今回は長野県の湯田中渋温泉郷にある角間温泉 越後屋旅館に再び泊まってきました。
前回訪問は2020年12月で、ロードバイク旅の道中の宿として宿泊した越後屋旅館。寒い時期に泊まる温泉旅館では素晴らしい時間を過ごすことができましたが、ロードバイクでの移動ということで旅館に到着する時間が遅くなってしまったり、直前の予約だったため素泊まり(食事なし)だったりと心残りな部分がありました。今回はその反省を活かして二食付きで予約し、静かなひとときを満喫できたのでその様子を書きたいと思います。
なお訪問時期は前回と同じく冬場の1月。角間温泉の源泉温度は比較的高いため、温かい時期よりは寒い時期のほうがゆっくりと浸かることができます。
歴史と外観
まずは歴史と外観について。
- 最初、現在の角間温泉街のもう少し山側に源泉があり、5~6軒ほどの建物が最初にあった。後の1778年に真田藩の助力を得て現在の大湯がつくられ、温泉の中心部を移動させた。大湯の周りに10軒ほど建物が新たに建てられて現在の角間温泉の原型が形成された。その後、営業形態を旅館に変えて今に至る。
- 表通り沿いの本館は明治3年建築。奥の2階建ての別館(前回泊まった棟)は、大正13年に増築された。
- 屋号の「越後屋」とは別に、建物の名前として「對笠館(たいりゅうかん、「對」は対の旧字)」が付けられている。これは近くにある志賀高原の笠岳(標高2,076m)と同じように大きい存在でありたいという願いから命名された。大正15年の広告には、「信州角間温泉 對笠館 越後屋寅之助」の名称で記載されている。
- 多くの文人学者が多く滞在したことでも知られ、小説家の吉川英治は越後屋旅館に逗留し小説を執筆した。
手前の本館が明治時代、奥の別館が大正時代の建築と、非常に貴重なもの。本館については玄関から2階、3階と手前側に軒先がせり出してくる、いわゆる「せがい造り(船枻造り)」をしており迫力があります。






建物右横の路地を進んでいくと、建物右側面に内湯の窓が見えました。その奥に位置するのが別館で、前回宿泊時は気が付きませんでしたが別館に直接入るための入口が右側にあります。
館内散策
本館1階 玄関周辺
それでは館内へ。
越後屋旅館には駐車場らしい駐車場がなく、車で訪問した場合は建物前に駐車するように言われます。従って停めやすい場所に停められるかは到着時間帯によります。


玄関横には「長野県農協旅行あっ旋部 協定旅館」の文字。
こういう風に昔は特定の団体がよく利用する旅館だった、という事実が玄関先に示されている点が好き。表示形式も紙やプラスチックのようなペラいものではなく、鋳物で作られた重厚なタイプでした。他の旅館でも似たようなものを多く見かけていて、昔の旅館は団体旅行になくてはならない存在だったということがよく分かります。



玄関を入ったところの様子。玄関土間の正面に2階への階段と1階奥へ続く廊下があり、廊下の左側には食事会場として使用されている部屋があります。また階段の右手前には様々な展示物が並び、ファンヒーターも置かれている玄関ロビーのようなスペースが設けられていました。
玄関土間については天然の石を多く使用した、凹凸の多い路面となっています。かなり広いので、例えば大雪の日など天候が悪い日に外出準備や帰宅時の片付けをするのに便利です。




越後屋旅館の構造は建物の真ん中に廊下が通り、その左右に客室が配置されている非常にシンプルなもの。廊下の曲がり角は必要最小限であり、動線がほぼ直線で迷うことがありません。例えば真正面に見える廊下は帳場前から2階へのもう一箇所の階段、内湯、洗面所を通って別館へ続く階段まで一直線に繋がっており、見通しが非常にいいです。
廊下配置や客室位置というのは後から変更するのが困難な要素であり、従って建物を最初に建てる際によく考えておく必要があるもの。その点でいうと、越後屋旅館の構造を考えた人は思考がスマートだったんだろうなと思います。
本館2階 階段~廊下
それでは、本日泊まる部屋がある2階へ向かいます。






