【下部温泉~本栖湖~ほったらかし温泉】「ゆるキャン△」舞台訪問 冬の静岡&山梨ライド Part 3/3

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前回は下部温泉に一泊し、ゆっくりと疲れを取ることができました。というわけで今日は早速ヒルクライムから始めたいと思います。場所は、前回も走った国道300号 本栖みち

今回は前回走行時の38cタイヤではなく、一回り小さい32cタイヤを履いているので多少転がり具合がマシになりました。

もくじ

本栖みちヒルクライム

昨日と同じくやはり気温はマイナスになりましたが、ヒルクライムということでむしろ暑いくらいでした。ただ前回のように汗ダラダラになるわけではなく、冬用ジャージを着てちょうどいいくらい。

本栖湖まであと数百mというところにある展望台からの風景。

前回のライドのときと比べると、紅葉というか葉そのものがすっかりなくなっているのが分かります。

本栖湖に到着。

さすがに2回も走って身体が本栖みちに慣れたのか、かなり体力に余裕を持って到着することができました。

本栖湖周辺で休憩を入れるつもりでしたが、走ってないと途端に寒くなるので休憩ができないという悲しい状態に。気温が低い上に、湖のほとりは風が強いので立ち止まっていられません。

ただ、なでしこと同じようにトイレの前で寝てみたところ、結構風を遮ってくれるので比較的快適でした。

正月だからだと思うけど、洪庵キャンプ場もそこまで混雑していませんでした。

逆に言うと正月からキャンプしている人がこれだけ居るということで、むしろ驚きました。

本栖湖の展望台からだと富士山が手すりに邪魔されて見づらいので、そこから湖を時計回りに進んだところが個人的な撮影スポットになっています。

自転車と一緒に富士山を撮るならこの付近がいいかと思います。もちろん車は通りますので、十分安全なのを確認してから撮影をしています。

展望台は人も多く、自転車の高さ(地面から1mくらい)で撮影するのはちょっと難しいと感じました。

ダウンヒル

休憩っぽい休憩もあまりできないまま、一気に甲府盆地まで下ることにします。

前回はここから富士宮方面にひたすら下るルートを取り、いわゆる自動運転状態で非常に快適な思いをしましたが、反対側の富士吉田方面も似たような感じです。上りはほとんどなく、下りがメイン。

途中で富士吉田方面へ続くR139(富士パノラマライン)から、甲府方面へ続くR358(精進ブルーライン)へ分岐します。

分岐を曲がると目の前に精進湖が広がっています。

この精進湖にもキャンプ場があり、人が多くて大変な本栖湖よりも比較的のんびりすることができるのだとか。見える風景も本栖湖とあまり変わらないそうです。

ヒルクライムをしてお腹が空いたので、精進湖近くにあるレストランで朝食。

身体を温める意味で山菜そばにしました。開店時間と同時に入ったので客は自分ひとりだけ。ストーブの近くの席に座ったので思う存分暖を取ることができました。こうやって気ままに行程を組めるのも自転車旅行の良い点だと思います。

ここから甲府までひたすら下るわけですが、気温も低いので道が凍結しているのではと心配になり、恐る恐る走る形になりました。

というかこの精進ブルーライン、絶対反対側からは走りたくないと思えるほど急勾配の下りです。今回の装備で反対側から来てたら本栖みち以上の疲労が溜まってそう。

笛吹川フルーツ公園は快晴

しばらく走ると斜度も落ち着き、甲府盆地に入ります。ここからほったらかし温泉の麓まではひたすら平坦な道。交通量は増えますが、幹線道路を避けて通ったので安心して走ることができました。

そして見えてきたのが、笛吹川フルーツ公園とほったらかし温泉がある傾斜地。遠くから見るとそこまで斜度が無いように見えますね。私も完全に油断してました。

まさか本栖みち以上の斜度だとは思ってませんでした(つらい)。

距離は短いものの平均10%の斜度はなかなかにきつく、精進ブルーラインの下りで温存した脚がいきなり売り切れに。全然スピードが出せません。

ただ、斜度が高い分高度を稼ぐことは容易で、かつ遮るものがないので甲府盆地の眺めはとても素晴らしいものでした。

景色を堪能しながら少しずつ登っていきます。

ひーひー言いながら笛吹川フルーツ公園に到着。一気にほったらかし温泉まで向かうのはもったいないので、ここで少しゆっくりすることにしました。

前回の訪問時は天気が曇りで富士山が全く見えなかったのですが、今回はばっちり見ることができます。

ヒルクライムの疲れからか、甘いものが余計に美味しく感じる。

冬なのにアイスを食べる時点で感覚が麻痺している気がしなくもないけど、自転車旅行とスイーツはセットみたいなものだし、いいよね。

ほったらかし温泉でまったり

アイスを食べて体力が回復したので、今回のライドの最終目的地であるほったらかし温泉まで無事に上り切ることができました。

というか明らかに自転車で上ってくる道じゃない気がしてきた。上ってる途中では車が後ろからひっきりなしに走ってくるし、道幅も狭いので若干怖い感じでした。

ここを訪れるたびに「あっちの湯」と「こっちの湯」を交互に入っているのですが、今回はあっちの湯にしてみました。

ライド終わりに入る温泉は最高に気持ちいい!天気も最高すぎるので富士山を眺めながらまったりと浸かっていられる幸せを十分に堪能できます。

露天風呂はずっと浸かっている分には熱く、かといって湯からあがると寒いので、肩まで浸かる→熱くなったら半身浴スタイルになるの繰り返しをしてました。

温泉から上がったあとは、当然の如くほったらかし温泉名物の温玉あげを注文。

1つだけでも幸福感を味わえるのに、今回は贅沢に2つも買っちゃったんだよ。美味しすぎて思わず顔がほころびました。うまい。

しかし、正月から自転車で好きなところを回れて、さらに温泉に入ってまったりできるなんて、今年は最高に運がいいのかもしれません。

その後は甲府駅まで自走し、一泊してから帰りました。

終わりに

当初は福田海岸のみ走って初の日の出を見て終わりの予定が、いつのまにかがっつり伊豆を走って最終的に甲府まで行くことになるなんて思ってませんでした。

出発の前日に決めた行程でも意外になんとかなるもんだなと実感できたので、また一つ自転車旅行の楽しみ方を学べたのかなと思います。

今年もよい一年になりますように。


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