2020年3月12日に発売された、あfろ先生による漫画「ゆるキャン△」10巻の舞台訪問記録です。
ライドの記事はこちら▶【千頭駅~井川ダム~寸又峡】「ゆるキャン△」舞台訪問 ロードバイクで大井川の奥地を走ってきた - TAMAISM
その他のゆるキャン△関連の記事はこちら▶【原作&アニメ】「ゆるキャン△」舞台訪問記録まとめ - TAMAISM
作中に登場したキャンプ場を除いた場所のみ記載しています。また、今回は10巻には含まれていない第58話までの舞台訪問も併せて行いましたが、そちらに関しては11巻発売後に別途掲載することにします。
- 本作の重大なネタバレを含みますのでご注意ください
- 掲載している店内の写真は全て許可を得た上で撮影しています
- 巡礼や撮影はマナーを守って行うようにしましょう
甲斐大島駅周辺
まずは、おなじみとなった身延周辺から。
第54話「庭キャンと千明の断髪式」で登場したのは、JR身延線の甲斐大島駅周辺です。恵那の家もこの周辺にあるみたい。
周辺には駅隣接の駐車場くらいしか車を停めるところがありませんので注意してください。
ちなみにですが、作中で恵那の家がある場所は畑になってます。
奥大井(大井川周辺)
千頭駅
第56話「鍋と秘境と洋食メニュー」で登場した大井川鐵道の駅です。
奥大井を回るにはやはり千頭駅を拠点にするのがいいと思いますが、千頭駅には駐車場がありません。そのかわり、隣接する道の駅の駐車場を利用させてもらうのがおそらく一番便利だと思います。
なお、大井川鐵道の基点となる金谷駅にも無料の駐車場はなく、付近の有料のパーキングを利用することになります。なので、作中のように電車移動かバイクでの移動がおすすめです。
鐵道を利用しない場合でも、駅構内へは入場券(¥150)を購入することで入ることができます。
ここでちょっと補足。
なでしこが食べようとしていた「長島ダムカレー」は、千頭駅のすぐ前にあるcafeうえまるで食べることができます(¥1,220)。ダムカレーに加えてピザや丼もの、スイーツなどメニューは非常に豊富ですので、散策の合間にここで休憩してゆっくりするのがおすすめ。
ただし、長島ダムカレーは数量限定(一日10食)らしいので、ぜひ食べてみたい!という場合は開店直後を狙うほうがいいかもしれません。
次に、これまた千頭駅前にある豚串を売っている屋台ですが、お話を伺ったところ大体10時くらいから営業開始するとのことでした。
ただし材料がなくなり次第終了で、さらにここは牛/豚串を販売していますが豚串が大抵先に売り切れるらしいので、先程の長島ダムカレーと同様に販売開始直後を狙うのがよさそうです。
最後に、なでしこが長島ダムカレーの後に食べようとしていた川根茶ソフト。これは道路を挟んで反対側にある川根物産で販売されています。
しかし、現在は店舗改装中らしく、この川根茶ソフトは4月から営業開始とのことですのでご注意ください。
金谷駅
なでしこがJRから大井川鐵道への乗り換えで使用した駅。
先程も述べたように、金谷駅には無料の駐車場はありませんので、有料のコインパーキングを利用するか、なでしこと同じように鐵道を利用するのがスムーズです。鐵道を利用しない場合は入場券(¥150)で駅構内に入ることが可能です。
大井川鐵道は色々お得なきっぷが多いので、少なくとも往復で訪問する場合は活用するのが良いと思います。
千頭駅~接岨湖
第57話「吊り橋の国」で登場した吊り橋群が舞台となります。
リンと綾乃は、目的地の畑薙湖までの道すがらに吊り橋を巡っています。作中でも触れられていたように大井川流域は吊り橋が非常に多く、ちょっと寄り道をして吊り橋の上を歩いてみるという体験も簡単にできます。