階段を上がったところ。
2階は建物中央の廊下に寛げるスペースが設けられており、この廊下から表通りに面した建物正面、左側面、右側面の客室の入口になっています。さらに廊下自体は2階の奥へとさらに続いているため、自分が今いる場所が各所へ向かう動線の起点になっている感じ。
1階と同じく2階も「建物中央に廊下が通っている」構造になっている(=窓が少ない)ことから、館内の中では比較的暗さを感じる場所でもあります。従って電灯の明るさがここではより強く感じられました。



古い建物らしく、階段の手すりの高さは必要最小限。膝くらいまでの高さしかありません。

個人的には、客室群の中央に大きなソファが置かれているのが良いと思いました。
玄関周辺にはあまりスペースがないため、ほとんどの宿泊者が集まることになる2階廊下にロビー的な場所を設けるのは理にかなっている。




本館を玄関前から眺めた際は左右対称だと思ったものの、実際には2階への階段の影響で内部の客室配置はやや異なっています。階段周辺の客室数は表通りに面した正面が2部屋、右に1部屋、そして左に2部屋の計5部屋となっていました。階段を上がってすぐ右側には3階にあがる別の階段があり、これによって右側面は1部屋に収まっています。
左側面の客室2部屋については、上の写真の通り白壁の中に特徴的な飾り窓が設けられていました。窓の形状や補強の入れ方がすべて異なっていて見応えがありますね。対して右側面の1部屋は透かしの入った一般的な窓となっていて、窓の上には小さな屋根のような意匠があります。

建物正面側の2部屋の入口は、比較的シンプルな襖戸です。



で、越後屋旅館には実は3階があります。現在では立ち入ることはできませんが、階段下から見た限りでは屋根裏部屋のような小さなものではなくちゃんとした部屋があるように見えました。外観を確認した際に見えた、三角屋根の中央にある窓がその部屋のようです。
最初から木造3階建てとはっきり分かっている場合と比較して、「木造2階建てだと思っていたら実際には木造3階建てだった」というときのほうがインパクトが大きい。館内を散策するのが好きな自分としてはこういう発見があると嬉しいので、今後も旅館に泊まった際には隅々まで歩いていきたい。

廊下を建物奥方面へと歩いていくと右側に男女別のトイレ、正面に階下への階段、そして左側の小さな階段を上ると別の客室がいくつかあります。
トイレについては限られた空間に収めているためか入口の角度がそれぞれ異なっているほか、トイレ内部も複雑な構造をしていました。古い建物を近代的に改築しようとした際に困難が予想されるのは水回りだと思っていて、特にトイレは男女別にする必要があるし、利便性のためには水洗を整備するのが望ましいしで制約が多いはず。




本館2階の散策は以上で、2階の空間のほとんどを客室と廊下が占めているのが分かります。
設備的に複雑な温泉(内湯)はすべて1階に集約され、客が泊まる空間は2階にあるという実に分かりやすい造り。時代が経るにつれて本館だけでは客室が不足していったため別館が増築されて今に至ります。建物が形成されていく流れはどの旅館でもある程度は共通である一方で、館内の造りや配置などは千差万別なのが面白い。その旅館にはその旅館にしかない良さがあり、実際にこうして歩いてみるとより深く実感できる。
本館2階 泊まった部屋
今回は泊まったのは玄関真上に位置し表通りが一望できる「6号室」で、広さは8畳+広縁付き。客室内の広縁からは角間温泉のシンボルでもある大湯が見えるほか、他の旅館も一望することができました。
設備はこたつ、温泉の熱を利用したエアコンのような機器、テレビ、ポット、金庫、ファンヒーター、内線、鏡台が揃っています。また広縁の左奥には冷蔵庫があり、中で瓶ビールやジュースが冷やされていました。アメニティは浴衣、タオル、バスタオル、歯ブラシ、さらに冬の間は追加の掛け布団もあるなど暖房器具が充実しすぎていて快適そのもの。
布団については投宿時にすでに敷かれているため、夕食の時間まで軽く寝ることもできます。




