下部温泉 元湯甲陽館 昭和初期創業 毛無山西麓の静かな温泉街に佇む宿に泊まってきた

今回は、山梨県身延町にある下部温泉の元湯甲陽館に泊まってきました。

下部温泉は身延町中心部から本栖湖方面へ向かう国道300号の脇に位置し、江戸時代にはすでに湯治場として身延山久遠寺の参拝者も利用したとされている温泉です。その温泉街が形成されているのはJR身延線の「下部温泉駅」から毛無山方面へ続く細い県道415号周辺であり、山梨県から静岡県に注ぐ一級河川・富士川の支流に属する下部川の傍。周囲にはこの下部温泉街しか存在しないため、現代でも至って静かな環境が維持されています。

温泉街として宿泊施設が多数登場してくるのは県道に入ってしばらく進み、大きく左に曲がるカーブを曲がってから。今回宿泊した元湯甲陽館は温泉街の入口に佇んでいて、少なくとも下部温泉を訪問した人々の目に止まりやすく存在感があると言えます。

元湯甲陽館の創業は昭和の始めで、当時は食堂を営業していました。旅館として宿泊も扱うようになったのは戦後からとのことで、下部温泉街全体に昭和を感じさせる古びた雰囲気が漂っていることから、これらの施設の大半は同じ時代に建築されたようです。

もくじ

外観

まずは外観から。

下部温泉街そのものが川に沿って形成されており、その川も山に近いところにあるので蛇行が多いのが特徴です。温泉街の入口には下部温泉を代表する大きな宿・下部ホテルがあって、ここから奥へ進むに連れてまず共同浴場である下部温泉会館、次いで今回泊まる元湯甲陽館を含めた宿泊施設群が現れます。

この下部温泉会館と元湯甲陽館周辺との雰囲気はかなり異なっており、しかも下部温泉会館周辺からでは温泉街の全容が視認できません。なので、初めて訪れたという場合は建物などの年代の古さに驚くはず。川の蛇行に並行して道が大きく左に曲がっていて、その曲がり角の先に宿泊施設や家屋、土産物屋が存在していました。

下部温泉会館周辺は川がまっすぐなので、従って比較的見通しが良い。
温泉街正面に見えるのが4階建ての元湯甲陽館

温泉街に入って、真っ先に目に入る白い4階建ての建物が元湯甲陽館です。

温泉街の入り口に位置し、誰でも目に入るので記憶にも残りやすいと思います。

元湯甲陽館 全景
正面玄関

元湯甲陽館の外観は一言でいえばシンプルそのもので、出っ張ったところや凝った意匠は見られません。

どちらかというと、宿泊施設というよりはビジネスビルのような感じです。外観から分かるように2階以上にある客室は道路側と川側に分かれていますが、現在では眺めの良い川側のみ提供している様子でした。なお客室数は3×3×2で、合計18部屋のようです。

立地的な特徴としては、すぐ横に面している川を除き左右を山に挟まれているという点。ここまで来る道中で長い時間眺めてきた富士川は川幅が広くそこまで左右の山の高さを感じなかったのに対し、ここにきて山と山との間が一気に狭くなっています。

この地形的な特徴によって、この時期だと日が傾いて日光が当たらなくなる時間が結構早いです。元湯甲陽館のチェックイン可能時間は15時からですが、その時間にはもう温泉街全体が日陰に入っていました。

こういう風に、特に明確に示されているわけではないものの静かに冬の到来を感じさせる要素が個人的に好き。夏だったらまだこの時間帯でも十分明るいわけで、日が落ちる早さだったり木々の色あせた色彩だったり、そして何よりもこの寒さが温泉シーズンの到来を伝えてくれる。季節の移り変わりを自然と実感できるのは本当に素晴らしい。

