【青森~深浦~鰺ヶ沢~弘前】ロードバイクで秘湯 黄金崎不老ふ死温泉を目指す秋の青森ライド

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温泉

青森県といえば、今までに(主にふらいんぐうぃっちの舞台訪問で)何回か訪れていて「走ってて楽しい」と感じた県の一つです。最初は舞台訪問のためだけに飛行機を駆使して訪問していたのが、近頃ではどちらかというと主な目的がライドに移りつつあります。

今回目をつけたのは青森県の西側。

弘前市街のとある温泉の受付の方から、「深浦にある不老ふ死温泉には海が見える露天風呂があるよ」という話を伺い、それがどうにも気になったので行ってみました。

もはやお馴染みとなったFDAで青森県に降り立ったのが、金曜日の朝9時。

今回の目的地である不老ふ死温泉は、ここ青森空港から約100km離れた場所にあります。なので走っていってもいいのですが、以下の理由から今日は電車で深浦にワープすることにしました。

  • 青森県全体で西風が強く、全行程で向かい風
  • 明日から三連休で人が多いことが予想され、今日のうちに温泉に入っておきたい

特に2つ目の理由が重要で、不老ふ死温泉の露天風呂は16時までしかやっていないため早めに現地に着いておく必要がありました。

普通に電車オンリーでいってもつまらないので、青森空港から弘前までは自走して寄り道もしてました。

青森空港~弘前間はどこからでも岩木山が見えるのがいい。国道を一本逸れれば交通量皆無の農道を走れるし、今日は天気もいいしでポタには最適の日でした。

弘前から電車に乗り、深浦に到着。

青森の西の方はコンビニの類が皆無なので要注意です。深浦駅前にも何もありません。補給はあてにできないので事前準備が必要かと。

不老ふ死温泉

深浦駅から不老ふ死温泉までは、海沿いに10kmほど走れば到着します。

さっきより雲が多くなってきたことも相まって、今まで西日本で走ってきた海沿いとは明らかに異なる雰囲気が漂っている。

実は自転車で日本海側を走るのは今回が2回目なんですが、瀬戸内海の穏やかな風景と比較すると荒々しい。やっぱり風が強いのがそう感じる一番の理由ではないかと思います。

不老ふ死温泉(日帰り湯)

営業時間:海辺の露天風呂 8:00~16:00、黄金の湯(内湯) 8:00~20:00
日帰り入浴料¥600
HP:不老ふ死温泉

不老ふ死温泉は宿泊も可能で、今回は予約が埋まっていたので断念しました。これからの時期は団体客が多いみたいなので泊まる難易度は高めかも。

浜辺の露天風呂では「日本海に沈む夕焼けを眺めながら温泉に浸かる」という最高の体験ができます。ただし利用可能なのは上に書いたとおり16時までなので、時期によっては夕焼けの時間帯に温泉に入れるという方が正しいかもしれません。

自転車を降りて身体も冷えてきたことだし早速温泉へ。

露天風呂ではかけ湯などができないため、まずは内湯で身体を綺麗にする必要があります。一通り身体を洗って内湯でまったりしたあとに露天風呂へGO。

当然ながら温泉での写真はありませんので、温泉からの眺めは上の写真で補完してください。

それはもう絶景でした…!

温泉の縁がもう海に面しているので、波がすぐそこまで押し寄せています。そんな中で雲間から差し込む夕日を眺めながら温泉に入る。最高以外の何物でもない。

夕焼けの時間帯になると自然と入浴する人も増えて最終的に芋洗い状態になるらしいけど、この日は3連休前ということでそれほど混んでませんでした。よかった。

ところで、本当に日が落ちるのが早くなった。

日が落ちると暗くなるだけでなく気温も一気に低くなるので、これからの季節のライドは行動時間を念入りに考えないといけません。

宿へ

不老ふ死温泉に入ったところで、あとは宿へ向かうだけ。

せっかく温泉に入った後なのに湯冷めしそうだったものの、走ってる分にはそれほど寒さは感じません。

今回泊まったのは、不老ふ死温泉から約10kmほど走ったところにある民宿 汐ケ島さん。

空いている宿をたまたま予約しただけだったものの、個人的にかなりおすすめです。

なぜかというと夕食の量がめちゃめちゃ多いから。(これで一人分)

海の幸とキノコをふんだんに使用したメニューは食べごたえたっぷりで、結果的に昼食を抜いていたとはいえこれだけ食べれば満腹になりました。

そもそもこの民宿はGoogleで画像検索をかけると夕食の画像ばかり出てくることから、もともと有名だったみたいです。

夕食だけでなく朝食もボリュームがすごい。見てこの量。

いつもライド前はコンビニで買ったパンばかり食べてたので、朝からしっかり栄養を採れたのは嬉しい。このおかげもあって、こころなしかこの日は最後まで疲労が出ずに走れた気がします。