6号室は、自分は冬の温泉旅館においてこういう部屋で一夜を過ごしたい、という願望がすべて詰まっている部屋だと思いました。部屋に入ってすぐに見えるコタツと布団、そして広縁。部屋の左側に目を向ければ精巧な床の間に適度に物が置かれており、8畳の広さの中の居心地の良さが半端ではない。
何よりも畳敷きの和室はただその中に身を置いているだけで精神が落ち着いてくる。また冬の時期はエアコンのみだとやや暖かさが不足しがちであり、コタツの存在は非常に嬉しいです。



そして部屋の良さを一段階引き上げてくれるのが、巷で定期的に話題に上がる広縁の存在。
広縁の椅子に座っていると「屋外の様子」と「自分が泊まっている部屋の中の様子」の両方が視界に入ってきて、ただ単純に窓際に座っているのとは少し異なる感覚になれる。これは特に夕方とか早朝の時間帯だと強く感じられるけど、たぶん視界内の明暗の差が影響していると思う。









広縁からの眺めはこんな感じで、越後屋旅館の表通りを一望することができます。客室内と広縁は障子戸で区切られており、広縁の窓はとても古い造りをしていました。また窓の外にも背が低い欄干がそのまま残っています。
越後屋旅館の前は角間温泉の中心部といってよく、共同浴場である大湯には近隣の方が多く入りに来られていました。広縁に座っているとその様子が一望できるわけで、なんか得した気分になれる。この気分を味わえるのは表通りに面した客室2部屋(ここと隣)のみであり、今回泊まれたのは本当に運が良い。
大正時代の宿泊者も自分と同じように、広縁に座って表通りを眺めたのだろう。町並みは様変わりしているかもしれないけど、こうして当時の人と同じ体験ができていることが嬉しい。
本館1階 内湯前廊下~洗面所
続いては2階奥側の階段を下り、本館1階廊下を別館方面へ進みます。





階段を下った先、内湯3箇所が並んでいる廊下の左側は中庭なっていました。この中庭の存在は表通りからは全く分からず、泊まってみて初めて知ることができます。



廊下を表通り方面へと歩くと玄関前へと戻ってきました。
玄関から先の客室配置は、廊下の左側に部屋がいくつか並んでいます。これらは昔は来客用の部屋として使われていたようですが、現在では食堂として利用されています。廊下の反対側の右側は2階階段の裏から帳場、厨房、居間が並んでおり、つまり玄関前の階段から奥の階段までの区間が旅館側の居室という扱い。
すでに述べた通り1階の廊下は玄関から建物前までバシッと通っていて、例えば温泉前に居たとしても来客があればすぐに分かるようになっています。

続いては内湯前を通り過ぎて別館方面へ。
内湯の一つ「大浴場」の前の廊下や別館階段の一部には、歯車の形をした古材(水車の部材)が埋め込まれています。この意匠は湯田中渋温泉郷の他の旅館でも見たことがあるもので、旅館と客がしっかりと噛み合ってうまくやっていこうという思いが込められているもの。確かに歯車と歯車は噛み合うことで回転や動力を伝達する機械ですが、それをこのような形で意匠にしているのは粋だ。






そのまま奥へ進むと洗面所があります。本館の客室からは少々遠く感じますが、洗面所を使用する頻度は高くないので問題なし。自分は温泉で温まった後、洗面所でキンキンに冷えた水を飲んでクールダウンしていました。
別館1階 階段~廊下
今回は本館に泊まるため別館に用事はありませんが、せっかくなので階段と廊下だけ散策しました。この日に見かけた宿泊者は4組ほど居た気がするものの、夕食の時間帯に遭遇したのは1組(老夫婦)のみ。他の客は別館に素泊まりで泊まっているようです。







