向かう道路という位置づけだし、その途中で立ち止まることはあまり選択肢に入らない。自動車の発展に伴って、「町」としての有り様が大きく変化したことは自明です。

成田屋旅館はその白川温泉で唯一営業を続ける旅館で、女将さんのお話によれば創業は約75年前の戦後すぐとのこと。昔は付近に何件か旅館があったものの、すべて閉業してしまいました。当時は現在の場所から100mほど上流に建物があり、後に今の場所に移動してきたそうです。

一般客向けの宿泊プランとしては「ふるさと会席コース」と、ふるさと会席コースに飛騨牛陶板焼きが追加された「飛騨牛会席コース」の2つがあります。後者は量が多そうだったため、今回は前者を選択しました。

もくじ

外観

まずは外観から。

成田屋旅館は国道41号と、そこから逸れて付知峡方面に向かう県道62号のどちらにも面していません。白川町役場や白川郵便局がある旧街道沿いにあって、要は現在における主な道からは離れたところに存在しているということ。なので、自分のように何らかの目的を持って探さないとなかなか見つけることができない旅館だと思います。

成田屋旅館 正面外観
成田屋旅館 側面外観
2階の窓が特徴的

建物としては木造2階建てで、正面部分の2階に見える欄干や窓ガラス、そして木枠が自分好みな要素。窓の左右には戸袋もあるし、古さを感じさせる見た目をしています。

成田屋旅館の所在を正確に言うと、飛騨川の支流である白川の、そのまた支流である小川のほとりに建っています。旅館のすぐ手前には橋があって、つまり建物の四方のうち2面が川に面しているという特徴的な立地。さらに道路に面した間口の幅は一般的であるのに対して、白川方向の奥行き方向に広いことが外観からでも分かりました。

成田屋旅館は旅館業のほかに飲食店(定食屋兼居酒屋)も経営されており、建物真ん中には旅館の入口が、建物右側には飲食店の入り口がそれぞれ設けられていました。これは宿泊のときにも使い分けがされていて、夕食や朝食をいただく際には一旦外へ出て右側の入り口から入り直す必要があります。

建物裏側

白川を挟んで対岸から眺めた成田屋旅館の様子は上の通りで、川に面しているという立地上、建物の側面から下がそのまま崖のようになっていることが分かります。

私が泊まったのは向かって左側にある棟の2階、川に面した部屋でした。棟としてはそこより右側にも存在していて、あくまで外観から判断する限りは年代がかなり違うように見えます。ただし見えるのはここまでで、実際に泊まってみないと全容が把握できないという意味でも興味が湧いてくる。そういう経緯があって、今回の投宿に至りました。

館内散策

玄関~1階

電話で伝えておいた時間に成田屋旅館に到着し、玄関を入って女将さんにご挨拶して宿泊がスタート。今日はもうやることはないので、旅館でまったりと過ごしたい。

旅館用の玄関から旅館内部へと移動。玄関は民家のような感じで幅は広くなく、土間のすぐ右側に靴箱があります。

玄関を入ってからは短めの廊下を歩いていくことになり、この部分の廊下は天井付近まで出っ張っているように見えました。すぐ右には飲食店の方の空間があるので、その兼ね合いでこのようになっているようです。

飲食店入り口
居間方面

その短い廊下を進むと1階廊下の合流点があり、玄関側から見て右側に進むと飲食店(手前)や居間(奥)へ、左側に進むと温泉へ続く廊下や、2階への階段があります。

上の写真に示しているのが飲食店への入口部分で、女将さんは厨房(後述)からここを通って飲食店へと料理を運んでいました。飲食店の奥(白川方面)には部屋がいくつか連続しているようで、女将さんたちは普段はこちらにいらっしゃるようです。場所的にはこれらの部屋は小川に面していますが、部屋に入るための廊下はかなり狭めでした。

分岐から左側を見ると正面に2階への階段があり、廊下はさらに建物奥へと続いています。

1階から2階への階段は2箇所にあるので、こちらの階段はそのうちの片方ということになります。

右側の小部屋も居間になっている様子

夕食や朝食の際には必ずこの分岐を通ることになるため、個人的にはかなり印象に残った場所でした。

また玄関側と分岐とで廊下の板材の古さが明確に異なっており、長い経営の中での改築の様相が窺えます。

手前側の洗面所入り口
手前側の洗面所
1階のトイレ
温泉と洗面所入り口
温泉前から玄関方向を見る

順当に廊下を進んでいくと左手に厨房があり、次いで右手に2階へのもう一つの階段、手前側の洗面所、トイレ、そして温泉と(奥側の)洗面所という順番で設備が並んでいます。成田屋旅館における客室はすべて2階にあるので、どちらかというとこれらは温泉へ行く道中や、食事から帰ってくるときに利用することが多いです。