弘前へ

汐ケ島さんのご夫婦に見送られながら出発。

すでに主目的の不老ふ死温泉には昨日入れたので、あとは弘前周辺でゆっくり過ごすことにしました。まずは深浦から弘前へ向けてのんびり走ります。

途中の深浦駅前付近で、ちょっと気になるものを見つけたので寄り道。

向こうに見えるのは大岩と呼ばれる場所で、国道からは歩いて向かうことができます。

階段を登っていった先にある展望台からは日本海や深浦が一望でき、さらに打ち寄せてくる波の動きがはっきり見えて面白い。

岩にぶつかっては消える波を眺めていると結構な時間を過ごせそうです。

波ひとつ見てみても風が強いことがわかる。穏やかな波もいいけど、こういう猛った波もパワーを感じるので好きです。

ここは深浦湾全体が見渡せるので眺めが良いほか、駅からのアクセスもいいのでオススメ。

深浦からのルートはまず鰺ヶ沢まで海沿いに進み、そこからは交通量が少ない道を南東に走って弘前に向かいました。昨日に引き続き西風がひどかったものの、今日のルートでは基本的に追い風となってくれるので大変助かりました。

ロードバイクでの移動は風の影響をかなり受けるので、意図しないまでも風が味方になってくれると嬉しいです。

ちょっと注意なのが、深浦~鰺ヶ沢~弘前間はコンビニの数が少なく、どこかで補給する場合は予め調べておいたほうがいいです。最寄りのコンビニが数十km先とか普通にあります。

風が強い場所なのを利用し、そこかしこに風車が建ってます。これが間近で見ると意外に大きくて威圧感がぱない。

お昼前には、今日出発前に汐ケ島さんで頂いたおにぎりとかぼちゃ餅をむしゃむしゃ。

まさか昼食まで頂けるなんて思ってなかった。何から何までお世話になってしまって感謝しかありません。今度このあたりを走る機会があったらまた訪れたいところです。

このあたりは基本的にどこからでも岩木山が見えるので目印になります。

岩木山の方へ向かえば傾斜はきつくなるし、離れる方へ向かえば平野なのでアップダウンは皆無。わかりやすい。

鰺ヶ沢から弘前までの道のりは、一言でいうと田園地帯を走ることになります。季節的にりんご畑には見事なりんごが成っており、右を見てもりんご、左を見てもりんごという感じ。

ちょうど収穫作業をしているところも多く、りんごを満載したトラックがそこかしこに走ってました。

弘前市街に到着したあとは弘前公園内の紅葉を眺めたり、弘前を訪問するたびに必ず行っている石場家で日本酒を買ったりしました。

このシーズンでしか手に入らない豊盃を見つけてしまったので買わざるをえません。

岩木山ポタ

青森滞在最終日の天気は曇り時々雨予報。

飛行機の時間まで何もせずに過ごすのはさすがに耐え難いので、この日は岩木山をぐるっと一周するライドをしました。一周するのは今年の春以来となります。

あのときは左回りルートを走ったので、今回は右回りで行きます。

どうやら夜中に雨が降ったようで、路面はウェットなまま。

気温も低い(吐く息が白くなる程度、8℃くらい)ので自転車に乗るにはなかなか難儀なコンディションなものの、岩木山神社まで上ってくるとむしろ汗を掻くくらいには身体が温まりました。

たまたま出会った弘前の自転車乗りの方の自転車がすごかったので、許可を得て掲載します。

なんとチタンのオーダーフレームで、東京にあるお店でつくってもらったそう。自分のクロモリのオーダーフレームも珍しい部類に入ると思いますが、チタンのものは初めて見ました。(フォークもチタン製)

こうしてみると、オーダーフレームが2台並ぶとかレアすぎる。

Di2のアルテグラで楕円チェーンリング、ホイールも中国のオーダーものと、各所にこだわりが詰まった自転車です。

試乗させてもらったところ、まず思ったのがペダリングが非常に軽いということ。重量的にもクロモリより軽く、さらに錆びにくかったり強度が高かったりと色々お得なチタンはクロモリとは乗り味が全く違いました。

踏んだら踏んだだけ走ってくれるという意味ではクロモリと同じ特性みたいで、ヒルクライムとかロングライド向きという印象です。機会があれば100kmくらい試しに乗ってみたい。

とか思いながら走ってたら晴れました

天気予報的に晴れ要素は皆無だと思ってたのに、自分が走ってると運良く晴れたという経験が多いです。やはり自分は持っている。

それにしても他の人と一緒に走るのは楽しい。辛い上りでもなんか元気が出てくるし、色々話ができるとライドそのものが2倍にも3倍にも充実したものになります。今後もこういう機会を増やしていきたい。

11月に入り、山の上の紅葉が次第に下へと降りてきたようです。各所で色づいている紅葉が確認できました。

岩木山付近は本当に走りやすくて、しかも景色がいいとか良いとこずくめ。

岩木山を右回りで一周する場合、そこそこの上りが2箇所ある前半以外は基本的に下り基調です。距離は約60km、獲得標高は約800m。交通量もそこまで多くないので、もし仮に弘前に住んでたら練習がてら走りまくってると思います。

その後は温泉に入ってまったりしたり、昼食の後にアップルパイを食べに少し遠くまで走りに行ったりしました。

あとはバスで青森空港に向かって終了。

3連休の最終日は席が埋まってたり、航空券の値段が高かったりするので中日にサッと帰るのがよさそうです。

おわりに

今まで行ったことがなかった「青森県の西」を走ることができ、しかも温泉まで楽しめました。行程的にも天気的にも運が良かった3日間でした。

今後も、気になった場所にはこんな風にフットワーク軽めでライドしに行きたいです。

おしまい。

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