ただし、車で行く場合は路駐をせざるをえない場所ばかりなため、そこだけ注意してください。
小山の吊り橋付近のトンネル手前です。
作中で登場した「両国吊り橋」「小山の吊り橋」以外にも吊り橋はたくさんあります。
10巻裏表紙の場所は定かではないものの、実際に走ってみた感じでは長島ダム駅すぐ近くの大日トンネル上流側から接岨湖方面を見た景色が比較的イメージに近いのかなと思います。
接岨湖周辺
小山の吊り橋を後にしたリンと綾乃が次に訪れた場所です。
接岨湖には作中の描写通り広い駐車場があるので、ここを中心に散策するのが良さそうです。道なりに進んでいけば左手にあります。
実際に歩いてみたのですが、「八橋小道」とある割には橋が七つしかない…。
大井川を右岸から左岸、あるいはその逆に渡る大きい橋があるので、これを八つ目に数えているのだと思います。
番外編:寸又峡
第56話「鍋と秘境と洋食メニュー」にて一瞬だけ登場した寸又峡、今回は自転車で行ってみたのですが実に面白い場所でした。
3連休とはいえ、半分オフシーズンみたいなものなのでそこそこ空いているだろうと過信して行ってみたところ、夢の吊り橋はなんと1時間待ちでした。これからの季節はさらに混むことが予想されるので、他の場所と同様に早い時間帯に訪問することをおすすめします。
ちなみに桜が入っていた温泉は、寸又峡温泉露天風呂美人づくりの湯という露天風呂のようです。
さらに、すぐ近くにはこれまた作中で名前のみ登場した「足湯カフェ」や「わさびそば」のお店もあります。
寸又峡には温泉宿もあるので、他の場所の散策と合わせてここでゆったりくつろいでみるのもいいかも。
八ヶ岳周辺
本編に登場した場所の紹介は以上となります。
続いてはSPECIAL EPISODE「サウナとごはんと三輪バイク」で登場した場所です。このときはヤマハのトリシティ125とのコラボということで随分話題に上がりました。
スパティオ小淵沢 延命の湯
リンがキャンプ場に向かう前に立ち寄った日帰り湯です。
ここは温泉だけでなく、宿やお土産屋、さらには食堂も併設されており、隣には道の駅もあるので一休みするには最適です。
高岡和食処
温泉に入ってお腹が空いたリンが昼食に寄ったお店です。
天ぷら定食は竹(¥980)と松(¥1,500)の2種類があり、天ぷらは季節などによって多少変わるようです。
もちろん天ぷら定食以外にもメニューは豊富です。
ひまわり市場
リンがキャンプの買い出しをしたスーパーマーケットです。
ここはとにかく肉類の品揃えが素晴らしく、作中の描写通りハムやベーコンの種類が非常に豊富です。キャンプはもちろん、ちょっと肉や酒を楽しみたいという場合でも超おすすめできるくらい素敵なお店でした。こんな店が近所にあったらと何度思ったことか。
その他
第53話「アルコールストーブをつくろう」で登場したアルコールストーブですが、実は私は作ったことがあります。
以前、ランプの宿で有名な渡合温泉旅館に行った際に、ご主人に作り方を教わって一緒に作りました。
なかなか取り扱いは難しいものの、割と簡単に火が調達できる上、見ての通り炎の形がとても美しいです。雰囲気だけ楽しむこともできるので、試しにちょっと作ってみるのも面白いかと。
以上、ゆるキャン△10巻の舞台訪問でした。
大井川キャンプ編は11巻にも続くようで、なおさら次回の訪問が楽しみになってきました。大井川の奥地には温泉もキャンプ場も多いので、ただ訪問するだけでなくアウトドアも一緒に満喫できるのがいいポイントだと実感できました。
次の訪問時は気温が高い頃だろうし、また自転車と一緒に散策してみたいと考えています。
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