- Part 1 : 福田海岸~下田
- Part 2 : 富士宮~身延山~下部温泉
- Part 3 : 下部温泉~本栖湖~ほったらかし温泉
新年あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。
新年一発目から自転車に乗ってきました。一年の計は元旦にありということで、今年は昨年と比べると自転車に乗る割合が少しは増えるかなと思ってます。
はじめに
今回のライドのきっかけは、ゆるキャン△5巻に登場した場所に起因します。
リンちゃんが磐田の「福田海岸」で初日の出を迎えるというシーンがあり、自分も興味を持ったので同じことをしてみようと思い立ったのが始まりです。ただし、それだけだともったいないので他の場所も合わせて自転車で回ることにしました。
結果としては、以下の行程でゆるゆるとしたライドを行いました。
- 1日目::福田海岸、伊東~下田ライド、下田泊
- 2日目:下田と沼津観光、富士宮泊
- 3日目:富士宮~下部温泉ライド、下部温泉泊
- 4日目:下部温泉~ほったらかし温泉ライド、甲府ゴール
2日目は当初下田から沼津まで走り、1日目と合わせていわゆる伊豆半島一周ライドをするつもりでいたのですが、1日目の伊東~下田の区間であまりのアップダウンの多さに気づいてしまったので断念。観光に切り替えました。
3日目、4日目は以前走ったことがある区間を含んでおり、そこからほったらかし温泉まで足を伸ばした形になります。
福田海岸で見る初日の出
福田海岸は当然ながら海に面しており、近くに駅もないので自動車やバイク、自転車以外だとちょっとアクセスが難しいといえます。
今回は前日(大晦日)に浜松に宿泊し、早朝日の出前に浜松から福田海岸までグラベルロードで走ることにしました。
浜松からの距離は約16km。アップダウンは皆無ですが風が強かったのでそこそこ大変でした。
海岸には比較的早い時間に着いたのですが、肝心の鳥居がどこにあるか分からず、しばらく海岸沿いに走ることになりました。
作中ではそこまで混雑していない風な描写になっているものの、実際には滅茶苦茶人が多いです。やはり有名なスポットのようです。
そしてしばらく待つと…。
初日の出!!2019年が来た!!
この日は雲ひとつない快晴で、空がいつも以上に広く見えました。それにしても元日から天気に恵まれるなんて運がいいです。
海岸では甘酒の振る舞いや餅投げが行われていました。
海岸の駐車場にはなんとしまりんビーノが2台も置かれていました。うち一人はこの前の五条ヶ丘クリキャン△にも参加されていた方でした。この方以外にもゆるキャン△ファンっぽい人を何人か見かけたので、やはり皆さん同じことを考えるようです。
伊豆ライド
初日の出の余韻にじっくり浸りたいところですが、今日は下田まで行かないといけないのであまり時間に余裕がありませんでした。
早速浜松まで引き返し、輪行で伊東駅に向かいます。
伊東駅に到着。予想通り伊豆はかなりの混雑具合でした。
作中の描写どおり、正月は関東から訪れる人が多いようです。
ライドの装備についてですが、今回の荷物も今までと大差ありません。強いて言えば服装が冬仕様になったことくらい。靴下は二枚重ねにしてあるし、冬用のジャケットも着て行きました。
今日走ることになる静岡はまだそこまで寒くなかったものの、3日目、4日目あたりの山梨ライドではかなり気温が冷え込みました。ただ、結論から言うと今回持っていった装備で十分耐えることができました。
グビ姉歓喜のお店 広井酒店へ
伊東から下田へは国道135号をひたすら南下していくことになりますが、その前にちょっと寄り道します。
その場所とは広井酒店。
すでにゆるキャン△ファンの間では話題になっているようで、6巻で野クルメンバーがお世話になったご夫婦が経営している「飯田酒店」のモデルになったお店として有名です。
この「伊豆高原 桜並木通り」の付近にある酒屋さんがこの広井酒店しかないこと、通販サイトのレイアウトが似ていることなどから、ほぼここで間違いないだろうと言われています。
この前の五条ヶ丘クリキャン△で、キャンプに参加された方から頂いた伊豆の地酒「池」(作中で登場したお酒)が非常に美味しかったため、舞台訪問をすると同時にここで池を購入しようと考えたわけです。
つまり、グビ姉と同じ体験がしたいということ。
広井酒店に到着。
国道135号からお店の前まで続く坂道が結構きつく、グラベルロードで上るには少々難儀でした。
お店の外観はあまり一致しません。もしかしたら建物は他の場所のものを使用しているのかも?