玄関は左側にある
玄関そばの看板

建物左側にある玄関は自動ドア式で、すぐそばに休憩用の椅子が置かれています。

また玄関近くには「御泊りのお客様 只今良いお部屋がございます 館主」と書かれた看板が隠れるように置かれていて、自分がいつも泊まっているような旅館ではこういうのは見たことがないので新鮮に感じました。昭和の時代といえば日本全体の景気が良かった時期でもあり、全国的に行楽施設が数多く建設された時代。客を呼び込むための案内があるのは自然なのかもしれません。

外観だけでなく玄関周りもシンプルの極みのような造りになっているため、機能美という面では好きかもしれない。必要最低限というか、変に飾っていないのがそう思わせる理由だと思います。

館内散策

1階 玄関周辺

それでは早速館内へ。

玄関の様子

玄関土間の正面にあるのが玄関ロビーで、右側にフロント、左側に階段がそれぞれ位置しています。フロントの奥は厨房になっていて、宿の方は普段はこちらにいらっしゃるようです。

玄関を入ってすぐの空間は広めで、自動ドアのガラス越しに外や中の向こう側の様子が見えていることもあって窮屈感は感じません。フロントやその横の壁の色合いが比較的カラフルな上、玄関と奥の川に面した窓から自然光が入ってきて室内が明るいことも良い方向に働いているのが分かりました。

ここでご主人が登場して受付となりましたが、鍵についてはそのまま手渡しで自分で部屋まで行ってねというスタイルでした。すでに部屋の方は準備が整っているので、この形式の方が自分としては気楽です。

奥に進んだところにある玄関ロビーには椅子や机のほか、電子レンジやテレビ、自動販売機があって温泉上がりに休むことができます。

この玄関ロビー周辺の雰囲気はある意味で特殊なところがあり、高級そうな壺や彫刻、置物、剥製、人形などが展示されていました。椅子類についても統一感があるかというと、見た感じそういうわけではない。たぶん昭和の当時からずっと引き継がれてきた展示品の類じゃないかと思います。こういうの好きよ。

客側の動線としてはフロントで受付を済ませた後、階段を上って2階以上にある客室へ向かい、温泉に行く際は逆に階段を下って地下1階に向かうことになります。従って移動は完全に玄関土間左側にある階段のみに依存し、動線が一つしかないので迷いようがないです。

2~4階 階段及び廊下

1階にある施設は上記の通りで、ご主人から鍵を渡されたので今回泊まることになる部屋まで向かうことにしました。

ここで注意しておきたいこととして、元湯甲陽館にはエレベーターがなく階段しかありません

客室は2階から4階まで存在あるため、4階に泊まることになった場合は温泉に行く際に4階+地下1階の計5階分を上り下りする必要があります。しかも温泉そのものが入っていて気持ちがよく、これからの季節は何度も入りに行きたくなるのは必須。部屋と温泉とを何度も往復することになるし、例えば温泉まで来て部屋に忘れ物をしたという場合は悲劇になります。低層の客室の方がいい人は相談してみるのがいいかも。

1階階段周辺
1階階段
2階階段周辺
2階階段奥にある洗面所
3階階段周辺
4階階段周辺

1階から4階まで続くこの階段は一貫した構造をしており、それぞれの踊り場で180°折り返すシンプルなもの。各階の入り口には防火扉があって、そこから建物中央に廊下が伸びています。客室は廊下の左右に3つずつ配置され、つまり廊下~階段までの動線は一つしかありません。これ以上に単純明快な建物はなかなかない。

2階の階段正面には洗面所があるものの、これは2階だけにしかありません。基本的に各客室には洗面所が設置されているので、主にはそちらを使うことになります。

何もかもが簡素にまとまっていて視界に入ってくる情報が想定的に少ないために、たまに見られる日本語フォントには惹かれるものがあります。

「避難器具」「3F」「JR東海身延線時刻表」「入浴時間 午前6時より午後10時までにご利用ください」「浴室は地下1階です」「洗面所」「地震だ!そのときどうする10のポイント」などなど。
例えば観光ポスター的なものが壁にたくさん貼り付けられていたり、壁や天井の意匠や模様が美しかったりといった場合にはここまで日本語そのものが気になることはないと思います。周りが色的にも凹凸的にも起伏がない環境からこそ、より強調したいものがごく自然に目に入ってくる。

