- Part 1:設計思想&フレーム仕様編
- Part 2:完成車&構成パーツ編
時系列的には前回の続きです。
ショップにお願いしていたバイク組立が終わったとの連絡を受け、労働後に即お迎えに向かう。予め作業完了はこのあたりの日になりますと聞いていたに関わらず、フレームを預けてからずっと気が気でない時間だった。
これほど待ち遠しい気持ちになるのも、やっぱり納車の醍醐味の一つだと思う。
全体像
というわけで、完成したフルオーダーチタンバイクKUALIS。
私の新しい相棒はこちらです。
これは…凄い…。
まるでため息が出るかのような美しさ。最初ショップでお目見えしたとき感動しすぎて泣きそうになってしまった。
KUALISでオーダーしたチタンフレーム、チタンステム、チタンシートポスト、そしてフォークを中心に、パーツについては現時点で自分にはこれが合っているだろうというものを選びました。
バイクとしては、今では少数派なリムブレーキ車となります。
ご存知の通り2022年現在はディスクブレーキ全盛期な状況下で、これから先リムブレーキ用のパーツは自然消滅していくことが自明。そんな中で最後まで悩みましたが、リムブレーキの調整のしやすさや輪行の手軽さ等を考慮し、あくまで「旅バイク」としてリムブレーキを選びました。
これから何年か先ではたぶんディスクブレーキに乗り換えている可能性が高いものの、現時点ではこれがベスト。後悔はしていません。
なお、この状態で重量は8.1kgでした。フレーム単体重量は1,470g。
カラーリング
カラーリングについては、ペイントしてあるのはフォークのみ。フレームは無塗装です。
これは個人差があると思いますが、私はチタンの金属感あふれる素地を最大限に活かしたいという理由からこのような結論になりました。ペイントすると確かに色によって様々な雰囲気を出すことができるものの、一方でチタンらしさは失われてしまう。これに関しては完全に自分の好みです。
フレームのフィニッシングは「ブラッシュド仕上げ」で、ダウンチューブにKUALISロゴ、シートチューブにKUALISロゴマークをそれぞれビードブラストで入れてもらいました。
このおかげでシャイニーのような目立ちすぎる光沢とは異なり、鈍い落ち着いた雰囲気に仕上がっています。ビードブラスト部分は光の加減でほんのわずかに見えるような見た目で、これもフレームの中で目立たない感じなところが良い。全体として調和が取れた外観になりました。
フィニッシングの中にはチタンならではの「アノダイズド処理」で部分的に特定の色を付けるといった選択肢もありますが、今回はフレームに余計な色を入れたくなかったので選びませんでした。
パーツの色については、サドルやバーテープ、コンポーネントといった端部にくる色は黒色でまとめています。これはクロモリバイクのときと同様に、全体を見たときに締まって見えるように工夫しました。
結果的に使われている色はチタンのシルバー、パーツの黒、そしてフォークとNZMZキーホルダーの色の3種類のみ。何事もシンプルなのが好みな自分にとって、まさにぴったりな外観となっています。
カラーリングにおいて、めちゃくちゃ悩んだのがフォークの色。
ペイントするのがフォークのみ、かつ他の部分の色がすでに決まっているために、フォークの色によって雰囲気がガラッと変わってしまう。悩む時間はかなり長くなってしまい、自分の好きな作品「響け!ユーフォニアム」シリーズや、リズと青い鳥あたりを無限リピートしながら考える日々が続く。
当初はフレームにもペイントする方向で思考していた上に、パーツ類のこともあったので考えることが非常に多かったです。
そんな中で、リズと青い鳥BDのボックスイラストを眺めながら色が浮かんできて、これにアトリエ・キノピオさんの意見も取り入れた結果、結局自分が好きな色はこれなんだということで最終的に決まりました。
はい。北宇治高校の夏服の色です。
何色と言われてもはっきりと答えられないけど、全体的に薄く淡い感じの水色で、それにKUALISのロゴマークを白色で加えている。フォークの部分だけで夏服のカラーリングを再現してみました。これを見るだけで自動的に北宇治高校の存在を実感することができる。
この色、改めて考えてみると言葉ではうまく言えないものの「切ない」色だと思う。