中に入った「池」の有無を尋ねたところ、いきなり店主さんの口からゆるキャン△の言葉が出てきてびっくり。お話を伺うと、昨年10月頃からお店の通販で「池」の注文が激増し、疑問に思っていたところにファンの方が訪店、それでゆるキャン△の存在を知ったということでした。
漫画の中に登場したお酒を取り扱っているお店ということで一気に注目度が上がった様子です。
もちろん「池」は多数置いてあったので一安心。家で楽しむために2本購入しました。
さらに、この池と伊豆味噌で作られたというお肉の味噌漬けも購入。店主さん一押しということで3つ買いました。
この組み合わせがもう最高。
お肉の中に池がしっかり染み込んでいるだけあって、池との相性は抜群。
広井酒店さんで池を購入される際は、この伊東の味噌漬けもご一緒に是非どうぞ。自信を持っておすすめできます。
お店が遠くて行けないよという方は、作中と同じく公式の通販サイトがありますのでそちらから購入できます→広井酒店
5巻ではかなりの活躍をされたご夫婦なだけに、アニメ二期でも登場する可能性は高いです。その際はどんな描写になるのか楽しみ。
すっかり広井酒店さんが気に入ったので、通販サイトでお酒を買うのはもちろん、またいつか再度訪れる予定です。
過酷な伊豆ライド
広井酒店さんを後にして、今日の目的地である下田まで伊豆ライドを続けます。
しかし…。
伊豆半島はアップダウンが非常に多く、滅茶苦茶上って下っての繰り返しがほとんどでした。ただひたすらに上りのみというわけではないので、並のヒルクライムよりも疲労の溜まり具合が早く、体力を削られてしまいます。
おまけに道が狭いのに交通量が多いという、走りにくさもかなりのレベル。路側帯が狭いのでスピードを出しにくいです。
東伊豆町付近では事故渋滞に巻き込まれたりなんかもして、ハードな一日になりました…。救急車が2台くらい来ていたので、比較的大きな事故だったようです。
ノンストップで走り続けて景色を楽しむ余裕がなかったため、下田まであと一息というところで一旦休憩します。
ここは白浜という場所で、日本の快水浴場100選にも選ばれた白砂の海水浴場として有名です。
夏場には超混雑しそうなこの場所も冬場は閑散としているかと思いきや、サーファーの方が結構いました。
冬の海=風が強いというイメージが強かった一方でこの日はそこまで強風というわけでもなく、身体が冷えない程度にはのんびりできました。こういうのもいいね。
下田まで走ってやっとゴール!とか思ってたら、宿の場所がさらに10kmほど離れたところにあって泣いた。
自転車旅行の際は、予め宿を予約せずに当日どうするか決めるほうがいいのかもしれません。
自転車旅行の特徴は良くも悪くも自由!という点にあるので、今後はそれを頭においた行程を組んでみようと思います。
下田の金目鯛バーガー
むくり。
昨日は下田を散策する時間が全く取れなかったため、今日はライドを中止して下田観光に切り替えました。
ゆるキャン△で下田といえば、そうです。金目鯛バーガーです。
7巻で登場して初めてその存在を知った金目鯛バーガー。これは食べてみるしかないでしょう。
下田の地魚といえば金目鯛。下田は金目の水揚げ日本一で有名です。
旅館から昨日走った道を引き返して、訪れたのは道の駅開国下田みなと。
「金目鯛バーガー」で検索をすると、どうやら下田でそれを提供しているお店はこの道の駅にあるRa-maruというお店だけみたいです。また、名称としては金目鯛バーガーではなく「下田バーガー」が正式のようでした。
店内は開放感あふれる港の店という雰囲気。店内だけでなくテラス席もあります。
開店と同時に下田バーガー(¥1,000)を注文し、待つこと数分。
きた!下田バーガーだ!
第一印象はとにかくデカいということ。ただしデカいだけでなく味も素晴らしく、カリカリに揚げた金目鯛には少し辛めのソースがかかっており、カマンベールチーズやトマトとの組み合わせがGood。通常のフィッシュバーガーよりもかなり濃厚です。
かなりの量があるため、開店と同時に訪れる場合は朝食を抜いたほうがいいかもしれません。
下田は伊豆半島の海岸沿いのちょうど真中付近にあるため、例えば伊豆半島一周ライドの際の休憩地点としてもちょうどいいと思います。美味しくカロリー補給もできて一石二鳥。
この日はがっつり金目鯛を満喫してから富士宮に移動し、宿にチェックインしました。
Part 2に続きます。
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