これを意図してやっているかどうかは分かりませんが、よく考えられているなと感じました。

配膳用のエレベーター

元湯甲陽館の食事は夕食・朝食ともに部屋出しで、階段しかなくて移動がかなり大変なのによく部屋出しにできるな…と感心していたところ、その根拠を見つけることができました。

階段とは反対方向にある廊下の端には便利な配膳用のエレベーターがあって、フロント奥の厨房で調理した料理はこれを用いて各階に運ばれる形です。こういう風に宿側の設備を垣間見れるのは嬉しい。

泊まった部屋

今回泊まったのは4階にある402号室で、予約時に確認した宿泊条件の通り川に面した部屋です。到着したときにはすでに布団が敷かれていて、すぐにそのまま寝ることもできます。

広さは8畳+広縁で一人泊には十二分に広く、広縁から川を臨むこともできるので展望はばっちり。室内にはトイレと洗面所があるため、滞在中に部屋を出るのが温泉に行くときくらいしかありません。

設備としてはトイレと洗面所に加えてエアコン、ポット、テレビ、冷蔵庫があり、浴衣やアメニティも完備しているので準備する必要はありません。

エアコンについてはよくある天井付近に取り付けるタイプではなく、床に自家置きされているタイプなので暖房効果が高いようです。実際、滞在中に寒さが気になることはありませんでした。

部屋の構成としては入り口の正面に広縁が位置し、その向こうに窓があるというオーソドックスな形式かと思いますが、鍵を渡されて部屋に向かい、扉を開けて最初に視界に入ってくる光景が上の写真の通りだったので感動しました。
室内はうっすらと輪郭が分かる程度に薄暗く、広縁付近はそれとは逆に自然光で照らされている。その光の当たり具合の対比が本当に美しいです。

入り口を入って右にあるトイレ
格子戸の向こう側に配置されていた古い形式のエアコン
運転切替のつまみがどっか行ったらしく、ペンチで調整するようになっている(特に触る必要はない)
バスタオル、タオル、浴衣類。歯ブラシは洗面所に置いてある
部屋の鍵

とりあえず荷物を置き、机の前に座ってポットでお茶を飲む。

静かな4階に適度に暗くて落ち着く客室、しかも布団の準備はOKで、ここは温泉旅館なので温泉に入ってまったりして、その何分か後にはまたこの部屋でぐったりしてうとうとしているのが用意に想像がつく。
目の前の居心地の良い客室と、これから元湯甲陽館で過ごす時間を頭の中に思い描きながら時間は過ぎていく。館内を散策したり温泉に行ったりする前のわずかなひととき。うまく言えないけど、宿に泊まるときは毎回この数分間がとても好きです。

元湯甲陽館の客室で何よりも素敵だと感じたのが、この広縁です。

広縁の左右には洗面所と冷蔵庫がそれぞれあるので、必然的に机と椅子のスペースは圧迫されることになる。でも机や椅子のサイズが絶妙で、あまり狭さを感じさせない良さがあります。他にも窓の外に取り付けられている転落防止の柵が簡素で向こう側の景色が見やすかったり、椅子のデザインがなんか上品だったりと特異な雰囲気が漂っている。

ちょっと身を乗り出せば下部温泉街の建物が一望できるのも良いですね。ちょうど川が右に曲がっている起点の部分に元湯甲陽館は建っているので、建物の側面が見えることによって町並みの奥行き感を感じることができる。


また、部屋の真下がもう川に面しているため部屋に中にいると川の音しか聞こえません。しかも元湯甲陽館のちょうど近くが滝のようになっていて、これが寝る時になると少々大きい音に感じました。今回はいつも持ってきている耳栓のお世話になったので、気になる人は準備していった方が良さげ。