バシッと定まったような色ではなくて不安定な思春期の音。静かで爽やかな風が吹いてくる感じ。透明ではなく色に染まっているもののはっきりとはしてなくて、そんな淡くてふわふわした留まりのなさを表現してみた。写真だとこれが分かりにくくて、しかも光の当たり方によって色が微妙に変わって見えます。
フレームが無塗装のチタンカラーにフォークだけパステル基調の色を組み合わせると、色的にフォークだけ浮いてしまうのではという懸念もありましたが、突出して目立つような色にはならなかったと思ってるのでヨシ。
フレーム仕様
次に、私の要望を満足するためにKUALISの西川さんがどういった点をこだわったかについて。
これについては直接お伺いして、以下のような回答を得ました。
- 今回のフレームは、オーダーシートに記載されているご希望に沿う形で、ロングライドでの疲労軽減と安定感、軽快感を優先した形となっています。
- フロント三角を安定させ、リヤ三角のマテリアルに軽量なものを使用しています。ダートを走行すると感じると思いますが、例えるならば、絨毯の上を走行しているような感じです。
- 単純に走行時に軽快感を味わいたいということですと、軽量カーボンで硬めのバイクに乗られる方が味わえます。しかしながら、ロングライド、さらにオールラウンドでの走行で疲労軽減も考慮しますと、カーボンのようなスティッフさよりも走行時の安定感と乗り心地の良さ、ある程度の軽快感が出せるチタン素材の方がより適合したフレームが作れます。
- その上でさらにこちらで、ご希望の内容に沿う形でチューブの選択、バテッド加工などにより製作しました。長距離を走れば走るほど、疲れにくさを体感できると思います。
こちらの意図が完璧に伝わっていて、もう最高すぎる。
フレームをオーダーする上では「こんな感じにしたいな」というイメージは誰しもが持っている中で、それをオーダーシートを通じて明確に伝えることができ、お互いに共通の認識を持った上で作業に入ってもらうのが理想的だと思います。
これについては、自分の伝え方も含めて思い通りにできたので満足。自分のイメージをそのまま相手に伝えるのって案外難しいのよ。
ヘッドチューブは複数から選べる中で、特にこだわりがなかったのでKUALIS CYCLESオリジナルスペックのチタンテーパードヘッドチューブ (1-1/8, 1-1/2)を選択。
フレーム剛性の一つの要であるヘッドチューブ×ダウンチューブ部分の強度と剛性を確保しつつ、様々なフレームサイズにもフィットするようデザインされたKUALISのスタンダードヘッドチューブです。要するに上部は細く、下部が太くなっているので贅肉となるところが省かれていて、実に素敵だ。
ヘッドチューブの前面にはチタン製のヘッドバッジが取り付けられており、他のフレームにはない高級感を感じました。
細かい点としては、振動吸収目的でシートステーをS字に曲げ加工しています。
ボトルマウント用の穴はダウンチューブ/シートチューブいずれも3箇所ずつ設けました。ボトルケージはWOLF TOOTHのMORSE CAGEを採用し、フレームとの一体感を高めています。
クロモリバイクはバイクパッキングを行う観点から一番下に穴を開けてもらったのですが、逆にフレームバッグを付けていないときにボトルを取り出しにくいという欠点がありました。これを解消するために、標準位置から上方向にプラスして計3箇所にしています。
シートチューブの方は、これはフレームバッグとツールボトルの干渉を防ぐためです。
KUALISはクロモリバイクと比較して前三角の大きさが小さくなっているので、大きいフレームバッグを取り付けるとツールボトルに当たってしまうことが分かりました。なのでFDバンドの下にもう一箇所開けてもらい、マウントを下に動かせるようにしています。
面倒くさがりな自分がはたしてライドに応じてボトルマウントを移動させるのか?という疑問はあるけど、選択肢を残すという意味でこの形をとりました。
あと、KUALISはフレームの溶接痕がめちゃくちゃ綺麗です。
フレームづくりで最も重要なのが溶接工程と言われており、溶接後の状態で最終的なフレームの精度、品質が大きく左右されるので熟練度が問われる重要なプロセス。フレーム職人としての技術がダイレクトに出てくる箇所ですね。
実物を見るとよく分かることとして、溶接が本当に必要最小限そのもの。これだけで酒が飲めるほどの仕上がりです。