別館への階段の両側は内湯区画と同じコンクリ製で、ここだけ切り取ると確かに別館は本館とは別の建物というのが多少実感できました。それでも階段左側の壁の上部にすぐ廊下が設置されているあたり、継ぎ目というか境界が滑らかに感じられます。
あと本館1階から別館1階へは階段で上がることになりますが、別館1階は表通りから見ると2階の高さに相当しています。つまり別館2階は実質3階の高さということになり、自分も別館2階に泊まった際は錯覚を起こしました。
温泉
家族風呂
館内の散策はこれで終了し、続いては温泉へ。
- 源泉名:上原第1源湯・上原第2源湯・小つちの湯混合温泉
- 泉質:ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性弱アルカリ性高温泉)
- 泉温:64.5℃
- pH:8.42
- 知覚的試験:無色透明、無臭
- 適用症:筋肉若しくは関節の慢性的な痛み又はこわばり(腰痛症、神経痛、打撲、捻挫等)、運動麻痺による筋肉のこわばり、冷え性、胃腸機能の低下、軽症高血圧、自律神経不安定症等
越後屋旅館の内湯は趣が異なる「家族風呂」「大浴場」「檜風呂」の3箇所があり、いずれも家族湯形式で空いていれば自由に入ることができます。要はその温泉にグループ単位で入ることになるため、じっくりと入ることが可能。温泉旅館における内湯や露天風呂って他の客の動向が気になるケースがままある(特に浴槽が小さい場合)ので、自分たちだけの時間を過ごせるのは満足度が高いです。
というわけで、まずは家族風呂から。




家族風呂の様式はローマ風で、複雑な模様のタイルや円柱、そして半月状の窓など和風建築にはない要素をふんだんに取り入れているのが特徴。今まで館内で見てきた純度100%の木造旅館とは異なり、ここにきて和洋折衷の雰囲気が漂っていました。
こちらは脱衣所と浴室が分かれておらず、入口付近にある脱衣所で服を脱いでからそのまま段差を降りるだけで温泉ゾーンに入ります。




家族風呂は浴槽の形状がまた独特で、腰掛けるところがまるで椅子のように円弧を描いていました。ここに座っていると本当に居心地が良く、他の温泉にはないポイントの一つだと思います。
源泉温度は高めなものの冬場なこともあって実際の温度は控えめ。自分でも長く浸かっていられるほどに快適(40~41℃くらい)でした。逆に暖かい時期は温度が高めのまま保たれてしまい、近くの渋温泉と同様に長湯は難しいと思います。




ちなみに温泉の注ぎ口はカエルになっています。こういうところでカエルが登場してくるのは珍しい気がするけど、越後屋旅館とカエルは何か関係があるのだろうか。なおカエルは丸みがある形状をしていて、特に側面から眺めるとさらに可愛く見えました。この曲線美がたまらない。
大浴場
家族風呂の隣が大浴場です。

大浴場及び檜風呂は脱衣所と浴室が分かれています。






家族風呂と同様に大浴場も洋風な造り。家族風呂とはまた異なるカラフルなタイルで浴室が構成されているほか、浴槽の形も数学の問題で出てきそうな直線と円弧を組み合わせたものとなっていました。また窓が廊下側と建物外側との2面にあって室内が明るいです。
源泉投入口にはヴィーナス像が鎮座しており、手に持っている壺から源泉がかけ流されている。ここの周辺の湯は温度がかなり高めなので近寄らないほうがいいかも。
本館が建てられた明治時代、それから別館が増築された大正時代は海外の文化が多く流入した時代でもあり、和風建築の中にこのような「洋」の要素が多いのはその影響なのかもしれません。一つの旅館の中で複数の時代、それから複数の文化が混ざり合っている様子は面白い。
檜風呂
最後は檜風呂です。