成田屋旅館は各棟の中央にこじんまりとした中庭があって、1階/2階を問わずに廊下や客室はこの中庭を囲むようにして配置されています。上の写真だと分かりにくいですが、さっき見た飲食店奥にある居間前の廊下から、中庭を挟んでこちらの廊下があるという感じです。

廊下の天井は半透明のトタンで構成されており、おそらくこれも増築の影響によるもの。中庭周辺では壁や天井を後から修正しましたというような構造になっていて、昔はどのような造りだったのかが気になりました。

2階

それでは、今目の前にある方の階段を上がって2階へ。

階段を上がってすぐが今回泊まった部屋
2階のトイレ

2階の階段はかなり細くて急勾配な造りで、古い建物によく見られる構造でした。

廊下は階段を上がって左方向に続いており、最初に今回自分が泊まった客室が、その奥にトイレがありました。トイレは男女の別なく共同ですが、個室についてはウォシュレット付きなのでかなり便利だと言えます。古い旅館でウォシュレット付きなのはありがたいというほかない。

白川沿いの客室

2階の階段からトイレ方面に向かう際にちょっとした階段があり、つまりここで棟が切り替わっていることを意味しています。トイレの奥側(建物正面からだと左奥)には別の客室があって、こちらは奥側の一面が白川に面している形です。

今回自分が泊まった部屋と合わせると、白川沿いの客室はこれらの2部屋ということになって外観から確認したときと辻褄が合う。
こういう風に、建物散策中に自分の中でマップを作っていく行程が個人的に好きだったりします。別に何の役に立つというわけでもないけど、旅館滞在中は散策をやりたくなってしまう。

2階の廊下。真下に玄関から温泉へ向かう廊下がある。なお右側に見える新しめな障子戸は開けることができないようになっており、中は物置になっている様子。
2階廊下の窓の外側には欄干が残っている
2階の廊下が中庭を回るように走っている

その客室の前には廊下が走っており、この廊下の真下には玄関から温泉へ向かう1階の廊下が通っていることになります。廊下の窓を開けてみると大部分はトタンなどで補強されてはいるものの、一部には木製の欄干が残っているのが確認できました。

成田屋旅館のように、旅館内のある一区画を中庭のようにしてその周囲に棟を増築している旅館にはたまに遭遇するのですが、増築をする場合にはこれが一般的な流れだったりするのでしょうか?
確かに廊下って換気目的で側面のどちらか片方が屋外に面している(=窓がある)必要があるのはなんとなく理解しているので、そのへんを効率的に考慮すると周り廊下になるのが自然なのかも知れません。

上の写真の廊下についてもそれが実感できて、自分が今立っている場所は館内のかなり奥まったところのはずなのに、窓を開けることで風通しも日光も両方感じることができる。ワンアクションで屋内と屋外の空気の入れ替えができるのはいいですね。

廊下の突き当りは左右に分かれていて、右へ進めば押入れを経て1階へ降りる階段があります。

この階段は、玄関から中へと入っていったところにある分岐で見たものと同じです。なので、一つの階段は温泉の前に、もう一つの階段は玄関の前へと繋がっているという形です。

廊下を左へ進めば、建物正面及び側面に位置する各客室へと向かうことができます。

上の写真に写っているのが建物正面に面した客室の入口部分で、部屋数は2部屋。位置的には、外観を確認したときに2階に欄干が見えた部屋に相当します。部屋の入り口には部屋番号が書かれており、黒色に塗られた板に金色で文字が入っているという美しい作りでした。

布団置き場
建物正面側の客室

2つの客室のうち左側については布団置き場になっていましたが、右側は今でも普通に使われている客室です。客室内には床の間があって豪華なほか、設備も一通り揃っているので憂うことはありません。

上の写真でいう奥側の襖戸の向こう側は広縁のようになっていると思われ、広縁に面しているのが特徴的なガラス戸のようです。ただし襖戸が固くて開けることができなかったのに加え、広縁自体が物置になっている感じがしました。

建物側面側の客室
建物側面側の客室
中庭に面した廊下を別角度から

廊下を少し進むと建物側面(小川)に面した客室が2部屋あり、いずれも広さ的には一人客用のようです。先ほど見た布団置き場になっている客室は二間続きだったので、人数に応じて最適な広さの客室が用意されていることになります。このあたりの構造からも、ここが昔ながらの旅館という印象が強い気がする。

成田屋旅館にはビジネスプランもあるため、一人客用の部屋は仕事を終えて旅館に帰ってきてあとはもう寝るだけ、というシチュエーションで活用されてそうな予感。適度なこじんまり感があるので寝やすそうです。