構成パーツ
続いてはパーツ編。
KUALISに使用したパーツは以下の通りです。
- Frame: KUALIS CYCLES
- Frame Material: 3Al-2.5V CWSR titanium tubing
- Fork: ENVE 1.250 tapered fork
- Seat Post: KUALIS TITANIUM SEAT POST
- Front Derailleur: Shimano ULTEGRA R8150 Di2
- Rear Derailleur: Shimano ULTEGRA R8150 Di2
- Shifter: Shimano ULTEGRA R8150 Di2
- Brake Caliper: Shimano DURA-ACE R9100
- Crank set: Shimano ULTEGRA R8100 50x34T
- Chain: Shimano 12s
- Cassette Sprocket: Shimano ULTEGRA R8100 11-30T
- Handle Bar: ONEBYESU ジェイカーボン グランモンローSL
- Bar Tape: Lizard Skins V2 DSP 1.8
- Stem: KUALIS TITANIUM STEM
- Headset: CHRIS KING NoThreadSet Tapered 1.5
- Wheel: ENVE SES 3.4
- Tire: Continental Grand Prix 5000
- Saddle: SPECIALIZED POWER BRIDGE COMP MIMIC
以下、メインとなるパーツについて詳細に説明。
メインコンポーネント:Shimano ULTEGRA R8150 Di2
2台目では電動変速を導入すると予め決めておいたので、これについてはサッと決まりました。
メカニカルシフト(ワイヤー)だと特にフロントの変速がかなり重く、疲れているときにアップダウンが連続するような地形に突入するともう最悪。電動変速はスイッチを押すだけで変速が完了するので、これからのライドが楽になりそうです。
1台目で使っていたコンポーネントがシマノのR8000だったことや、もしもの時の部品交換の容易さ、値段等の観点からシマノを選択。まあシマノは今納期がとんでもないことになってるので、入手性が良いかというと微妙なところがあるけど。
あと、変速性能が単純に同等程度らしいのでデュラエースではなくアルテグラにしました。デュラエースにすると重さが多少軽くなりますが、価格が無視できないほど上がるので…。
Di2を触るのは初めてなので、設定の仕方などはこれから覚えます。
フレームをオーダーする際にDi2専用設計にしてもらったので、配線類はすべて内装でスッキリしています。いいね。
チェーンリングは以前と同じ50x34Tで、スプロケットは11-30Tを選びました。
ただ自分は11Tや12Tなんて使わないので、以前使っていた14-28Tのようなジュニアカセットが今後発売されたらそれに交換しようと思っています。オーダーする際に最小ギアが14Tになる可能性があると伝えておいたため、14Tを導入したとしてもギアがエンドに干渉する恐れはありません。
R8150の見た目はR8000とそんなに変わってない…というかシマノのコンポーネント自体が地味な外観なので、デザインについては特に言うことないです。
ただ、RDが思ったよりデカいのが気になりました。
R8150ではRDのゲージ長がSS/GSの区別なく一つに集約され、現時点では選べるスプロケットの最大歯数が34TなのでRD自体がかなり大きくなっています。まあ仕方ない。
こだわった点としては、Di2のケーブルをブレーキワイヤーと一緒にトップチューブ内に引き込んでいること。
12速Di2のリムブレーキ版は有線接続となっているため、ハンドル部から出た配線をどうにかしてBBまで持ってくる必要があります。一般的にはダウンチューブに穴を開けてそこに通すところ、リアブレーキのワイヤーと同軸にまとめることで見た目をかなりスッキリさせました。なお、ケーブルとアウターワイヤーは熱収縮チューブでまとめています。