檜を使用した浴槽は人体への親和性が高く、身体を預けたときの適度な硬さが気持ちいい。他2箇所のタイル製の浴槽とはまた異なる良さがあります。
以上が越後屋旅館の内湯の様子ですが、3箇所もある上に共同浴場に行く人も多いと考えられるためどの時間帯でもどこかの温泉は空いているはず。なのでふらっと入りに行っても問題なく入れると思います。
夕食~翌朝
以上で館内の散策は終了したため、後は夕食の時間を待ちながらのんびりと過ごす。
完全に暗くなってしまう前に、帳場で鍵を借りて角間温泉の共同浴場(3箇所)に入りに行きました。温泉は無色透明でクセがなく入りやすい印象です。また共同浴場は空間的に浴室と脱衣所が屋外と直結していることからほぼ外気温であり、冬の間は浴槽温度が低くなっているため長湯が可能。身体がじゅうぶん温まったこともあって共同浴場から旅館に戻る道中もしっかりと熱が持続してくれました。
共同浴場の中では大湯を利用する人が多く、家族連れも訪れていて比較的混んでいました。逆に温泉街中心部から離れた大湯以外はねらい目かもしれません。





館内に掲示されている注意事項などの文字。
表示によってフォント、文字色、デザインなどがすべて異なっていて、目についたものを読んでいるだけでも面白い。建物の構造や造りだけではなく、こういう小さな部分でもその旅館の特徴が出ているな…。




共同浴場から戻った後は部屋に帰り、コタツに入り込んで夕食の時間を待つ。
この「温泉旅館において温泉に入りに行った後の、部屋で休憩している時間」が自分は好きだったりする。夕食を食べてあとはもう寝るだけという時間帯とは少し異なる、次の行動までのわずかな遷移域。この20~30分くらいの間を畳に寝転がって過ごせるのが実に嬉しい。
そうこうしていると夕食の時間(18:30)。越後屋旅館では食事場所は各部屋ごとに分けられており、今回は玄関入ってすぐ左側の部屋でいただくことになりました。






食事会場には様々な展示物があったり、頭上には大きなひょっとこの面があったりとインパクトが大きい。またファンヒーターは見たことがないほど古いものでしたが、現役で使用されている品ということでこれも驚きました。なんかラジカセのようなボタンやランプをしていて歴史を感じる。
夕食の内容は信州サーモンのホイル蒸し、長芋の胡麻和え、お刺身、蕎麦、野菜の煮物、お吸い物などが並びます。全体的にちょうどいい量でどの品も美味しく、内湯に共同浴場にと温泉に入りまくって消耗した身体に料理の美味しさが染み込んでいく。







うま…。
なんだかしんみりとした旨さだ。肉、魚、野菜と一通り揃っている上に腹八分目くらいで収まるボリューム感。食後に苦しくて動けない、とならない適度な量で、この後に温泉に入って布団に入り込んだら熟睡できそうだと予想できるくらいに充実した夕食になりました。




夕食後はせっかくなので部屋備え付けの冷蔵庫の中にある瓶ビールを飲む。
自分は宿泊先で酒を飲む場合は夕食時に注文することがほとんどで、食後に部屋で飲むことはあまりしません。ただ今回は広縁に古いタイプの冷蔵庫があり、中にあるビールが飲んでほしそうにしていたので…と言い訳してみる。たまにはこういう体験もいいだろう。
翌朝は朝風呂に行く余裕のある時間に自動的に起床し、すべての内湯に少しずつ入ってから朝食(8:00)へ。冬の早朝の冷え込んだ空気のなか布団から這い出し、暖房をオンにしてから温泉へ行くまでの時間が好き。冬の醍醐味の一つだと思う。




朝食の内容はこんな感じで、朝からシャキッと目を覚まさせてくれるリンゴジュース、鮭の塩焼き、目玉焼き、味噌汁、漬物などが並びます。



越後屋旅館での朝の時間は静かに過ぎていき、気がつけばもう出発の時間。新年から良い体験ができて今年も良い一年になりそうだ。
おわりに
湯田中渋温泉郷では湯田中温泉や渋温泉の知名度が高く、そっちに泊まる人が多いと思います。それに対して角間温泉は山の麓にひっそりと佇む小さな温泉街であり、華やかさはない反面、喧騒から離れて温泉そのものに集中することができる。越後屋旅館からは共同浴場にも行きやすく、落ち着ける雰囲気も相まって一日だけではなく二日、三日と長く滞在したくなる旅館でした。
おしまい。
【参考】前回泊まった際の記録はこちら

コメント