泊まった部屋

2階を散策し終えたところで、今回泊まる「川瀬一番」の客室へ。

この客室は成田屋旅館の公式サイトにも載っており、まさにこの旅館を代表する客室だと言えます。

川瀬一番の客室は正面と右手側の二面が窓になっていて、いずれも川に面しているという唯一無二の部屋。女将さん曰く「成田屋旅館で一番眺めが良い部屋」で、広さは10畳。床は畳ではなくゴザが敷いてありました。

今まで泊まった旅館でも川沿いの部屋というのはあったけど、ここまで自然光がたくさん入ってくる明るい部屋は個人的にも初めてでした。比較的広い部屋なので天井の電灯は2箇所設けられているものの、日が出ている時間帯は日光だけで十分すぎるほど明るいです。白川側の窓は東に面していることから早朝のタイミングが特に素晴らしくて、この部屋に泊まることができたのが本当に嬉しい限り。

設備としてはテレビやエアコンがあって、浴衣や歯ブラシもあるのでこちらで準備しておく必要はないです。

天井の意匠
窓の上部分
エアコン

この客室の様子が全体的に好みすぎて、つい気になって隅から隅まで調べてしまった。

あれこれ見た結果、天井に竹細工で意匠が施されていたり、窓の上部分に小さな窓があったり、客室の壁や柱が歪んでいるので襖戸がまっすぐ閉まらなかったりといった特徴を見つけることができました。他にもエアコンがめちゃくちゃ古かったり、2つある電灯がそれぞれ異なるものだったり、テレビの脇になぜかタウンページが置かれていたり…。数えればキリがありません。

川沿いに面した客室でなおかつ大きな窓が2つもあって素敵なのですが、この眺めは実際に泊まらないと満喫できないという点もポイントが高いです。旅館の中では最奥に位置する客室、でも開放感は一番というギャップも相まって、とにかく居心地がいいものでした。

窓から眺める景色は高度感があり、すぐ下を流れる小川、そしてその向こう側の橋や建物も含めて見通しがとても良いです。なお白川側ではなく小川側の方はすぐ近くに民家が面しているので、チェックイン時はこちらだけカーテンがかかっていました。

建物としては一般的な木造2階建てであるのに対し、川の部分は凹んでいるので体感的には3階から見下ろすのと同じこと。地形的な特徴がプラスされて、これほどまでにダイナミックな風景を客室にいながら感じることができるのは大きな売りだと思いました。ここからの景色も昔と変わっていないと考えると、さらに感慨深いものがある。

チェックインからしばらくはこの部屋でまったりと過ごし、そのうち女将さんから温泉が入りましたよと声がかかったので温泉へと向かいました。

温泉

成田屋旅館の温泉は、1階廊下の突き当りにあります。

脱衣所と洗面所、浴室の様子はこんな感じ。脱衣所にはタオルとバスタオルが常備されているのでとても便利です。

白川温泉の温泉としての特徴は下記のとおりです。

  1. 温度:15.0℃(湧出地温度)、43℃(使用位置)
  2. 泉質:該当なし
  3. 効能:神経痛、リウマチ、皮膚病

いわゆる冷泉に属する温泉で、加温して適温にしています。色についても無色透明で、温泉分析表に書いてあった泉質に該当なしというのがよく分かりませんが…。ただこの日の行程を終えて一息つくときの気持ちよさには変わりはなく、この後は夕食のみということもあって長湯をしてました。

夕食~翌朝

そんなこんなで気がつけば夕食の時間。

先程述べたように、夕食と朝食は1階右側にある飲食店の方で頂く形になります。なお飲食店の方も普通に営業されているので、夕食中に近所の人が酒を飲みにやってきたりもしました。

さっき対岸から撮影したのと同じアングルの絵画が飾ってあった

飲食店はこのような感じでカウンター席に加えて座敷が2箇所と、ふらっと立ち寄って飲んで帰るに向いてそうなこじんまり感があります。個人的には旅先での昼食はこういう店で食べたいといつも思っていて、まさにその通りの光景が目の前にあったので感動してしまった。

定食の方については焼肉、丼、うどん、鮎料理など豊富に揃っている印象です。なおカウンターの内側で実際に料理をされているわけではなく、さっき見た1階廊下の途中にある厨房で作って、こちらに持ってくるという形をとっておられます。

最初に出ていた夕食の内容

で、今回の宿泊プランにおける夕食の内容は、地元でとれた食材をふんだんに使用した「ふるさと会席」。目の前に渓流白川が流れているため川魚を前面に押し出している会席で、とても美味しい鮎料理を中心に身体も心も温まる品が揃っています。