12速Di2のケーブルは従来と比較して相当に細く、トップチューブからヘッドチューブを通してダウンチューブに落とすことが可能です。この状態でも普通にハンドルを90°きれるように調整されているので安心。
ブレーキ:Shimano DURA-ACE R9100
R8150はセットで購入したのでもちろんブレーキもついてますが、数年前に買ったR9100のブレーキが余ってたのでこっちを導入しました。たぶんR8000のブレーキよりは止まってくれるんじゃないかと思ってます。
ただ自分はそんなにブレーキを使わない上に、R8000のブレーキでも十分すぎるほど止まるのでそんなに差は感じられないかも。
ちなみにブレーキケーブルは引き続きアウター・インナーともに日泉ケーブルを採用(カラーも同様)。これについては別のものを選ぶ理由が特にない。
リアブレーキについては、インナールーティング(内装)にしています。
シートポスト:KUALIS TITANIUM SEAT POST
シートポストは、KUALISオリジナルのチタン製のものを採用。
フレームのチタンと同一材料かつ同色なので一体感が強く、フレームの延長線上のような馴染みのある存在感を意図しました。
ジオメトリに基づいて後方オフセットさせており、全体はブラッシュド仕上げで前面にビードブラストでロゴを配置。
繰り返しになるけどフレームもチタン、シートポストもチタンで統一感がすごい。フルカスタムのチタンフレームについてくるチタン製のシートクランプも一緒です。
ちなみに内径部にはカーボンシムが接着されているので、金属同士が重なるときに生じる「サビによるスタック」がありません。なので、仮にアルミ製のシートポストを取り付ける場合でも安心です。
ステム:KUALIS TITANIUM STEM
ステムも同じく、KUALISオリジナルのチタン製ステム。
こちらもジオメトリに基づいた長さや角度になっています。
ハンドルバークランプ部にKUALISの意匠がすでに入っているので、追加のフィニッシングは行っていません。
ヘッドパーツ:CHRIS KING NoThreadSet Tapered 1.5
ロードバイクの回転系にはCHRIS KINGを使っておけば間違いないので、クロモリバイクと同じくシルバーのものを選びました。
特にヘッドパーツはフレームとフォークとの境界に位置するので、余計な色を挟まないためにシルバーにして良かったと思います。
スペーサーはステム直下の一枚だけとし、アクセントとして色は金色にしました。
これは「響け!ユーフォニアム」シリーズの主人公・黄前久美子が使っている楽器YEP-621の色です。金管楽器なので金色です。
「響け!ユーフォニアム」で好きなキャラは結構多い中で、やっぱり一番好きなのが久美子ですね。ちょうど先日"久美子3年生編"のTVシリーズが2024年放送決定!という嬉しいニュースもあったことだし、それを意識しました。
ハンドルバー:ONEBYESU ジェイカーボン グランモンローSL
ハンドルバーはカーボン製のものを採用。
2台目はハンドルバーをカーボンにすると決めていたのと、その中でも狙っていたこの製品がロングライド向けでちょうどいいということでこれにしました。実際に使用してみた結果、自分の手にジャストフィットしていてとても良い(特にダンシング時)。
一般的なハンドルバーとは異なり、ブラケット部がクランプ部に対して5mmライズ&バックしているため、それを考慮してステム等の仕様を決めています。
ちなみに、エンドキャップはフォロワーさんが制作されたチタン製のオリジナルです。フレームもチタン、エンドキャップもチタンということで細かいところで統一感を出しました。
ホイール:ENVE SES 3.4
ホイールについては、新しくリムブレーキ用のENVE SES 3.4(ハブはDT SWISS 240S)を導入しました。自分のライドの特性を考慮し、リムハイトはセミディープリムの3.4を採用(フロント38mm、リア42mm)。
日本という山ばっかりな地形で走ることを前提に、ある程度の万能さがほしいという観点からセミディープを選びました。個人的には4.5だとちょっと平坦志向すぎるかな。
旅バイクとして必要な「壊れなさ」について、ENVEのリムは高強度かつ高精度でこれ以上ないほど優れています。あとはやっぱり地味な見た目も自分好みで、やはりハンドメイドバイクにはENVEがよく似合う。