広縁そのものは比較的よく旅館で見られる要素だけど、アルミサッシに鉄製の転落防止柵、灰皿、古びた机、それほど古くない時代から使われ続けていたと思われる椅子など、それぞれの光景が組み合わさることによって昭和っぽい雰囲気を感じさせているんだと個人的に納得しています。

木という材質があまり表立って出てきていない点が、古い木造旅館の時代から一歩進んだ戦後の時代を表現しているというイメージ。

左側の冷蔵庫の中には酒類が保存されているので、宿泊したときから飲みたければすぐに飲めます。翌日のチェックアウト時にまとめて精算される形です。

特に瓶ビールなんかは夕食のときにしか注文できないケースが多いですが、食事以外のタイミングでちょっと飲みたくなる人も中には多いはず。フロントまで注文しにいかなくていいのは便利です。

元湯甲陽館から見た下部温泉街

下部温泉街の風景は部屋からだけではなく、階段付近の窓からも視認できました。

繰り返しになりますが、このアングルで下部温泉街を一望できるのは元湯甲陽館からのみです。このアングルが見えるところで高層階な建物はここだけというわけで、単純に表通りを歩いているだけでは決して見ることができない景色が満喫できる。

特に朝方には東から上ってくる太陽が西側の建物(目の前の建物群)を照らす形となり、これは上流側の宿では味わえません。

温泉

温泉宿に泊まっているわけなので、早速温泉に入りに行きます。

元湯甲陽館の温泉は地下1階にあり、入ることができるのは朝6時から22時まで。19時になると男湯と女湯が切り替わる方式です。宿泊した日は、最初は広い方が男湯となっていました。

温泉の特徴としては以下の通りです。

  1. 源泉名:しもべ奥の湯 高温源泉
  2. 泉温:49.4℃
  3. 泉質:アルカリ性単純硫黄温泉(低張性-アルカリ性-高温泉)
  4. 湧出量:200リットル/分(動力揚湯)
  5. pH値:9.4
  6. 知覚的特徴:無色透明、弱硫化水素味、弱硫化水素臭

2箇所ある湯船はいずれも個人的には温度がドンピシャで、加水されている影響でそこそこ熱めなのにも関わらず十分な長湯が可能という適温でした。温泉の温度はそのときの気温や体調などにもある程度左右されますが、ここまで冬場に適温だと感じたのは初めてかもしれません。

地下1階へ
奥側の部屋の湯船の方が広い

まずは大きい方の浴室から。

成分の影響でお湯はわずかに濁っていて、これが気持ちよさを倍増させているような気がします。

滞在中は何度か温泉に入りに行ったものの、別の宿泊者と遭遇したのは1回だけ。温泉には案外1回のみ入って終了という人が多いみたいだけど、冬なのでほっといても身体は冷えていきます。特に冬場は何度も温泉に入らないと身体が満足しない。

小さい方の浴室には、翌朝に朝風呂として入りに行きました。

こちらの湯船は家族風呂という感じでかなり小さめなので、二人も入ればいっぱいになってしまいます。

下部温泉街を歩く

温泉に入って身体が温まったので、ちょっと下部温泉街を軽く歩いてみることにしました。

元湯甲陽館から先には温泉宿に加えて土産物屋や家屋が入り交じるように建ち並んでおり、まさに温泉街と呼ぶにふさわしい建物の密集具合を見ることができます。ただ営業しているのかしていないのか分からない店や廃墟になっている箇所が目立つところも中にはあって、このあたりは昭和に栄えた温泉街の現在の姿の一つかと。