せっかく旅先に宿泊しているのだから、その土地の食材を最大限に味わいたいと思うのは当然のこと。成田屋旅館での食事は見事にその願いを叶えてくれ、満足の行くひとときになったことは言うまでもないです。

鮎の塩焼き
鮎の揚げ物
地酒の「奥飛騨」
お造り
茶碗蒸し
松茸の土瓶蒸し
郷土料理の朴葉寿司
ご飯とお吸い物

美味しい料理に美味しい酒。この組み合わせが夕食においてベストなのは当たり前だけど、料理の中の食材の旨さがそれに大きな影響を与えると思う。

特に今日の行程ではどこを走っても「山」と「川」の存在を感じなかったことは一瞬もなく、つまり白川町は大自然に囲まれているということ。特に美しい白川の存在感は大きく、そこで育った鮎が美味しくないわけがない。しかも予想していた塩焼きだけではなく、なんと揚げ物でも鮎を味わうことができたのは幸せというほかない。塩焼きは焼き立て、揚げ物は揚げたてで美味しさも際立っている。

他にもご主人が今日採ってきたという松茸を使用した土瓶蒸しや、お造り、そして一口ごとに身体が温まる茶碗蒸しなど一品一品がとにかく丁寧に調理されていて、どれを食べても美味しいとはまさにことのことでした。

料理については公式サイトにも記載されている通り、季節に応じて多彩な料理が楽しめるとのことです。今回泊まったときの秋~冬以外の味覚をいただくという意味でも、また季節を変えて再訪したい。

暗くなるとまた雰囲気が変わって良い

その後は部屋に戻って、何をするわけでもなくゴロゴロしていつの間にか就寝。

いつもだったらこんな早い時間に寝ることなんて絶対にないけど、旅館においては早めに眠気が襲ってくるような気がします。労働のストレスとかとは無縁の環境だからそう身体が判断するのか、はたまた旅館のもつ魅力が影響するのか。たぶんその両方だと思いますが、とにかく旅館での滞在中は規則正しい生活になる。

就寝中はずっと白川が流れる音が聞こえてきて、これが結構寝やすかったです。慣れてるから?

朝食の内容

翌朝は白川側から差し込んでくる日光がダイレクトに部屋に入ってきて、それで目が覚めました。

日光に当たると一日が始まるという気分になるし、あくまで強制ではなく自然と緩やかに朝を迎えることができる。山と川、そして陽の光。旅館という人の営みの中に滞在していながらまるで自然の中にいるように感じられ、成田屋旅館という存在を実感できている気がして嬉しい。

朝食の内容は品数が多く、朝からお腹いっぱいになれるような内容。今日もいい一日になりそうだ。

白川町中心部
国道方面

最後は女将さんにご挨拶し、また泊まりに来ますとお伝えして成田屋旅館での滞在は終了。

この後は昨日に引き続いてまたライドをやっていきましたが、蛇足になりそうなのでこの辺りで終わります。

白川町の風景

番外編として、成田屋旅館が位置している白川町の景色を載せたいと思います。

白川町…というか岐阜県の南部より上は基本的に山しかないので、集落が形成されるとすれば川のほとり以外にありません。白川町の場合もその道理に沿っており、白川の左右に家屋や田畑がつくられています。

そのどれもが観光的なものではなく、従って心地よい秋の季節にぶらぶら散歩するのにはぴったり。今回は付知峡や東白川村周辺をグラベルロードで走った後に宿泊となったけど、自分としてはこういう何も考えずに満喫できる風景が一番好きです。

有名地をつなぐように走っている道は確かに交通量が多いものの、そこから少しでも入ったところは静かな雰囲気が広がっている。遠方に行くのは面倒なので近場でリラックスしたいという場合にこの辺りはとても良い場所だし、すぐ近くに素敵な場所があるのは岐阜県に住んでいて嬉しい限り。

今後も、例えば日帰りでふらっとどこかに走りに行くとしたら国道41号沿いの集落が選択肢に上がることが多いと思われます。本当に岐阜県は自転車で走りやすいところだ。

おわりに

成田屋旅館は下呂温泉手前の白川町に位置し、滞在中は目の前の白川に思いを馳せることが多い旅館でした。白川はずっと昔からこの地にあって、成田屋旅館も長い年月をこの地で経てきた古い旅館。白川と一体となった雰囲気を感じることができる上に、食についてはその白川からの恵みをダイレクトに実感できると思います。とにかく鮎が美味しいので、鮎好きな人にとってもおすすめできます。

国道や高速道路が開通したことで人の流れはずいぶん変わったけど、変わらない風景もある。白川町で今も営業を続ける成田屋旅館で、自然を感じながらまったり過ごせたのが良い思い出になりました。

おしまい。


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過去に泊まった旅館の記事はこちらからどうぞ。

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