性能で選んだというよりは、自転車を趣味で乗っている者として質実剛健なENVEのホイールを所持してみたかったという面が強い。スポークも汎用品であるSAPIM CX-RAYを使用しているので、万が一折損しても修理しやすいという利点もあります。
感触としては、今まで使用してきた中ではレーゼロカーボンとBORA WTO 33の中間のような乗り心地です。
ある程度の加速性の良さがベースにあって、それでいて脚に優しいちょうどいい加減の剛性感。ラチェット音はほぼ無音で、静かなのが好きな自分としては嬉しい。振り返ってみれば、歴代のホイールの中ではレーゼロカーボンが比較的硬かったという思い出となりました。
リムブレーキ用ホイールの終焉に先立ってもう1組くらいはホイールを買うかも?と考えているところが、現状で十分気に入っているので他に欲しいホイールが見当たらない。
タイヤについても同様で、GP5000のストックが切れたら検討しようかなレベルです。
サドル:SPECIALIZED POWER BRIDGE COMP MIMIC
以前まではPOWER MIMICを使っていて、もうこれで満足と思ってたらもっと良いサドルに出会えました(これを沼という)。気に入ったのでグラベルロード用にも追加で買ったくらい。
見た目としてはPOWER MIMICのノーズが長くなったバージョンで、パッディングレベルが2から3に変更されています。座った感じは一段と柔らかくなっていて、ロードにもグラベルにも使えるとのこと。たまにグラベルも走る自分としてはありがたい。
自分はいわゆるパッドが入ったレーパンを使ったことがないんですが、そんなカジュアルで無防備な尻でも全く痛くならないのでこのサドルが合っていると思ってます。
おわりに
以上、ざっくりですが新しく導入したフルオーダーチタンバイクKUALISの紹介でした。
色々書いたけど、やっぱり重要なのは乗ってみてどうなのかということ。これから自分がする旅の中でKUALISがどういう顔を見せてくれるのか、それをゆっくりと検証していきたいと思う。
自分が趣味としてロードバイクを始めてからの流れとしては、
- 1台目を買う。
- 各地を走っていく中で、1台目の問題点を見つける。
- ポジションのフィッティングを受け、自分に合ったポジションを理解する。
- 上記を考慮して、2台目を買う。
となって、まあ順当な流れでここまで来ているんじゃないかと思います。
1台目と比べると確かに金額的には多少大きくなったものの、ロードバイクって結局のところ趣味の一つでしかない。自分の場合は「旅をより充実させてくれるアイテム」として認識していて、要はこれからがっつり使い込んでいくというシンプルな方針でいる。
金属フレームということで扱いも容易だし、目立ちすぎない見た目にしたのもあって気軽に乗っていくつもりです。バイクを使い分けるなんて器用さは自分にはない上に、単に部屋の飾りになっている…なんていうのが一番嫌いなので。
2台目だからどうこうという話ではなく、自分の旅に溶け込むような存在になってくれるロードバイク。KUALISを選んだのはそれが一番大きい。これからよろしくね。
1台目に続いて2台目もオーダーフレームのバイクを選んだ自分の結論として、オーダーフレームは別に敷居が高いわけでもないし、選びにくそうな存在でもなんでもないと思う。それはチタンフレームでも変わらない。
現に初心者の自分が初めてオーダーして、それを乗り回して旅を楽しんでいるのが確たる証拠。自分に合った一台を選ぶのに早いも遅いもなく、矛盾したような要望でもビルダーさんはしっかり落とし込んでそれに応えてくれる。
尻込みせず、まずは相談してみるのがいいと思ってます。「理想」を叶えてくれるのがオーダーフレームなので。
Special thanks!!
本バイクの製作にあたり、下記の方々には大変お世話になりました。この場を借りてお礼申し上げます(順不同)。
チタンフレーム一式の制作についてKUALIS CYCLESの西川さん、
カラーリングについてアトリエ・ピノキオさん、
仕様のご相談について工場長さん、すーさんさんささん、amagamaさん
本当にありがとうございました!
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