通りを歩いて行くにつれて、連続的に建物が登場してくる様は歩いていて面白い。

建物の幅や高さは場所によって千差万別で、一つとして同じようなものがない。でも、全体として見てみると温泉街という一つの固まりとして一体感のある存在に思えてくる。

温泉街をただ歩くだけでもとても楽しくて、建物に挟まれた道もあれば川沿いの道もあるし、宿泊客がまず通らないであろう路地裏のように細い道もあったりする。そして道中には鄙びた商店や宿が見え隠れし、各宿の独特なフォントの看板を追いかけたりもしてみた。

時代を感じさせる要素があちこちに見られる中でかなり興味の湧いた別の宿もあったので、今後来たときに泊まってみたいと思います。

夕方の散策に出かけた後はまた温泉で温まり、部屋でのんびりしてました。

温泉宿に泊まっているのだから、寒くなれば温泉に行けばいい。一般的な旅館とは異なり、お風呂に何回でも入って良いのはこのシチュエーションだと幸せしかないです。

夕食~翌朝

夕食及び朝食は部屋出しとなっていて、夕食は18:30、朝食は8:00から。
それぞれ部屋に持ってきてくれる前に電話がかかってくるので、いきなり感がありません。食べ終わったらフロントに電話をして片付けてもらう方式です。

食事そのものは配膳用のエレベーターで上階まで運ばれてくるけど、係の方はその度に4階まで上ってこなければならないためかなりの重労働だと思います。しかし夕食を運んできてくれたお婆ちゃんは元気いっぱいであれこれ話をしてくれて、夕食の時間がより充実したものになりました。

夕食の内容

夕食は豪華そのもので、目の前の川でとれたヤマメの塩焼き、牛肉の朴葉焼き、お造り、茶碗蒸し、天ぷらなどが揃っています。天ぷらについては、この寒さなのに揚げたての温かさが十分残っていて感動しました。

元湯甲陽館は「食事がとにかく美味しい」という評判があるのはちょっと下調べしたときに把握していたけど、果たしてその通りでした。どの料理も丁寧に調理されていて、食べる度に思わず笑みがこぼれてしまいそうになるくらい。温泉の気持ちよさも相まって、普段の二倍くらい食欲が増します。

温泉に入って美味しい食事を食べることを冬場の宿泊の一つの形とするなら、元湯甲陽館はそれを最大限に満喫できるところです。

夕食後はまた温泉に入り、部屋に戻って眠くなったら寝てました。

食欲を満たした後に温泉で身体を癒やし、その状態のまま布団に入っていつの間にか寝る。人間の健康レベルでいうとこれ以上のものはないし、やっぱり人類には温泉が必要。もし可能なら、これからの季節は毎日温泉に入りたい気分です。

朝食の内容

翌朝。

目が覚めるとまだ室内は薄暗く、そういえば山の中なので日が当たるのが遅いんだったと思いながら朝風呂へ。宿で朝起きてからはまず窓際に行って今日の天気を確認するところから一日が始まりますが、この時期は布団が快適すぎるので部屋を出るまでに若干のラグがありました。

誰もいない温泉でしばらく過ごした後は、部屋に戻って朝食をいただきました。ちなみに写真に写っているオムレツは既製品などではなく、厨房で作られた手作り感あふれるものです。身体の芯から温まるような味噌汁といい、見知らぬ土地の宿にも関わらずどこか懐かしい気持ちになる。

こんな感じで、元湯甲陽館での滞在は終了。電車に乗って下部温泉郷を後にしました。

おわりに

元湯甲陽館は下部温泉街の入り口に建ち、今も昔も川のそばで滑らかな湯を堪能できる宿として営業を続けている宿です。客室は完全和室で、広縁の良さもプラスされて居心地の良さは抜群。温泉と客室との往復は階数によっては少し大変ですが、元湯甲陽館の温泉の気持ちよさを考えると大して気になりません。

下部温泉そのものが静かな雰囲気のまま保たれている温泉街で、ささっと歩いてみるだけでも言いようのない感情に浸れると思います。山梨県を訪問するときは、ぜひともまた再訪したい限りです。

おしまい。


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